「わふくジェネ」とは?戦略などをマーケティング担当が語ります
こんにちは、ソロです。
「TokenGirls」というNFTコレクションを運営しています。
わたしはこの度「わふくジェネ」のマーケティングを担当することになりました。
ビジネス面全般で動いていくことになります。
「わふくジェネ」って何なの?という人も多いと思いますので、今回は以下について説明します。
「わふくジェネ」とは?
なぜやるのか?
マーケティング戦略について
ソロ自身の思い・考え
「わふくジェネ」とは?
「わふくジェネ」とは、WAFUKUさんというNFTクリエイター・イラストレーターの方が新たに始める、ジェネラティブのNFTコレクションです。
WAFUKUさんは2021年10月からNFTに参入し「Crypto"WAFUKU" NFT」という一点ものの作品を作っています。
「和服」というだけあって、浴衣などの和服を着ているかわいいデフォルメされた女の子のイラストがNFTになっています。
現在の作品数は、OpenSeaで35点、ファンデーションの方は2点です。
WAFUKUさんは長く活動しているので、すでに知名度があります。
そのため作品価格も比較的高く、OpenSeaのフロア価格0.3ETHくらいでした。
それが最近ジェネラティブ制作を発表したこともあって、すごい勢いで買われて価格が上がって行っています。
2022年7月7日現在でフロア価格が1.3ETHとなり、すでに手が届きづらい状況です。
WAFUKUさんはイラストを描く、Twitterでの告知、Discordの運営など、すべての活動を一人で行っています。
本業もあるので全コミットできない中で、かなりがんばって活動してきました。
そんなWAFUKUさんが、ジェネラティブをやることになりました。
ジェネラティブを一人で運営するのは、かなりむずかしいです。
ある程度認知を広げ多くの人に買ってもらえるような事業として成立させるには、運営サイドに二人以上いた方がいいです。
そこで、今回はわたしから声をかけました。
「ジェネラティブ、一緒にやりましょう」
なぜやるのか?
昨年10月くらいからNFTに入っている人の動きが、2022年に入ってから多様化してきています。
わたしが仲良くさせてもらっているヨシオカさんやしもんずげーとさんは、NFTを続けつつもリアルの活動にシフトしています。
NFTで培った知名度や人気を、リアルの活動に広げていっているのです。
一方Big Hat Monkeyさんは、ジェネラティブコレクションを展開して事業を大きくする方向へ舵を切っています。
早期参入者の人は、すでに自分たちの道を歩み始めている人が多いです。
わたしの考えだと、当然WAFUKUさんもその中に入っている人だと思っていました。
ところが、動きに変化がない。
ファンデーションという新しいプラットフォームで作品を出し続けているものの、目立った変化が見えないのです。
知名度や人気を使えばチャンスが広がるのに、なぜだろう?
どういう思いで活動しているのか気になる・・・
それで、メッセージを送っていろいろ聞かせてもらいました。
ご自身でも悩んでいて、ただ惰性でやってしまっていると感じていたようです。
そういった話を聞いて、わたしの考えも話しました。
わたしはNFTに限らずいろんな作品、映画、小説、音楽などの創作物に救われてきた人間です。
一般の個人などの有名ではない人でも、何かしらの表現したものを発表するというのは、とても価値のあることです。
創作物に救われたという実体験がある者として、そういうものが世の中にあふれることで救われる人が増えると考えています。
なので、NFTを使って表現したり作品を作ったりする人が増えてほしいのです。
そんな考えをWAFUKUさんに伝えました。
こうした経緯はWAFUKUさんがツイートされていますので、こちらもご覧ください。
→WAFUKUさんのツイート
WAFUKUさんなら、ジェネラティブをやれば絶対に多くの人に受け入れてもらえる。
そう確信していたので、わたしもお手伝いするということになり、ジェネラティブをやることになりました。
マーケティング戦略について
現時点でリリースは8月下旬予定です。
おそらく8月20日か21日の土日になると思いますが、まだ確定ではありません。
どう盛り上げるか
できる限り毎日やることは、Twitterでの認知活動です。
スペースとツイート、この2つを基本的なこととしてやっていきます。
これまでWAFUKUさんは、Twitterでは作品の告知やそれに対するリプライへの返信しかやっていませんでした。
この影響もあって、コミュニティがそこまでちゃんと育ってはいません。
もちろん、ある程度コミットしてくれる人はいるのですが、できればもっと盛り上げたいところですので、WAFUKUさんにも協力してもらいながらやっていきます。
スペースはわたしが、主にコレクションの認知と理解を深めるためにやります。
今は特にいろんなNFTプロジェクトが立ち上がっています。
その中で自分たちのプロジェクトを知ってもらうには、普通のことばかりしてもだめなので、できる限り毎日スペースを開催しようと思っています。
スペースでは「わふくジェネを販売します」ということをきちんと伝えるのを大切にしていきます。
他のコレクションではそれがちゃんと伝わらずに「今日ミント日だって」ということが多いのですが、絶対にそれは避けたいです。
わたしの方で責任を持って、スペースをやっていきたいと考えています。
UGC企画
また、UGC企画も考えています。
※UGCとはUser Generated Contents=ユーザー生成コンテンツのこと
例えばCNPだと、ブログ記事を書いてもらっています。
CNPの紹介記事を書いた人にはWL(ホワイトリスト)をプレゼントする、という企画をやっていました。
そういうユーザーが参加できる形での企画を、今考えています。
ただ、記事を書いてくださいというのは利用されているようで少しズルいと感じるかもしれません。
中には好きで書いてる人はいるのでしょうけど、わたしはあまり書く気にはなれないというのが本音です。
また、ちょうど今CoolGirlが二次創作企画で夏をテーマにしたイラストの募集をしています。
ですが、わたしは絵が描けないのでこうした二次創作の企画には全く参加できません。
MEGAMIでもファンアートを描いた人にWLプレゼントの企画をしていますが、こちらも絵が描けない人は参加したくてもできないことになります。
もう少し多くの人が楽しめて、同時にコレクションの盛り上がりにもつながる企画を考えていきたいです。
Discordのチャンネルの整理
もともとDiscordのコミュニティはありましたが、今までは1点もののコレクションだったので、最小限のもの(アナウンス・雑談・自己紹介・Welcome)だけしかありませんでした。
しかし今後はジェネラティブとしてやっていくので、チャンネルを増やしていろんな人の意見を出せるようにしていく必要があります。
現在考えているチャンネルの例
コミュニティを巻き込んでロードマップを考える場所
クリエイティブ(実際のイラストレーション)で考えていることをみんなでディスカッションする場所
テーマを絞った雑談部屋
フリーミントとWLの条件
ここはすごくむずかしいところです。
先日のNENというプロジェクトが悪い人に狙われて、一人が大量に発行したために本来フリーミントするはずだった人ができなくなる、という事件が起きました。
非常にマナーが悪く、利益目的のみで参入する人も増えたという実感があります。
わふくジェネでもフリーミントをしますが、できるだけそういう人を排除したいと思っています。
WLでも0.001ETHという非常に安価な価格設定なので、そういう人が入ってくる余地はあります。
そこで、本当にほしい人だけがゲットできるような条件を何か作りたいです。
ただ、例えば二次創作を描かないとゲットできないというのは、最初から条件から省かれてしまう人も多いので興醒めしますよね。
二次創作などができない人でも参加できて、かつ利益しか見ていないような人はお断りできるような設計をしたいと考えています。
ソロ自身の思い・考え
新しい当たり前を作りたい
わたしは、NFT界においてもっとチャレンジングなことをできる文化になってほしいと考えています。
例えば、ジェネラティブに挑戦するNFTクリエイターがもっと増えるとか。
もちろん今でもできるのですが、アーティストやクリエイターが一人でできることには限界があるのです。
そして、一人でやっているとやりたいことがあっても「どうせできない」「よくわからないからやめておこう」などと思ってしまいがちです。
WAFUKUさんに関して言えば、わたしと会話することによって実際にジェネラティブを作ることになりましたし、これからもっといろんなことができるようになると思います。
今は二人で始めていますが、もっとエンジニアとかの仲間を集めていって、いろんなことにチャレンジできるような環境にしていきたいです。
元々一人でやっているクリエイターがTwitterで繋がって、違うコレクションとコラボレーションして、そうしてできることが増えていく・・・
そんな文化が当たり前になり、広がっていったらいいと思います。
ビジネスとして
わたしは元々NFTをビジネスとしてやっていきたいと思っていました。
それもクリエイターとしてではなく、フリーのマーケターとしてNFTに関わることを目指しており、今まさにその道に入ったところです。
現在、NFT専門のマーケティングを仕事としている人はごくわずかです。
しかも、フリーのNFTマーケターというのはあまり事例がないかもしれません。
今までは、マーケターもひとつのコレクションにずっとコミットするのが当たり前。
コレクションが立ち上がるときから関わり、終わるまではずっとそのチームで働くようなイメージです。
しかし、わたしが目指すのはそうではなくて、もっと柔軟な働き方です。
つまり、コレクションごとにマーケターとして入っていくのもありだと考えています。
わたし自身のNFTマーケターという働き方をひとつの例としながら「こんなこともできるんじゃないか?」というのを、わたしの行動を通して発信できたらいいと思います。
WAFUKUさんの記事もぜひご覧ください!
TokenGirlsリンク集
わたしが運営するNFTコレクション「TokenGirls」に関連するリンクをまとめましたので、ぜひチェックしてみてください!
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