ネギ1本が1万円で売れる衝撃
【なぜネギ1本が1万円で売れるのか?】
清水寅 著・講談社+α新書 2020年10月刊
本書は、全くの農業の素人である著者が、その素人ならではの発想で、
著者いわく「農業界の非常識」の農法を編み出し、ついには1本1万
円のネギを作り上げ、内外から高い評価を得るというストーリーです。
著者が「葱師(ねぎし)」として農業を始め、徐々にビジネスとして
規模を拡大していくプロセスを疑似体験できるところに、私は読み
応えを感じました。
この本は、マーケティングやセールス、ブランディングや対人交渉
など、物を売る分野の様々な要素について学べるビジネス書でも
あります。
読後は、スーパーに並んでいるネギがいつもと違って見えるかも
知れません。^^