リーリア・アリシアとは(シャルロットに有利?不利?)[CROSSGEAR]

初めまして、ソリティアと申します。
先日、10/26(土)に行われたCROSSGEARのグランプリでリーリア・アリシアを持ち込んで優勝しました。そこに合わせてリーリア・アリシアというデッキに関して研究を重ねていったのですが、他の方が話すリーリア・アリシアを聞いたり見たりしていると「そうなの?」「違うプレイングをしそう」などと思ってしまったので、私が考えるリーリア・アリシアについて語っていければなぁ、と思った次第です(僕が考える最強のリーリア・アリシア!)。
ちなみに大会の成績は、
1回戦:vsシャルロット・カノン ◯
2回戦:vsシャルロット・カノン ◯
3回戦:vsルシア・シャルロット ◯
4回戦:vsアリア・リーリア ◯
準決勝:vsアリア・アリシア ◯
決勝:vsアリア・リーリア ◯
交流試合:vsアリア・シャロン ◯
    :vsシャルロット・シャロン ◯
と全勝で終わりました、対戦していただいた方、ありがとうございました!

非常に為になるCROSSGEARの記事を書いている方々がいらっしゃるのでその記事も是非、



①リーリア・アリシアとは

最初に、簡単にリーリア・アリシアというデッキの特徴についてまとめると、

  1. 「効果ダメージによって20点を狙う」

  2. 「自分の盤面をローコストで捌ける」

  3. 「豊富なドローソース」

  4. 「困ったら回復」

1.「効果ダメージによって20点を狙う」
リーリア・アリシアといったらこれ!
リーリア②(終極の代償)、アリシア②(秀逸な才覚)の2枚のカードを軸に相手のライフを削りとるのを目指します。
20点を出すには、必要なカードの枚数が多い(各3枚orリーリア②×2,アリシア②×4など)ように思えるかもしれませんが、リーリア③(蠱惑の報い)で先手で3点を削る、終盤にアリシア①(精彩を放つ魔力)やリーリア③で盤面をこじ開けるなど効果ダメージ以外にもダメージを稼げる要素があるため、案外簡単に削れます。

2.「自分の盤面をローコストで捌ける」
アリシア②やリーリア①(血気を纏う紅翼)の2枚は盤面を開けながら動けます。このゲームでは撤退に1ギアかかり、その1ギアが勝敗を左右することも珍しくありません。そんな中でリーリア②などを破壊して盤面を開けつつダメージを稼ぐことができるのは明確な強みです。

3.「豊富なドローソース」
「豊富なドローソース」と聞いてリーリア①,②を思い浮かべたと思います。しかし、このデッキでは更にもう一つ、よく使うドローソースがあります(ドライブのドローじゃないよ!)。

そう、アクセラレーション(正式名称で言ってる人は少ないらしい…)です。先ほど2で話したこととも関係しますが、このデッキは少ないギアで盤面に触りやすいです。では、浮いた分のギアで何をするか、それがアクセラレーションです。
このゲームではアクセラレーションは弱い動きとされています。なぜなら、アクセラレーションは1ギアで1ドローする「だけ」だからです。同じドローできるルールとしてドライブがあります。ドライブは盤面のパワーラインを上げつつ山札を掘り進めることができます。これにより防御力を高めつつ、必要パーツを探しに行けるドライブの方が強く見られる傾向にあります。
しかし、このデッキでドライブするのは基本的にはリーリア③とアリシア③(冥護の循環)です。他のカードは多くの場合は1枚で使います。なぜ1枚で使うのか、それは「同じカードを何回も使いたいから」です。
リーリア②やアリシア②はドライブしてしまうとその分のダメージが出せなくなります。これは、1で述べた「効果ダメージによって20点を狙う」のコンセプトから逸脱しやすい行為のため、このデッキではドライブよりアクセラレーションによるドローの方が推奨されるかな、と思っています(対面によって変わりますが)。
また、このデッキでは、ドライブして盤面の防御力を強化するよりも、リーリア①やアリシア①による回復やタップ効果を用いた方が守りが固めやすいといった面もあります。

4.「困ったら回復」
困ったら回復しましょう。
困るという場面では、リーリア①やアリシア①が手札に余っていることが多々あります。そんなときは2ギアで7点回復しておきましょう。回復しておくことで、相手の次ターンのリーサル、自身のリーリア②の自傷ダメージのケアなどプラスに働くことはあれど、マイナスに働くことはほとんどありません。相手にされると非常にウザい動きですのでやってみましょう😈。時間を稼いで必要なパーツをしっかりと集めれば、あとは煮るなり焼くなり好きにできます()

②シャルロット対面での有利不利

実は、今回記事を書こうと思ったきっかけはこれです。多くの方はシャルロット側が有利だと話しているのですが、何を隠そう(隠していない)自分はシャルロット側が不利だと思っています。
ではなぜそう思っているのか、

  1. 「回復されたところで負けない」

  2. 「序盤のリソース勝負で有利」

  3. 「次ターンの打点が読みやすい」

  4. 「回復されても十分な打点を出せる」

1.「回復されたところで負けない」
有利だと思っている理由を一つにまとめるなるとこれです。回復されても負けないからです。相手が回復しても自分にはダメージは入りません(リーリア②の自傷を除く)。そのため、自分の動きを一方的に押し付ける、相手はそれに合わせてシャルロット②などを要求される、盤面がシャルロット①や②に圧迫されて攻めに転じることができない、といった状況に持ち込めます。
また、ギアが多くなってもリーリア・アリシア側はリーリア③による除去、アリシア①による盤面無視、アリシア③による打点形成、とリーリア②やアリシア②の効果ダメージと合わせることでリーサルを十分に狙える打点を組めるので後半戦でも五分程度の戦況に持ち込むことが可能だと思っています。
大抵の場合は中盤から後半にかけて相手が攻めに転じようとした際に隙ができるので、そこまでに効果ダメージでライフを削りつつ、手札と盤面で十分な打点を形成できるようにプランニングします。

2.「序盤のリソース勝負で有利」
①で触れたように、リーリア・アリシアというデッキは盤面に触りながら相手にダメージを与えられます。
相手はシャルロット②を出してギアリンクを使って3ギア5点回復、撤退を考慮すると4ギアを使います。
しかし、リーリア・アリシアは4ギアでリーリア②とアリシア②で7点、2ギアで2ドロー、といった動きが可能です。
また、先手1ターン目でリーリア③を出せば17点スタート、シャルロット②によって処理を強要(処理されなければロングゲームにも持ち込める)することができるため、序盤は有利展開に持ち込みやすいです(というかリーリアが序盤に強いだけ)。仮に後手であっても相手がパワー3のカードを出さなければ(シャルロット①スタートなど)、リーリア③を出すことで次ターンにシャルロット②をリーリア③の処理に使わせて回復させないといった動きも可能です。

3.「次ターンの打点が読みやすい」
これはシャルロット系の中でも特にシャルロット・カノンに顕著です。シャルロット・カノンの場合は多くはシャルロット③を盤面に立ててからカノン②でアンブロッカブルを付与、プレイヤーに連続攻撃、といったリーサルの組み方をしてきます。
しかし、これはカノン②で3ギア、シャルロット③が3回攻撃するとしたら5ギアと計8ギアかかります。
つまり、相手が8ギアになるときにターンを返す際、盤面がシャルロット③(パワー7と仮定)と空きがあるとしても22点を用意すればリーサルは取られません。
しかもこれは、盤面1空きかつシャルロット③がのこった上でターンを返したらの話です。盤面に空きがなければ9ギアでその動きです。逆にカノン①がいる場合は25点を確保する必要があります、、、
といったようにシャルロット・カノンでは返しの打点が読みやすいため、その分のライフを確保すればあとはこちらの好きなように動けます。リーリア②とアリシア②で削りに行ったり、必要パーツを探しに行ったりなどしてそのターンを凌ぎきれば勝てる状況に持っていけばいいのです。攻めてこなければシャルロット③を破壊して籠城しましょう。あとは白狼のオーバードライブをケアしておけば大丈夫です(されても大丈夫なぐらいにライフを回復する&アリシア③を立てる、リーリア③で白狼を1枚でも処理するなど)。
ここではシャルロット・カノンを例に挙げましたが、他のシャルロット系のデッキにも、リーサル組まれそうなら回復をする、あとはターンが帰ってきたときに攻め込める準備をする、といったようにこちらのライフ管理が非常に楽なのがシャルロット対面です。

4.「回復されても十分な打点を出せる」
最後に、回復されて粘られたらという話です。
しかしこれもそれほど脅威ではありません。
なぜなら、2でも少し触れましたが、リーリア③やアリシア①,③といったカードを駆使することで打点を形成できるからです。
シャルロット・カノンやシャルロット・シャロンなど、シャルロット以外に回復がないデッキが相手の場合は最大25点回復されて計45点のライフを削ります(先手リーリア③を通せば42点)。しかし、こちらの効果ダメージはリーリア②の20点とアリシア②の15点の計35点です。10点の打点を通すだけならばリーリア③を3回出して盤面処理して3点、アリシア③を出して攻撃、ドライブして攻撃で7点で10ギアで10点です。リーリアとルシアを除けば最大でも回復は27点(アリシア①×4+シャルロット②×3)なので余裕で足ります。
また、2でも述べましたがこちらのダメージを受け切ろうとシャルロット②をひたすら探しているなら攻撃に転じられない場合がほとんどのため、どこかでリーリア③とアリシア①,③を使って詰めきれる場面が出てきます。
そのため、回復されてもそこまで大きな問題ではありません。

以上のことから、個人的にはリーリア・アリシアとシャルロットの対面ではリーリア・アリシア側が有利かなぁ、と考えています(vsシャルロット・ルシアは不明)。

終わりに

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。初めての執筆のため読みづらい箇所などあったら申し訳ありません。
この記事を見て「リーリア・アリシア使ってみたい!」「リーリア・アリシアってこんな動きできるのか!」と思っていただけたら幸いです。
質問等ございましたら、ディスコード、X(旧Twitter)にDM等飛ばしていただければ対応したいと思っています。対戦申し込んでいただいても大丈夫です(時間があえば)。
反応などよければ、次回はリーリア・アリシアの各カードの役割や対戦中に意識することなどを書ければな、と思います。

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