蛮族へ前進 キーセレアキノ【基本編】
アキノちゃんはそんな子じゃありません お久しぶりです。ソリストと申します。
時間が空いてしまいましたが、
昔組んだキーセレアキノの最新版が組み上がったので解説したいと思います。
初めて僕の記事に来た方のためにデッキを簡潔に説明させていただくと、
「3ターン目に盾を6~7枚割ってそのまま勝つ」 という最高にロックで野蛮なデッキとなっています。 一応↓の記事の続編みたいな形になっていますが、今回の記事はこれまでの内容を踏まえつつ、これさえ見れば全部分かる!というものにしていきますので、過去の記事は見なくても大丈夫です。
※追記:あまりにも長くなりすぎたので
【基本編】【応用編】で分けることにしました。相互に飛べるようにするのでユルシテ…
それでは、本題にどうぞ。
■デッキレシピ
・ルリグデッキ
〈未来へ前進 アキノ〉
〈想いへ前進 アキノ〉
〈輝きへ前進 アキノ〉
〈憧憬へ前進 アキノ〉
〈欠片へ一歩 ヒラナ〉
〈ヒラナ※グローイン〉
〈明日へ飛翔 レイ〉
〈レイ※一斬〉
〈クリスタル・エクスプロージョン〉
〈時雨の調 ゆきめ〉
〈Glory Grow〉
〈発進!WIXOSSロボ〉
・メインデッキ/LB有り枠
〈アーク・オーダー〉×4
〈コードメイズ ウェカワ〉×4
〈羅植姫 ラベンダー〉×4
〈コードVL 戌亥とこ〉×4
〈幻怪 ドーナ//メモリア〉×2
〈凶天 ガープ〉×2
・メインデッキ/LB無し枠
〈コードアート Kイチュデ〉×4
〈翠魔 バン//メモリア〉×4
〈コードアート C・M・R〉×4
〈コード2434 星川サラ〉×2
〈聖凶天 マスティマ〉×2
〈小装 イワトオシ〉×1
〈羅石 H・マイク〉×1
〈サーバント T2〉×1
〈サーバント Q2〉×1
■デッキの動き方、回し方
レシピだけ見ても動きが理解しにくいと思うので、採用カードの細かい解説は後にして、このデッキの動き方を解説します。
大事なカードだけ最初に解説します。
・キーカード解説
1.〈Glory Grow〉
これを使うためにチームを組んでいます。
普通に使えばルリグアタックで2点通せるだけのカードですが、次のカードと組み合わせると爆発的な打点を出すことが出来ます。
2.〈アーク・オーダー〉(以下、オーダー)
場のシグニ2体をコストに、ルリグをアップさせることが出来ます。そしてなんと能力が消えません。〈Glory Grow〉の効果はターン中ずっと続くので、コストがある限りは[ダブルクラッシュ+ガード不可]の状態で何度でもルリグアタックをすることが出来ます。
しかしコストに場のシグニを2体要求するので、普通にやれば1回アップしただけで終わりそうですが…
3.〈コードメイズ ウェカワ〉
〈オーダー〉のコストでトラッシュに置かれると、レベル2以下の黒シグニが出てきます。場のシグニが供給されるので、ルリグでアタック出来る回数が増えます。
4.〈凶天 ガープ〉
〈ウェカワ〉の効果で出したシグニはなぜか出現時能力が使えるので、 これを出すとシグニが更に増えます。シグニが増えるということはルリグアタックの回数が増えるということです。
5.〈羅植姫 ラベンダー〉
出現時に〈ウェカワ〉を下に敷くと、コストでトラッシュに置かれた時に〈ウェカワ〉が出てきます。つまりシグニの数が増えます。シグニが増えるということは(ry
これらのカードを組み合わせることで、〈Glory Grow〉で4~5回アタックして勝つことを目標としたデッキになります。
ここからは詳しい回し方になります。
・マリガン
・〈オーダー〉
・〈コードアート C・M・R〉(以下カメラ)
を全力で引きにいきます。両方手札にある場合は、Lv1を探しにいきます。コンボパーツとサーバントは返して大丈夫です。
・1~2ターン目に意識すること
①相手のエナを絞る
エナは極力与えたくないので、〈カメラ〉は可能な限り出しておきましょう。2体出せるなら出しましょう。
効果はイマイチピンと来ないかもしれませんが、要するに「効果によるエナチャージ」が出来なくなります。〈童話キー〉などがこれにあたりますね。これで絞った1エナが勝敗を分けることはよくあります。
〈ヒラナ※グローイン〉については、焼けるエナがある時に積極的にグロウしましょう。〈TMB〉にエナ焼きを防がれたり、普通に何かのコストで払われたり、焼ける機会はあまり多くないです。一度も焼く機会が無ければ諦めて詰めるターンに乗ることになります。
モード選択については、エナの方が足りなくなりがちなのでエナチャージを選ぶことが多いです。
②エナを貯める
このデッキ、コンボに凄まじいエナがかかります。毎ターンのエナチャージは欠かさないようにしましょう。また、〈バン〉は引けたら積極的に出し、2エナチャージをしていきましょう。体感ゲーム中に1~2回は出さないとエナがキツいです。
相手の攻撃は勿論全て受けます。LBで点が止まる時も、あえて発動せずにどんどん受けましょう。エナはあればあるだけ欲しいです。
レイラのような超速いデッキ相手には流石にちゃんと防御しましょう。
③「最初に1点入れるかどうかの判断をする」
何言ってんだと思われるかもしれませんが、これがこのデッキで一番難しいことです。
このデッキは〈Glory Grow〉で4~5回殴ることがコンセプトです。5回殴るルートであれば盾7からでも倒せるのでノーパンで良いのですが、そちらのルートは比較的止まりやすいため支障が無ければ4回殴るルートにして最初の1点は入れた方が良いです。
しかし、そこで与えた1エナにより致命的なアーツを打たれるくらいなら5回殴るルートを取った方が良いので、この判断が必要になります。当然ながらこれは最初の攻撃タイミングでやるしかありません。頑張れ。
④その他
エナに〈ウェカワ〉〈ガープ〉
手札に〈ラベンダー〉〈オーダー〉を構えるようにしましょう。〈ラベンダー〉は余裕があれば2枚持っておきたいですが、無理なら1枚は捨てても後でリカバリー出来ます。
・3ターン目(詰めるターン)にやること
だいぶ忙しくなります。
①各ルリグをグロウさせる
②〈Glory Grow〉〈オーダー〉〈クリスタル・エクスプロージョン〉を打つ
このあたりは必須で、特に言うこともないので割愛します。
③〈ゆきめキー〉を使う
相手が〈アルハイキー〉など邪魔なキーを貼っていたら無効化しましょう。そうでなくとも、サーチ目的で他のリソース札よりは先に使いましょう。エナに落ちて欲しいカードの純度を上げたほうが良いことが多いです。
出現時は基本的にサーチ×2を使いますが、相手がガンマタマの場合のみ面空けが必要な時があります。詳しくは後ほど。
サーチ先はプランに応じて足りないシグニがあればそれを、エナが足りないなら〈バン〉を、必要なら速いデッキ相手には〈サーバント〉を持ってきましょう。全部揃っているなら、「今後エナに落ちてほしくないカード」を事前に引っこ抜けるといいと思います。
〈ウェカワ〉〈ガープ〉はエナにいてほしいシグニなので、あえてデッキの中に残しておいて各種エナチャージでエナに落ちることを狙います。手札に来てしまったら〈バン〉などで捨て→〈ウェカワ〉出現時でエナ置き、という形でもいいですが、リムーブ権の都合上あまりやりたくはないです。
④フェゾーネマジックを使う
加えるのは99%BLUEと新緑になります。
新緑はエナから任意でシグニを場出し出来るので、パーツがエナに落ちすぎたらこれで出しましょう。
フェゾーネマジックは使わなくてもリソース足りる時は足りるので、その場合はエクシードを温存しておきましょう。仕留め損なった時に白赤黒をチョイスする場面がもしかしたらあるかもしれません。
(まあその場合は大抵負けですが)
また、これらのスペルは可能なら〈オーダー〉より後に使いましょう。〈ロックユアハート〉など各種スペルカットインに妨害される可能性があります。(もちろん〈オーダー〉を引くために〈BLUE〉を先に打つしかない、みたいな場合なら普通に打ちましょう。)
・コンボルート解説(基本編)
応用まで含めると長くなるので、一旦通常のよく使うルートだけ書きます。基本は5回殴れる①ルートで、準備が出来なかった場合は②ルートを使うことになります。また、盤面の画像をこれから何枚か出していきますが、〈バン〉→任意のLv1シグニとしてください。
①フルパワールート
・盤面1-1(初期盤面)
ラベンダー(下ウェカワ)×2、Lv1×1
エナorトラッシュ:ガープ×1、Lv2以下黒×1
最低必要エナ:6
1回目のルリグアタック時、〈ラベンダー〉×2をトラッシュに送りルリグをアップ。この時〈ラベンダー〉の効果を2体とも発動、2×2エナ払って下にあった〈ウェカワ〉を蘇生。出現時は発動しない。
このタイミングでエナにある〈ガープ〉とLv2以下黒をトラッシュに送っておく。
・盤面1-2
2回目のルリグアタック時、〈ウェカワ〉とLv1をトラッシュに送りルリグをアップ。
この時〈ウェカワ〉の効果を発動、
先に蘇生対象を選択してから1エナ払って蘇生。エナゾーンからコストとして払ってそのまま蘇生、とは出来ないので注意。
これで〈ガープ〉を蘇生し、〈ガープ〉出現時で1エナ払いLv1を蘇生。(この時エナが足りなければ〈バン〉を蘇生すること)
・盤面1-3
3回目のルリグアタック時、〈ウェカワ〉〈ガープ〉をトラッシュに送りルリグをアップ。
〈ウェカワ〉効果で今トラッシュに置かれた〈ガープ〉を対象に蘇生、〈ガープ〉効果でLv1蘇生。
・盤面1-4
残ったシグニをトラッシュに送りアップ、そのままアタック。
アタック回数は計5回。
②妥協ルート
・盤面2-1(初期盤面)
ラベンダー(下ウェカワ)×1、適当なシグニ×2
エナorトラッシュ:ガープ×1
最低必要エナ:4
1回目のルリグアタック時、〈ラベンダー〉と横のシグニ1体をトラッシュに送りルリグをアップ。〈ラベンダー〉の効果を発動、2エナ払って下の〈ウェカワ〉を蘇生しつつ、コストでエナの〈ガープ〉をトラッシュに送る。
・盤面2-2
2回目のルリグアタック時、〈ウェカワ〉と隣のシグニ1体をトラッシュに送りルリグをアップ。
〈ウェカワ〉の効果を発動、〈ガープ〉を対象に蘇生。〈ガープ〉の出現時でLv1を蘇生。
・盤面2-3
残ったシグニをトラッシュに送りルリグをアップ、そのままアタック。
アタック回数は計4回。
■採用カード解説
ここからは、各カードの解説になります。ここまでの解説と重複したカードは雑になるかもしれませんが、ご容赦ください。
・ルリグデッキ
・〈憧憬へ前進 アキノ〉
Lv0~2はなんでもいいので省略。
Lv3はフェゾーネアキノにしています。
初代、2代目と違って出現時能力の1ドロー&1エナチャージを失いましたが、フェゾーネマジックから〈BLUE〉〈新緑〉を選択すれば代わりの役割を果たしてくれます。
両方使えば手札とエナが+1されますし、それ以上の仕事も見込めるので流石に強い。
・〈ヒラナ※グローイン〉
Lv0は省略。ディーセレで見ることは皆無ですが、このデッキではリソース兼エナ焼きが出来る優秀な子です。
・〈レイ 一斬〉
Lv0は省略。
相手が鯖何枚持ってようと関係ないので、ハンデスは不要。当然〈月華〉よりこちら。
・〈時雨の調 ゆきめ〉
〈アルハイキー〉などをぶち抜くための必須カード。ショットの必需品。↑で書きたいこと全部書いたので正直書くこともうない。
・〈クリスタル・エクスプロージョン〉
以前は4リソース稼ぐカードだった枠。得られるリソースが2に減った代わりにリミットを得て、アタック回数が増えるという革命が起きました。でもヒラナレイに多めにリソース稼げるアシストLv2ください。
起動効果はカード回収なので〈オーダー〉を拾いたい時にも使えて偉い。
・〈Glory Grow〉
デッキの核。ルリグデッキを8枚拘束するので柔軟性が低すぎるのが難点。でも代用が効かないので仕方ない。
・〈発進!WIXOSSロボ〉
アキノでコイン……もといゆきめキーが使えるようになります。なんかの間違いでアキノがLv1でコインを得られるようになれば〈SONG OF WIXOSS〉と入れ替えでしょうか。
・メインデッキ(LBあり)
・〈アーク・オーダー〉×4
当然4枚。なるべくダメージを受けたいのでLBは発動しないこともしばしば。
・〈コードメイズ ウェカワ〉×4
勿論4枚。こいつで出したシグニの出現時が発動してしまうのが全ての原因。
「トラッシュのシグニを対象に取ってから1エナ払う」効果なので、〈ガープ〉で払ってそのまま蘇生、とは出来ないので注意。
・〈羅植姫 ラベンダー〉×4
いまや一衣でお馴染みのカード。
5回殴る時は2枚必須になったので当然の4枚投入。こいつが出世したせいで激安デッキを名乗れなくなってしまいちょっと寂しい。
・〈凶天 ガープ〉×2
〈ウェカワ〉からのメイン蘇生先。1枚エナにあればいいので2枚採用にとどめています。
何よりバンを蘇生出来るのが偉すぎる。
・〈幻怪 ドーナ//メモリア〉
このデッキはコインが4枚余るので、その消費先として採用。他候補との差別化点として
・白である・1回出すだけで良い
・良質のリソース確保
・LBが強い(エナを与えない防御orリソース確保を選択できる)、などがあります。
アキノがコイン得るようになれば抜きます。
・〈コードVL 戌亥とこ〉×4
〈CMR〉をサーチする要員。〈CMR〉は何枚でも欲しいのでこちらもフル投入。暇な時に沢山並べて〈CMR〉捨てて〈CMR〉サーチして圧縮、みたいなこともします。
・メインデッキ(LBなし)
・〈コードアート C・M・R〉×4
対〈童話キー〉最重要カード。マリガンはこれか〈戌亥とこ〉1枚は欲しい。
1枚だけだとなんやかんや突破される事もあるので、可能なら2枚並べましょう。
・〈翠魔 バン//メモリア〉×4
このデッキは手札は割と増やせるものの、エナ自体はそこまで増やせるわけではないので手札→エナに変換出来るこのカードは非常に重要です。エナに〈ウェカワ〉〈ガープ〉を落とす時にも重宝します。〈ゆきめキー〉やら〈新緑〉やらで過労死してもらいましょう。
・〈コードアート Kイチュデ〉×4
アタック時に〈オーダー〉を持ってきてくれるかもしれない子。パワー1000なので空殴りしやすいのが嬉しい。
他に入れるカードが無かったので4枚。
・〈コード2434 星川サラ〉×2
・〈聖凶天 マスティマ〉×2
〈ウェカワ〉の蘇生先が〈ガープ〉だけだと足りない場面があったため採用。
本来の用途なら2枚で良いのだが、原子ナナシへの対策で4枚必要なことが発覚したため増量。詳細は後述。それを考慮するともう少し増やしてもいいかもしれない。同名だとなんかあるかもしれないので散らしてます。
・〈サーバント T2〉×1
・〈サーバント Q2〉×1
速いデッキ対策に一応投入。盤面に出すことはないので〈炎真爛漫〉で宣言されにくい3と4を選択。どうせ入ってないと思った相手のプランを崩すことも出来ます。いらないと思ったら躊躇無く捨てること。
・〈小装 イワトオシ〉×1
センターと違う色エナを焼ける。そもそも〈ヒラナ※グローイン〉で1エナ焼けるので出番は少ないが、「これがあったら勝てたのに」パターンが嫌すぎて抜けない。
正直抜く候補でしたが、黒が少ない原子ナナシやセンター白軸のガンマタマに刺さる気がするので判断に困っています。上記2デッキの有識者の意見ください。
・〈羅石 H・マイク〉×1
折角チームなので使えたらエモいよね、が8割で、残り2割のガチ理由としては
一部対面(主にガンマタマ)に盤面で点要求する必要があり、「白色で」「ノーコストで」「点要求できる」カードが真面目にこれしかないということにあります。これで点要求が取れる場合、ゆきめキーで面を空ける必要がなくなるのでアドが取れます。正直分からんのでガンマタマ有識者の意見ください。
・採用候補カードについて
〈オーダー〉以外の白単色のカードは基本的に自由枠なので、好きに変えてもらって構いません。ただ、グロウコストと〈オーダー〉〈ゆきめキー〉で白エナが7つ必要であるにも関わらず、〈オーダー〉以外の必須パーツがことごとく白以外の色なので、自由枠は基本白エナになれるカードが望ましいです。
また〈マユキー〉についてですが、本デッキに限っては採用をオススメしません。
・キーを無効にする場合
→それしか出来ないため、アドを稼げない
・EXターンを得る場合
→2ドローとリムーブ権を得るが、正直間に合っていることも多い。キー無効と両立出来ないのも痛い。
天敵の〈ピルピルキー〉を貫通出来るのは偉いのですが、いま〈ピルピルキー〉が入っているデッキは大体隣に〈アルハイキー〉も貼られており、両方貫通するには〈ゆきめキー〉との両採用しかありません。費用対効果が悪すぎるので見送りとなりました。
■おわりに
いかがだったでしょうか。
ここまで聞くと強そうに見えるかもしれませんが、もちろん弱点はありますし対策方法もあります。その辺は【応用編】で書いていこうと思いますので、気長にお待ちください。
質問意見などありましたら、下記のTwitter(自称X)アカウントまで連絡お願いします。
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それではまた。
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