見出し画像

③小さきものたちから学ぶ:小さな背中がくれる、大きな安心

今回は、「小さきものたちから学ぶ」シリーズの第3弾。
ペットと過ごす時間は、私たちの生活に多くの癒しや喜びを与えてくれます。彼らの行動や存在そのものが、日常の中で大切なことを教えてくれるのです。今回は、犬を飼っている我が家のエピソードを通じて、「小さなペットが教えてくれる大きな幸せ」について考えてみたいと思います。

【小さな存在がくれる安心感】

我が家の犬は、ふと見るとよく寝ているように見えます。でも、実は家族の声や動き、生活音をしっかり聞きながら、私たちを見守ってくれているのです。

家に迎えたばかりの頃は、訳も分からず家の中を走り回るか、疲れてぐっすり眠る日々でした。その頃の彼にとっては、新しい環境に馴染むこと自体が精一杯だったのでしょう。それが、少しずつ私たちの生活リズムを理解し、静かに寄り添ってくれる存在へと変わっていきました。

その小さな体で、どっしりとした安心感を与えてくれる今の姿を見ていると、「彼も成長したんだな」と感じずにはいられません。

【ペットが教えてくれる日々の喜び】

我が家の犬は、毎朝まるで自分の「お仕事」があるかのように動きます。

朝、子どもたちが次々に学校へ向かう時間になると、彼はそれをしっかりと見計らい、私に「時間だよ」とでも言うように合図を送ります。そして、一人ひとりに「行ってらっしゃい」と挨拶するため、玄関へ猛ダッシュ!この犬の見送りが、朝の家族の日課になっています。

実は、子どもたちも朝は「行きたくないなあ」という気持ちでいっぱいなことが多いのですが、犬が元気よく「行ってらっしゃい」と来てくれるおかげで、自然と笑顔が生まれ、元気をもらえるようです。その姿に、私も朝の忙しさの中でほっと心が温まる瞬間を感じています。

そして、みんなを見送った彼は、まるで「今日のお勤めは完了!」とでも言うように、自分のお気に入りのクッションに戻り、日向ぼっこを始めます。でも、彼の耳はどこかで家族が帰ってくる音を聞き逃すまいとしているかのよう。

こうして彼は、家族それぞれが家を出る時間を理解し、自分なりの役割を果たしているのです。その小さな行動が、家族に安心感や笑顔をもたらし、朝の憂鬱さを和らげてくれるのだと改めて気づかされます。

この小さな習慣が教えてくれるのは、日々の小さな行動や思いやりの積み重ねが、私たちの生活を豊かにし、家族の絆を深めているということ。犬が私たちに見せてくれる「大きな幸せ」に、心から感謝したいと思います。

【読者の皆様へ】

あなたのペットも教えてくれたことはありますか?

皆さんのペットや、身近な生き物たちも、小さなか体で教えてくれる大きな幸せや気づきを教えてくれたことはありませんか?

ペットを飼っていない方でも、植物や鳥、虫、自然の中でのふとした瞬間に、小さな癒しや発見を感じることがあるかもしれません。もしそんなエピソードがあれば、ぜひコメントで教えてください!

ペットや自然の中にある力や幸せについて、みんなで共有できればうれしいです。


今日を整える一歩が今を生きる力になりますように。

いいなと思ったら応援しよう!