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札幌から小樽へ、3時間の小旅行。

札幌での仕事の隙間に、前から行ってみたかった小樽に小旅行。

札幌市内はライラックまつりの時期。時計台が青空に映えて綺麗だった。

札幌から、アジア地域からの観光客でいっぱいの函館本線で小樽に向かう。
下車して10分ほど歩いて、小樽運河に。南小樽方面に向かって街中を散策した。

レトロな駅名標。ガラス灯が小樽に来た感を醸し出している

北一硝子、小樽オルゴール堂をはじめとした観光名所に、ルタオ本店、北菓楼本店などお菓子有名店が軒を連ねている。迷った結果、六花亭でご当地限定のスイーツにした(最後までバターサンドと悩んだけど・・・)。

(右)レアチーズケーキがココアクッキーでサンドされている「雪こんチーズ」をおやつに。美味。

小樽の街で印象的だったことをふたつ。

ひとつは、旧実業家邸宅などの歴史的建造物の多さ。
ブラタモリによると、産業構造が変化し、物流の中心が苫小牧などに移る動きがあまりに急だったため、何かに転用される間もなく、運河や倉庫がそのまま放置された→それがのちの観光名所となったらしい。
洋館風のものが多かったけれど構造は和だったり、はたまた中華風の門構であったり(建築主の方が中国旅行で残したスケッチを参考にしているとか)。建物めぐりが好きなわたしには意外で嬉しい発見だった。

(左)旧久保商店。現在は喫茶店として使われている。(右)猪股邸。中国風の門構、純和風造りに見えて、中には洋風の応接間があるらしい。まさに和洋折衷。

もうひとつは、メルヘン交差点、オルゴール堂の前にある蒸気時計。
蒸気時計といえばバンクーバーのガスダウンのものが有名だけど、その設計者であるレイモンド・サンダース氏の2作目が、この小樽のものだそう。石炭輸送の町だった小樽のシンボルとして建てられたらしい。
バンクーバーに住んでいた頃のことを思い出し、少し懐かしくなった。

(左)小樽。(右)バンクーバー。
これらの蒸気時計は姉妹関係にあるそうです(なんだかほっこりする)。

街がコンパクトにまとまっていたので、小樽滞在時間は1時間半ほどだったかな。時間があれば、作家さんのガラス工芸が展示・販売されているお店や、小樽芸術村に立ち寄っても良さそう。

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