トンネルをぬけると…そこにはアートがあった。
大地の芸術祭の里、越後妻有に、青春18切符を使って行ってきました。
最初に越後湯沢駅からバスで清津峡に向かいます。バス停から歩いて30分ぐらいで到着。暗いトンネルを通ってたどり着くのが、今や有名な場所です。
Tunnel of Light マ・ヤンソン/MAD アーキテクツ 中国
その時の天気、様々なポーズをとっていてる人々も含めてアートだと感じました。
ここでランチをし、足湯につかり、のんびりしてから越後湯沢に戻るのもいいでしょう。私はバスで先に向かいます。バスでJR飯山線の森宮野原駅へ。
途中の土市駅では、車窓から Kiss & Goodbye 、台湾の絵本作家ジミーチャオの作品です。
そして十日町駅到着。歩いて15分位のところにキナーレがあります。
まず、目に入ってくるのは、水鏡!?いえいえ。
Palimpsest: 空の池 レアンドロ・エルリッヒ アルゼンチン
今回私が一番気に入ったのはこれ。暗闇に慣れてくると壁に浮かぶ影、「あ、鉄橋だ…」と気がついた時から、銀河鉄道の夜のような幻想的な世界にひきこまれました。通り抜ける山やトンネル、そしてそれが何で作られてるか観察し始めて、作品が理解できたような気がしました。
最後に、この地域への入り口でも出口でもあるトンネルを象徴した他の作品を紹介。
Rolling Cylinder, 2012 カールステン・へラー ベルギー/スウェーデン作品
トンネル レアンドロ・エルリッヒ アルゼンチン 作
2021年はトリエンナーレの年、できれば再訪してゆっくり巡りたい、そう思いながら、実際のトンネルを通ってこちらに戻ってきたのでした。