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【フリーランスの家計管理】プライベートの財布から経費を払った場合、家計簿にも入力する?しない?徹底解説!
今回は、プライベートの財布から経費を支払った場合、家計簿にも入力するべきか?という悩ましい問題について解説していきます。
プライベートの財布から払った費用は経費になる?
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そもそもプライベートの財布から経費を払った場合、経費として計上することは可能なのでしょうか?
結論、経費に入れることができます!
例えば、事業用のカードを手に持っておらず、自分の生活用の財布から接待交際費5,000円を払った、このような状況ありませんか?
この時の勘定科目は、
接待交際費 5,000 / 事業主借 5,000
となります。
この時、事業用口座から5,000円を引き出して、自分の財布に戻せば家計簿に付けなくても相殺されるため問題はありませんよね。
しかし、個人事業主の財布はどちらも自分であり、現金商売でないorしっかり事業用現金を持ち歩いてない限り、事業用の財布で払ったのかプライベートの財布から払ったのかは判断のつけようがありません。
そのため、プライベートの財布から5,000円がなくなった状態を家計簿に付けるかどうか悩むのです。
事業と私生活の資金を混同してしまった時の注意点3つ
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前述したように、個人事業主は少額の経費や急な出費の場合、ついプライベートの財布から支払ってしまうことがあります。
しかし、事業と私生活の資金を混同してしまうと、以下3つの問題が発生する可能性が出てくるんですよね。
1.経費とプライベートの支出の区別がつかなくなる: どの支出が事業に関連するのかがわからなくなり、経費なのかどうなのか確定申告の際に混乱を招く可能性があります。
2.節税の機会を逃す: 事業に関連する経費は、所得から控除できるため節税の機会を逃してしまう可能性があります。
3.家計管理が難しくなる: 事業の支出と私生活の支出が混ざり合い、その結果、家計管理が難しくなる可能性があります。
このように、事業と私生活の境界線が曖昧になり…その結果、管理が複雑になってくるのです。
プライベートの財布から経費を払ったら
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前提としてお伝えしておきたいのは、家計簿に正解はないというところ。毎月の収支を把握することが家計簿の目的かと思うので、自分に合ったやり方を見つけることが最優先です。
それを踏まえて…
プライベートの財布から経費を支払った場合、僕は以下の考え方一択です!
家計簿に記入する!
事業用の経費をプライベートの財布から払って、かつ事業用の資金から移動していない場合は家計簿に記入したほうが良いと考えます。
上記の例で言うと、5,000円は支出として家計簿に記入するイメージ。
帳簿→接待交際費5,000/事業主借5,000
家計簿→5,000円(仕事の飲みなどのメモ)
家計簿にカウントしたからと言って、事業用の経費としても計上してもOK!
確定申告と家計簿は何の関係もないですから...。
最初は慣れない+面倒くさいので大変なのですが、しっかり家計管理をしたい方は、プライベートから払った経費に関しても家計簿に記入することをおすすめします。
家計簿に記入しないとどうなる?
プライベートの財布から経費を払い家計簿に記入しなかった場合、家計簿が正しく反映されていない可能性が高いです。
例えば、10万円の経費をプライベートの財布から払っている場合、家計から10万円なくなっている状態ですよね。
それなのに、家計簿にも入力していないということは、その家計簿自体が正しいものではないと思うからです。
「なんのために家計簿をつけているのか」
・家計の流れを把握するため?
・支出を確認したいから?
・固定費を削りたいから?
目的は人によって様々。
なので明確な目的がすぐに答えられない方は、改めて家計簿の「目的」から考える必要があるかもしれません。
事業の経理と家計管理の分け方
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事業の経理と家計管理をスムーズに行うためには、以下の点に注意しましょう。
▶専用口座の開設
事業用の口座を別に作り、事業に関する入出金をすべてその口座で行うと管理がしやすいです。
▶クレジットカードの使い分け
事業用とプライベート用のクレジットカードを分けて普段から持ち歩くと、いざというときの急な支出にも対応できます。
▶経費精算の徹底
プライベートの財布から立て替えた経費は、速やかに事業用の口座に振り替え経費精算を行う。
そうすることで、家計簿には記入しなくても相殺ができますよね。
▶家計簿アプリの活用
スマホアプリを活用することで、簡単に家計簿をつけることができます。
※マネーフォワードMEの家計簿アプリなど
家計簿の管理が面倒な人は、事業用の口座やクレジットカードを明確に分けることで、プライベートの財布から払うといったことも避けられるかと思います!
まとめ
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今回は、プライベートの財布から経費を支払った場合、家計簿にも入力するべきか?家計管理のちょっとした悩みについて深堀してみました!
・事業と私生活の資金は分ける
・経費は正確に把握する
・家計簿をつける習慣をつける
・家計簿の目的を改めて確認する
・口座やクレカを使い明確に分ける工夫をする
個人的には、プライベートの財布から経費を払ったら家計簿にもしっかり入力することをおすすめしています。
とはいえ、家計簿をつける目的は人それぞれ。
家計簿にはこれが絶対正解!というものはないので、自分のやり方に合った方法を見つけることがベストかなっと思います!
また、重要なのは、事業の支出と私生活の支出を明確に区別し、正確な経費を把握することです。
事業と私生活の資金をきちんと分けることで、会計処理がスムーズになり節税にもつながるので、今回の内容を参考にあなたに合った家計管理法を見つけてみてくださいね♪
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