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猛暑日に入りたい「ぬる湯」10選【西日本編】

前回に引き続き、猛暑だからこそ入りたい「ぬる湯」を紹介する。今回は西日本編。

〈東日本編はこちら〉

①駒の湯温泉・駒の湯荘(静岡県)

泉温の異なる5つの浴槽が並ぶ。いちばんのお気に入りは37~38℃くらいに設定された湯船。硫化水素が香る湯は、じっと浸かっていると、肌に気泡がびっしりつく。

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画像は駒の湯荘HPより

②川湯温泉・仙人風呂(和歌山県)

温泉が湧き出す川をせき止めてつくった、夏限定の巨大露天風呂。川の水とまじったぬる湯は、まるで温水プールのよう。周囲の川原は少し掘れば温泉が湧き出すので、マイ露天風呂をつくることもできる。

川湯③B(熊野本宮観光協会提供)

画像は熊野本宮観光協会提供

③郷緑温泉・郷緑温泉館(岡山県)

岡山県の湯原温泉のエリアには「ぬる湯」が多い。こちらもそのひとつ。約34℃の湯は湯底からぷくぷくと湧いてくる足元湧出泉。すっぽん料理が名物なので、夏バテにも最適。

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画像は真庭観光局HPより

④湯の山温泉・湯の山温泉館(広島県)

高さ4メートルから落ちる打たせ湯は23.5℃の冷泉。暑い日に頭から湯を浴びると最高に気持ちいい。内湯には加温した湯もあるので、ご安心を。

湯来・湯の山④C

画像は湯来交流体験センター提供

⑤祖谷温泉・ホテル祖谷温泉(徳島県)

ケーブルカーで峡谷を下った先に待つ、渓流沿いの絶景露天風呂。38℃の源泉は硫化水素臭が漂う透明湯。ロケーション、泉質ともに四国を代表する名湯。

祖谷温泉 ホテル祖谷温泉


⑥熊ノ川温泉・熊ノ川浴場(佐賀県)

33℃、35℃、40℃の湯船が並ぶ素朴な日帰り温泉。ラドン含有量の高い透明湯が源泉かけ流し。細かな泡付きも見られる。

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画像は古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟HPより

⑦長湯温泉・ラムネ温泉館(大分県)

42℃と32℃の2つの源泉をもつ日帰り温泉。特に露天風呂に注がれる32℃の源泉は日本屈指の炭酸泉。まるでお地蔵さんのように湯につかっている人が多数。トップ画のガニ湯も「ぬる湯」。丸見えなので少し恥ずかしいけれど、湯はすばらしい。

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⑧七里田温泉・下湯(大分県)

37~38℃の源泉は、日本屈指の炭酸泉。湯船につかると、体中にびっしりと炭酸ガスの気泡がまとわりつく。一度入ったら出られなくなる気持ちよさ。今年、一時期源泉が出なくなって心配されたが、復活した。

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画像は木乃葉の湯HPより

⑨壁湯温泉・旅館福元屋(大分県)

川沿いにある天然の洞窟風呂が名物。体感で38℃ほどの源泉が湯底の岩の間からぷくぷくと湧き出している。洞窟内なので直射日光が当たらず、川のせせらぎも心地よい。真夏にぴったりの湯。

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画像は旅館福元屋HPより

⑩奴留湯温泉共同浴場(熊本県)

奴留湯と書いて「ぬるゆ」と読む。湯船の底から約38℃のピュアな透明湯が湧き出している。湧出量が多く、大量に湯船からオーバーフローしていく様は圧巻。硫化水素臭と肌への泡付きもある。



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高橋一喜|温泉ライター
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