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「Contains」で文字列に特定の値が含まれているかを確認する方法

フローの中で、変数に代入されたデータに特定の文字列が含まれているかを確認する必要がある場面はよくあります。
たとえば、居住地データに特定の惑星名が含まれているかをチェックする場合、Contains関数を使えば簡単に実現できます。
この記事では、Containsの使い方とその活用方法をご紹介します。



Contains関数とは?

Contains関数は、指定した文字列が変数に含まれているかを判定し、結果をtrueまたはfalseで返します。

構文:

Contains(変数, "検索する文字列")

返り値

  • true:指定した文字列が含まれている。

  • false:指定した文字列が含まれていない。


設定例:居住地データに特定の惑星名をチェック

例えば、変数Flow.PlaceOfResidenceに居住地データが代入されているとします。
このデータに「カトゥイーン」が含まれているかを確認するには、次のように設定します:

例:

Contains(Flow.PlaceOfResidence, "カトゥイーン")

処理の流れ

  1. 変数Flow.PlaceOfResidenceの値
    例:"ナブー, カトゥイーン, コルサント"

  2. Contains関数の判定結果

    • 文字列「カトゥイーン」が含まれているため、trueが返される。


実際の活用シナリオ

  1. 特定の条件で分岐処理を行う
    Containsの戻り値を使用して条件分岐を設定します。例えば、特定の惑星名が含まれている場合のみ、別のフローや処理に移行することができます。

  2. エラーチェック
    データに必須のキーワードが含まれているかを確認し、不足している場合はエラー処理を行います。

  3. 動的な検索処理
    入力データやユーザーの選択内容に基づき、動的な判断を行う場合にも有効です。


Containsを使う際の注意点

  • 大文字・小文字の区別:Contains関数は、大文字・小文字を区別する場合があります。

  • 必要に応じて文字列を変換(LowerやUpper関数)してから判定してください。

  • 不正データの処理:対象の変数が空の場合や想定外の形式でデータが入力されている場合、エラーとなる可能性があります。

  • 事前にデータの整形や初期化を行うことをお勧めします。


まとめ:Containsで柔軟な文字列判定を実現!

以下のような簡単な設定で、データ内の特定の文字列を判定できます:

Contains(Flow.PlaceOfResidence, "カトゥイーン")

この設定を活用することで:

  • 条件分岐やエラー処理が柔軟に実現できる。

  • 簡潔なコードで直感的にフローを構築できる。


さらに学ぶ

Genesys Cloudの条件分岐や文字列操作に関する詳細は、公式リソースセンターで確認できます:
Genesys Cloudリソースセンター

設定を活用して、よりスマートなフロー設計を楽しんでみてください!✨

参考動画

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