NFTプロジェクトの成否を決めるのは「パーパス」です
こんにちは、ソロです。
『Crypto WAFUKU Generative ’22』(通称:わふくジェネ)という、ジェネラティブのNFTコレクションでマーケティングを担当しています。
皆さんは、NFTプロジェクトにもっとも必要なものは何だと思いますか?
わたしは「パーパス」だと思います。
そこで今回は「NFTプロジェクトでいちばん大事なものはパーパスである」理由について、書いていきます。
このプロジェクトは何をしたいのか?
ご存知のように、現在わたしは「わふくジェネ」でマーケティングを担当しています。
おそらく外側から見て、わふくジェネはうまくいっているように見えていると思います。
そして実際にうまくいっています。
そのため、実は他からもマーケティングの相談などのお話を少しいただいています。
具体的には「どうやってNFTを売るか」や「今後の展開について」などですね。
今回ご相談いただいた方がこれまでNFTの活動をされていたのは、以前から知っていました。
ただ、中に入って深く関わっていたのではなく側から見ていただけなので、こういうプロジェクトがあるんだな、という程度の浅い理解です。
そのような立場から、プロジェクトの今までの取り組みや現在やっていること、コミュニティのメンバーなどを見た時に、このプロジェクトが何をしたいのかわかりませんでした。
つまり、プロジェクトの存在意義が外側に伝わっていなかったのです。
わたしがわからないということは、ほとんどの人に伝わっていないでしょう。
そういう話から、この時は「そもそもこのプロジェクトは何なのか?」という話をさせてもらいました。
目的を明確にするのが大事
さて、NFTプロジェクトに話を戻します。
NFTというのは今までにない新しいものなので、まだまだ手探り状態。正解がありません。
そういう状況の中で、いろんなプロジェクトが始まっては消え、始まっては撃沈している感じだと思います。
NFTというのは、どうしても金銭的にアップサイドを狙えるということだけで注目されがちですよね。
しかし、やっぱりいちばん大事なのは「NFTプロジェクトを使って何を成し遂げたいか」です。
そこさえしっかりしていれば、実はマーケティングの難易度は低いかもしれません。
だからこそ、わたしのような弱小プレイヤーでも盛り上げることができるのだと思います。
「パーパス」という言葉を簡単に説明すると、存在意義や目的のことです。
ただし、ここでの意味は根本的な存在意義です。
つまり「究極的には何を目的とした組織・プロジェクトなのか」ということ。
ここを明確にし、きちんと言語化して発信することができるプロジェクトは、強いのです。
NFTプロジェクトはパーパスで判断する
NFTプロジェクトに関わる人、こんなことはありませんか?
関わっているプロジェクトがうまくいってない
お金を使ってプロモーションしているけど、売れたのは最初だけで二次流通で売れない
コミュニティを作ったけど、運営がうまくいってない
これらはすべて「パーパス」が浅かったり、真にプロジェクトに適したものではないのかもしれません。
だから、見直しが必要です。
逆にパーパスがしっかり固まっていると、マーケティングの面からもやりやすいです。
そして、ここを一貫させることがマーケターの仕事になります。
プロジェクトを通して何を成し遂げたいか。
ひいては、どういう世界を目指しているのか。世界にどういう影響を与えたいのか。
そこを言語化できれば、自ずとやることは見えてくるのです。
今回の話を「自分はNFTの運営はしない、だから関係ない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、買う側・投資家サイドでプロジェクトを見るときも、そういう視点を持つといいと思います。
なぜなら、そこで熱量をはかれるからです。
また、パーパスを伝えるのが大事だとわかっているかどうかは、プロジェクトのマーケティングスキルをはかる指標だと思います。
今回は「NFTプロジェクトの成否を決めるのはパーパスである」理由を書きました。
ご参考にしていただければ幸いです!
また、NFTマーケティングについては、お気軽にご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?