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【休憩】電気と雷

 皆さんこんにちは。振動くんの独り言の投稿です。
本日は一休みして、雑学を投稿していきたいと思います。

 最近は本当に雨が多いと思いませんか?
 特に前線がぶつかり合う地方では「線状降水帯」と呼ばれる場所が発生していつまでも雨がやまない地域が出てきて、大きな被害が出ているところがあります。被害を受けられた方にはお悔やみを申し上げます。

雷といえば?

 さて、皆さんは「雷」といえば何を思い出しますか?
地震・雷・火事・親父・・怖いイメージの代表的なものですね。

 ところが、この雷は私達が誕生する前から存在していた自然現象です。そして今も続いているこの雷は私達の生活に密着した存在だということを今日は書いて行きたいと思います。

雷ができる仕組み

 ここで、雷ができる過程をおさらいしてみます。ご存知と思いますがあらためて説明します。

雷生成1

 まず、地表が熱せられ、積乱雲(雷雲)が発生します。入道雲ともいいますね。積乱雲の中では、水滴が上昇するときに冷やされて小さな氷の粒ができ、水滴とぶつかりあい、雷のもとである電荷を帯びた氷のかたまりが出来ます。

 電気と電荷は少し違った概念です。電気は蓄えることが出来ませんが、電荷は蓄えることが出来ます。身近な例で言えば、静電気は電荷です。下敷き等を脇で擦って、髪の毛に近づけると髪の毛が電荷に引き寄せられて浮き上がります。これが電荷です。電気回路では、コンデンサーと同じです。
 一方、静電気を帯びた身体で、ドアノブ等を触ったときに「バチッ」と来るのが電気です。電流が流れたことの証です。
 セルフサービスのガソリンスタンドで給油前に静電気防止マットに触ることは、この放電を先にすませることを意味しています。

雷生成2

 徐々に増えていった電荷は、プラス側とマイナス側に別れ、時には放電を開始します。これが「空中放電」です。

 一方、あまりにも大きな電荷が溜まった場所は、地表との間で放電を開始します。これが「落雷」です・

落雷は雲から地表におちる場合と地表から雲に上がっていく場合がある

 落雷は図のように地表面がプラスのため地表面から雲へ落ちるのが本来ですが、あまりにも雲の中の電荷(マイナス)が大きいため、マイナス側からプラス側へ放電する形になります。

 よく見かける風景が雲の上から地表に落ちるケースだと思います。

落雷する前に地表から誘導するストリーマというものがある

 落雷する場所は、一般的に高い塔や避雷針の場所ですが、実はその場所から空中に対して放電が行われ、ここに落ちて下さいという道しるべがつくられます。これを「ストリーマ」と呼びます。時々見かける事ができます。 

雷の不思議・その1

 太古の昔から存在する雷。実は生命の根源を作ってきたといわれています。文献を探しましたが、見つからず本人の記憶だけで申し訳ありませんが、海に雷が落ちた時、落ちた場所のPH(ペーハー)が一瞬7.2~7.5くらいになるといわれています。

 PHが7.5近くは私達が持っている細胞の中の「生理食塩水」の濃度と同じです。

 私自身、信じていることは、大昔から雷は生物の源を作って来たのだということです。人間の源となる生物も海の中から生まれたものと信じています。あなたはどう思いますか?

雷の不思議・その2

 雷が多い場所、落ちた場所は豊作になるといわれています。これは雷の放電が空気中の窒素をイオン化させ、田畑に栄養を与えているからだと言われています。

 この事を科学的に証明した高校生達がいます。詳細は以下のサイトを参照して下さい。

神社のしめ縄は雲を、紙垂れは雷を表す?

 神社に行けばよくしめ縄があります。諸説ありますが、しめ縄は雲を、紙垂れは稲妻の光を表しているように感じています。昔の人も雷が多い年は豊作になることはよくご存知だったようです。

雷とジューンブライド

 ジューンブライドというのは、ご存知6月の花嫁のことを指します。6月は雨が多く、雷が頻繁に発生する季節です。その季節に嫁いだ花嫁さんは、嫁ぎ先に豊作をもたらし、財を運んでくるという意味から、6月の花嫁は幸せになると言われている由縁です。

雷が発生したら早めに避難を

 雷が発生すると何処に落ちるか解りませんので早めに建物の中か、車の中などに避難するようにして下さい。

 因みに、稲光(いなびかり)は光と同じ速さで、1秒間に地球を7周半する速さです。
一方音は、1秒間に約340mくらいの速さで伝わって行きます。

 音の速さ(m/s)=331.5+0.6× (気温℃)

稲光がしてから1、2、3、と3秒くらいであれば、約1km離れています。逆に「ピカッ」「ドン」はすぐ近くですので、注意して下さい。

本日の投稿は以上です。
閲覧頂きましてありがとうございます。
次回の投稿を楽しみにしておいて下さい。

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