【NFT投資初心者向け】投資対象としての『わふくジェネ』
※記事内の数字は執筆時点です
こんにちは、ソロです。
わたしは、2022年8月28日に発売された11111点のNFTコレクション『WAFUKU GEN ※以下わふくジェネ』の共同創設者です。
本記事では、いわゆるPFP(profile picture)ジャンルの国産NFTコレクション『わふくジェネ』の概要とその全貌や、投資対象としての将来性などについて解説します。
本記事はプロジェクトの中の人であるソロが執筆していますので、事象ひとつ取ってもポジティブな解釈をしがちな点もあるかと思いますが、できる限りデータ等客観的な根拠を示しつつわふくジェネについて解説していきます。
そもそも論として、以下のような疑問・懸念を持っている人も多いと思います。
NFTって色々な銘柄があるけどどれに投資したらいいかわからない
NFTって基本万円単位でしょ?理解すらできていないのに高すぎる……
『わふくジェネ』は知っているけどどんなプロジェクトなのか知らない
こんな考えを持った方々に向けて記事を書いていきます。
記事を読んでもなお、気になることや不明点があったらコメントやDMでお気軽に問い合わせください。
それではよろしくお願いします。
『わふくジェネ』とは?
『わふくジェネ』とは、WAFUKUさんとyokodoriさんという二人のクリエイターが、それぞれイラストと音楽を担当して創り上げた11111点のNFTコレクションです。
↑世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で現在も活発に売買されています。
使用しているブロックチェーンはEthereumという、NFTが最も盛んに取引されるパブリックブロックチェーンです。
概要
『わふくジェネ』の概要は以下のとおりです。
発売日 :2022年8月28日
発行点数:11111点
発売価格:0.001 ETH(記事執筆時レート:191円)
最低価格:0.057 ETH(記事執筆時レート:10,887円) ※2022/10/14時点
ブロックチェーン :Ethereum(イーサリアム)
公式サイト:https://www.wafukunft.io
Discordサーバー:https://discord.gg/wafuku
プロジェクト立ち上げ経緯
『わふくジェネ』の始動のきっかけは、わたしがWAFUKUさんに声をかけたことでした。
WAFUKUさんは、『わふくジェネ』プロジェクトの前から個人でNFT活動を行うクリエイターでした。
↑それまでのメインは『Crypto"WAFUKU"NFT』というNFTコレクションで、1点ずつ手描きで仕上げた作品を販売していました。
なお、『Crypto"WAFUKU"NFT』は現在もわふくジェネ運営のかたわら継続しています。
※総数が36点と少ないため、最低価格は約34万円(2022/10/14時点)
WAFUKUさんは、NFTクリエイターの中でも2021年10月から活動を行っている知名度も人気も高いクリエイターでしたが、ファンとして活動を見ていたわたしは2022年の4月頃から何となく「NFT活動が行き詰まっているのではないか」と感じました。
いわば「1人でNFT販売することの限界」を見ていたようでした。
NFTは、自分が創った作品を購入希望者に直接販売できる非常に革命的なテクノロジーですが、現状はマーケティングやアフターフォローに関してサービスが開発されているわけでもなく、技術的な問題も個人で調べて解決しなければいけません。
そんな中でクリエイター自身が作品づくりだけでなく、販売にまつわる全てのことを行なっていく困難さは並大抵ではありません。
そこでわたしは、これまでのNFT投資経験や自身のスキルを生かして自分がマーケティングなどビジネス面を請け負うという建て付けで、大規模な新コレクションのスタートをWAFUKUさんに提案しました。
要は「わたしと組んでNFTで新しい挑戦しましょう!」と。
これが『わふくジェネ』の始まりです。
主要メンバー
WAFUKU(ワフク)
わふくジェネのクリエイティブ担当でありファウンダーです。
WAFUKUさんわふくジェネに込めた思いなどが綴られたnote記事はこちら。
SOLO(ソロ)
わたしです。
NFTが創作物の未来を変えると本気で思い、会社員からフリーに転身しました。
マーケティング領域が主戦場です。
yokodori(ヨコドリ)
音楽を手掛けるのは、作編曲家でギタリストのyokodoriさん。
cryptoやNFTが大好きな生粋のミュージシャンです。
『2021 Apple Music R&B』トップバナーに掲載された実績あり。
ようへー
わふくラブ(コミュニティ名称)のモデレーターを務めるようへーさんは、『Crypto"WAFUKU"NFT』初期作品の購入者でもあり、長くWAFUKUさんを応援しています。
モデレーターでありながら公式SNSアカウントの運用も行なっており、ブロガーとしても経験豊富なわふくラブの守護神です。
オクテン
公式サイト制作をきっかけに『わふくジェネ』マーケティングに関わるようになったオクテンさんは、毎日21時からTwitterスペースにて『わふくジェネ』に関する情報発信を行なっています。
本業はフリーランスのWebデザイナーで、経営者との人脈も豊富なCMOです。
忍-Fujiyama(シノブ フジヤマ)
忍さんは主に「NFTコンサルティング事業」において活躍しているBizDev担当です。
現在もかわいいアイコンの裏側で様々な企業との連携を画策しています。
Re’on(レオン)
Re'on(レオン)さんはようへーさんと同じくわふくラブのモデレーターとして活躍しており、ご自身もNFTクリエイターや声優として多彩な創作活動をしています。
デザインなどのクリエイティブスキルが高く、WAFUKUさんのつくったイラスト素材をプロモーション用に加工したり、キャッチコピーをつくったりしてくれます。
むなかた
むなかたさんはNFTを制作する際に必要なプログラム(スマートコントラクト)や、Discordの整備を行なっています。
彼は国内屈指の人気NFTコレクション『CryptoNinja Partners』の開発にも携わっています。
事業内容
ここからは、『わふくジェネ』の具体的な事業内容について説明していきます。
『「具体的な事業内容」っていったって、え?NFT販売じゃないの?』と思われた方もいるかもしれません。
もちろんNFT販売は事業の1つですが、実はNFT事業者のやることってNFT販売だけじゃないんです。
むしろ、「NFT販売だけ」を行なっていてはいずれ頭打ちがきてしまい、事業として崩壊します。
これは、登場しては消えていった多くのNFTコレクションを見れば火を見るより明らかです。
「わふくラブ(わふくジェネ運営コミュニティ)」は持続可能なNFTコレクション運営のため、NFT販売にとどまらず、複数の事業を育ててパーパスの実現を目指しています。
パーパスとロードマップ
先に共有したWAFUKUさんの記事内にも書いていましたが、わたしたちはNFTを普及させて、創作物や表現者を増やしたいと思っています。
なぜなら、WAFUKUさんとわたしは創作物に救われてきたから。
NFTは創作活動を行う人にとって強力な武器になり得ると確信しています。
『わふくジェネ』は、そんなNFTの素晴らしさ・革命性を世の中に広めたり、純粋にクリエイティブな活動を楽しむ人を増やしたいという思いで運営しており、これがパーパスにあたります。
そして、『わふくジェネ』はノーロードマップです。
なぜなら、NFTを取り巻く環境の変化のスピードはとても早く、不確実性が非常に高いからです。
今日の常識が明日の非常識になることも日常茶飯事ですし、日本の法整備も追いついていないのが現状です。
わたしたちはその瞬間・瞬間で、パーパスを実現するための選択をとっていきます。
あえてわかりやすい目標を明文化するのであれば、以下のようになるでしょう。
2年以内にこれらを達成するために動きます。
『わふくジェネ』時価総額世界ランキングTOP100
NFTコンサルティング事業で年商1億円
わふく娘の自治体コラボ・企業コラボ
上記からわかるように、わふくラブは2022/10/15現在、以下3つの事業を推進しています。
NFT販売事業
NFTコンサルティング事業
IP事業
次から詳しく解説していきます。
①NFT販売事業
まずはNFT販売事業です。
こちらは言わずもがな、NFTコレクション『わふくジェネ』の販売がそれに当たります。
四季をテーマにしたコレクションでもあるので、季節によってクリエイティブ(イラストと音楽)が変化するギミックを採用しており、ホルダーを飽きさせない工夫をしています。
今後も、四季に応じた魅力的なクリエイティブを提供していく予定です。
また、『わふくジェネ』は二次創作を推進しています。
2022年10月9日にはNFTクリエイターであるよこやまひろこさんが手掛けたわふくジェネのファンアートNFTコレクション『NAGOMI - WAFUKU Kids -』が発売され、即完売した後も二次流通が多く発生し、1週間で約270万円の売上を記録しました。
上記は直接的に『わふくジェネ』に収入をもたらす訳ではありませんが、有望なクリエイターとの連携を深めることで業界の発展に貢献しつつ、『わふくジェネ』の認知拡大を強化しています。
そして、セールス・プロモーションにも非常に力を入れています。
NFTマーケティングにおける重要チャネルとして、「音声マーケティング」があります。
NFT・仮想通貨の世界は匿名性が高く、テキストによる情報収集・共有が定番です。
そんな中「音声」を活用したマーケティングは、プロジェクトに対する安心感・信頼感を与える作用が高く、非常に効果的です。
わふくジェネマーケティングチームでは、基本的に1日2回(計2時間)「Twitterスペース」で日々の情報共有や質問対応などを行なっており、活発に投資家とコミュニケーションを取っています。
また、わたし個人も審査制音声メディア「Voicy」のチャンネルを保有しており、毎日音声配信を行なっています。
今後、海外マーケティングも行っていきます。
現在はTwitterでの英語発信以外は具体的なアクションは起こしていないものの、英語話者のコミュニティメンバーを複数名抱えており、日本市場でのプレゼンスを確固たるものとしたのちに海外展開を本格的に行います。
②NFTコンサルティング事業
次にNFTコンサルティング事業です。
この事業の大きな目的は「コミュニティリソースによるマネタイズ」です。
前述したとおり、NFTコレクション単体で事業を成長させていくことは非常に困難です。
そこで、わたしたちはNFTを大規模で販売するための生きた知識やノウハウ、リソースを保有しているという強みを生かし、NFT事業を展開したい企業に向けてコンサルティングサービスを提供しています。
わふくラブはリリースから1ヶ月半で約5,000万円を売り上げ、現在も毎日10〜50万円ほど売れている、国内でも屈指のNFTプロジェクト・並びにコミュニティです。
この説得力でもって企業にアプローチし、現在は1社から受注してわふくラブが組織として案件を請け負っています。
また、コンサルティングというほどガッツリ入り込むわけではないですが、「企業向けNFTセミナー」も行なっており、企業のNFTビジネス導入のお手伝いをしています。
間接的に『わふくジェネ』の認知拡大にも寄与することも狙っており、接触した企業に対して『わふくジェネ』とのコラボレーションなども提案することも視野に入れています。
③IP事業
『わふくジェネ』には20人のキャラクターが存在します。
この「わふく娘」キャラクターのデザインはWAFUKUさんが行なっていますが、それ以外の設定(名前など)はコミュニティの参加者で共創しています。
まず名前を決め、その後コミュニティ主導で様々な設定を付与していき、徐々にキャラクターに奥行きを持たせていく「共に創りあげるIP」構想です。
キャラクターとしての世界観を丁寧に構築していきながら、ビジネスとの連携も同時に進めます。
具体的には以下の構想があります。
「和服」というコンテンツを生かし、相性のよい自治体(古都や温泉街など)とタイアップ
カラフルでかわいいデザインを生かしたアパレルグッズの販売
投資対象としての『わふくジェネ』を解剖
ここからは、『わふくジェネ』を投資対象として捉え、重要指標を見ていきましょう。
時価総額
■WAFUKU GEN:1.2億円
まずは時価総額です。
比較対象が悩ましいところですが、主に日本国内においてマーケティングを行なっている9つのコレクションを挙げてみました。
※『XANA GENESIS』と『BOSO TOKYO』は海外マーケにも注力
これらの数字を見てわかるとおり、『わふくジェネ』は、時価総額において国内NFTプロジェクトのTOP10に入っているといえるでしょう。
さらにいえば、『わふくジェネ』は有名インフルエンサーが関わっているわけでもなければ大手企業の支援も受けていない、いわば「ガチの草の根プロジェクト」です。
地道な活動のみでこの実績を出せているのは、自分ごとながら誇りに思っています。
フロア価格
■WAFUKU GEN:9,700円
次はフロア価格です。
NFTはその名のとおり(non fungible token)すべて異なるトークンですので、基本的には個体によって価格が異なります。
ですから、例えば「レアな特徴を有している」など同じコレクションの中でも希少性が高いNFTは価格も高くなりやすいです。
そしてフロア価格とは、コレクション内のNFTの「最低価格」のことです。
必ずしも時価総額が高いコレクションが最低価格も高くなるわけではなく、時価総額は総発行点数と関係してくるので、結果的に『わふくジェネ』は国内の人気NFTコレクションの中でも「お買い得」と捉えることができます。
ホルダー数
■WAFUKU GEN:1,796人
ホルダー数です。
CryptoNinja系のコレクションが3,000人超と大きなシェアを獲得している中、『わふくジェネ』は約1,800人と中間に位置しています。
とはいえ、リリース直後のホルダー数は1,300人程度だったことを考えると、着実に伸ばしているといえます。
今後も市場の拡大を待つのではなく、自分たちで新規顧客の開拓を行なっていきます。
この記事作成もその取り組みの一つです。
「NFT投資」に興味があるけれども、まだ一歩を踏み出せていない人に対してアプローチする。
そんな試みです。
流動性
■WAFUKU GEN:8.7%
次は流動性についてです。
NFTを投資として考えた際に、他の投資と比較して最も注意すべき点が流動性といえます。
※流動性=取引件数/総発行点数
要するにNFTコレクションの寿命は非常に短く、業界の注目を大きく集めたプロジェクトですら、販売開始1ヶ月後には売買がほとんど行われていないような状況になっていることも珍しくありません。
そういった意味では、今回比較対象に挙げたコレクションは『CNP Rookies』を除いて、すべて1ヶ月以上継続して売買が行われている優良コレクションです。
『わふくジェネ』は、それらの中にあって最も流動性があります。
つまり、「(国内の優良コレクションと比較しても)売りたいと思ったときに売りやすい」NFTが『わふくジェネ』です。
リスト率
■WAFUKU GEN:3.5%
個人的にリスト率という指標は「コミュニティの強さ」と捉えています。
しかしながら『NEO TOKYO PUNKS NFT』のように、一見すると強いコミュニティがありながら、競合と比較してリスト率が高いコレクションも存在します。
このことから、NFTの絶対価格が高いコレクションほどリスト率は高まりやすい傾向にあるのではないかと推測します。
そう考えると、『CryptoNinja Partners』(NinjaDAO)のコミュニティの強さは一際目立ちます。
コミュニティ規模
■WAFUKU GEN:3,200人(WAFUKU LOVE)
最後はコミュニティの規模です。
今回、比較対象としたNFTコレクションはすべてDiscordサーバー上でコミュニティ運営を行なっており、最も規模が大きい『XANA GENESIS』のコミュニティ「XANA」は約53,000人です。
『XANA GENESIS』は前述のとおり海外マーケティングも行なっているため規模感としては最大となるのは合点がいくものの、『CryptoNinja Partners』や『CNP Jobs』、『CNP Rookies』を輩出している「NinjaDAO」は主に日本国内のマーケティングのみでこの規模感です。
一方わたしたち『わふくジェネ』の母体となるコミュニティ「WAFUKU LOVE」は約3,200人と、最も小さい規模感になります。
わたしたちはこれからも地道にコミュニティ参加者を増やしていくほかありませんが、伸びしろはまだまだ大きいと解釈することはできます。
まとめと考察
ここまで『わふくジェネ』について説明してきましたが、あらためてポイントをまとめます。
『わふくジェネ』はWAFUKUさんとソロの2人で始めた11111点のNFTコレクション
『わふくジェネ』はNFTを使って創作物を生み出す人・楽しむ人を増やすことを目的としている
「わふくラブ」にはNFT販売事業・NFTコンサルティング事業・IP事業の3つの事業がある
『わふくジェネ』の時価総額は約1.2億円でフロア価格は約1万円
『わふくジェネ』は競合と比べて流動性が9%と高くリスト率が3.5%と低い
「わふくラブ」のコミュニティ規模は競合と比較して小さい
これらのことから、以下のようなことがいえます。
『わふくジェネ』は、今後「初めてNFTに投資してみたい」と考えている人向けの購入しやすく売却しやすい「初心者向け銘柄」であると。
国内の時価総額No.1の『CryptoNinja Partners』は1点購入するために20万円弱の資金が必要ですが、一方わふくジェネは20万円あれば約20点買える計算になります。
また、現段階のリスト率は3.5%で、現ホルダーはすでに長期視点で考えて投資している層が多いです。
加えて現状の大口ホルダーは直近で二次流通で購入した投資家が多いため、大きな売り圧が発生する可能性も低いといえます。
ぜひ、「いまからNFT投資にチャレンジしてみたい」という人は『わふくジェネ』を一つの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
公式リンク
■OpenSea:https://opensea.io/collection/wafukugen
■Discord:https://discord.gg/wafuku
■Twitter:https://twitter.com/wafukulove
■SOLO:https://voicy.jp/channel/3211
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