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トルコ旅行記⑤_イスタンブール編4


イスタンブール観光 2日目 午後

イスタンブール観光最終章でございます。

まずは勇まし犬をどうぞ

トプカプ宮殿

トプカプ宮殿ってなんぞや

今は博物館として利用されているトプカプ宮殿は、15世紀半ばにオスマン帝国の「スルタン」メフメト2世によって建造された宮殿。東京ドーム約15個分の広さで、宮殿内に6,000人くらいが住んでいた。
宝物館にはオスマン帝国栄華の歴史を伝える品々が数多く展示されている。
「トプ」は大砲、「カプ」は門という意味で、宮殿には大砲を備えた「大砲の門」という門があったから「トプカプ宮殿」と呼ばれるようになった。
宮殿は「外廷(ビルン)」、「内廷(エンデルン)」、「後宮(ハレム)」の3つの区域に分かれている。

「スルタン」ってなんなんだ

イスラム世界における君主号(君主の称号)のひとつ。アラビア語で「力、権力、権威」「権力者、権威者」「王、絶対的君主」などを意味する。

Wikipedia
君主号?

調べました。
「君主号」は君主が国土・人民を支配する国家の正統な支配者であることを表していて、国民を従えるために使った称号。
「君主」は世襲(地位や財産を子孫が代々受け継ぐこと)により国家を統治する最高の地位にある人。
なるほどね。

「後宮(ハレム)」ってあの「ハーレム」と同じやつ?

ハレム(トルコ語: harem)とは、イスラム社会における女性の居室のことである。現在の日本語として定着したハーレムの語源。

Wikipedia

同じやつや!
日本でいう大奥みたいなやつってことね。

トプカプ宮殿のハレムはスルタンと宦官(去勢された男性の側近)以外の男性は立ち入り禁止エリア。
スルタンやスルタンの母、黒人宦官、女性達などの他に、"お気に入りの女性達"の住居もあった。二回以上寝た女性はお気に入りになったそう。

ハレムの中に住んでいる女性達はイスタンブールの市場で買われたか、外国からスルタンにプレゼントされた人々らしい。
親族と会ったりは出来たけど基本的にハレムの中に入ったら、スルタンが死ぬまで、外へ出ることは許されなかったんだって…。

そんな見どころの多いトプカプ宮殿ですが…

この日雨も降っていてめちゃくちゃ寒かったんです。
1時間の自由時間が設けられたのですが、寒すぎて全部見て回る気力がなくて宝物館をちょこっと見たくらい…もったいないね~~~。
しかも宝物館撮影禁止だから写真がないんですね。
でもバリバリみんな撮影していたし、警備員も何も気にしてなかった。
世の中、ルール守るやつが損をするのか…?
と、いうわけで外観ばっかりの写真をどうぞ。

最初にくぐる帝王の門
挨拶の門
この先が本来の宮殿域
二重の城壁に囲まれている
宮殿の全体図
至福の門
この先に内廷と呼ばれるスルタンの私的スペースがある
これはなんだ
猫と赤子という最強コンビ
右側の方、オオタニサンに見えて仕方なかった

グランドバザール

グランドバザールってなんぞや

グランドバザールはイスタンブールにある世界最大級の市場で4,000軒を超えるお店がひしめいている。とんでもなく広くて入り組んでいるので一度入ったら最後感ある。
屋根付きというか天井の低いららぽーとみたいな感じなんだけど、換気が悪いのか、煙草の煙たさがずっとあって私は早々に出て行ってしまいました。
トルコ、めちゃくちゃ煙草大国なんですよ。
事前に調べたときは路上喫煙はダメとか書いてあったのに歩き煙草にバリ出会う。煙草苦手な私にはそこが少し辛かったです。

グランドバザールにだって猫はいる

お土産物色タイム

グランドバザールから少し歩いたところにあるお土産屋さんが集合場所として決められていたので、グランドバザールからさっさと出てここでお土産を買うか~、と店内を物色開始。
ガイド曰く、ここにはちゃんと本物がある。その分少し高い。とのこと。なるほどね?

謎菓子
かわいい~~~
端から端まで全部くださいって言いたいよ

これは割かしどこのお土産屋さんもそうだったんだけど、値札が貼ってあっても、暗号みたいなのが書いてあるだけで、値段は店員に聞かないと分からない。海外のお土産屋さんあるあるなのかなぁ。
陶器の猫の置物の値段を聞いたらカタコトの日本語で「420TL」と。もう一つ気になったお皿の値段も「420TL」。
二つ買ったら「840TL」ってことね。

「840TL」という言葉を胸に刻んでいざ会計。

思わず日本語で「840TLだよね!!??!?」って言ったら、黙って「840TL」が表示された決済端末を差し出してきた。
危なかった~~~~~~。ナチュラルにぼったくろうとしてくるやん。
世は大ぼったくり時代ってことなのかよ。日本に慣れすぎてて、ぼったくろうとしたやつのこと親の仇くらい憎くなっちゃうよ。
ということで二度目のぼったくりは無事に避けることができました。
みんな胸に電卓と強い心を持とうね。

お夕飯です

オリエント・エクスプレス・レストラン

オリエント急行が停車する際に使われた1番線ホームにある、1890年創業のクラシックな雰囲気のレストラン。

レストラン入口付近のステンドグラス
卵かと思っていたけど卵じゃないということしか分からなかった
恐らく牛肉のホロホロしたやつ

オリエント急行ってなんか聞いたことある

アガサ・クリスティーの小説「オリエント急行殺人事件」だわ。
アガサって聞くと阿笠博士が出てきちゃうね、コナン君。
オリエント急行は、フランスのパリからトルコのイスタンブールまでを走行する長距離夜行列車。国際寝台車会社により1883年に運行が始まった。
トルコのシルケジ駅は、オリエント急行の終着駅。
航空機などの性能が上がったりで、1977年に廃止されたけど別の会社が買ってまた復活したりしているらしい。多分。

雰囲気、あり
オリエント急行猫

次回予告

4回に渡ってレポってきたイスタンブール編は今回で終了です。
次回はトロイとかエーゲ海の方に行っちゃうよ~。

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