Genesys Cloudでキャンペーンを自動化！シーケンスの活用方法を徹底解説
アウトバウンドキャンペーンを効率的に運用するには、シーケンスを活用するのがポイントです。
「1つのキャンペーンが終了した後、自動的に次のキャンペーンを実行する」「シーケンスを繰り返して運用を継続する」など、手動操作の手間を削減し、運用効率を劇的に改善できます。
この記事では、Genesys Cloudのシーケンス機能について、基本的な使い方から詳細な設定項目まで、分かりやすく解説します。
シーケンスとは？
シーケンスは、複数のキャンペーンをあらかじめ定義した順序で自動的に実行する機能です。
例えば、以下のような運用が簡単に実現できます：
「1つ目のキャンペーンが完了したら、2つ目のキャンペーンを開始」
「すべてのキャンペーンが終了したら、最初から再実行」
シーケンスを使うべき理由
手動操作を削減
キャンペーンの進行状況を監視したり、手動で切り替えたりする必要がなくなります。効率的なリソース管理
オペレーターや回線を途切れなく活用し、業務効率を最大化できます。リアルタイム対応の負担軽減
システムが自動でキャンペーンを切り替えるため、管理者の負担が大幅に軽減されます。
シーケンスの設定方法
シーケンスを設定する手順は次のとおりです。
1. シーケンスを作成
[管理] → [アウトバウンド] → [シーケンス] に移動します。
「新規作成」をクリックし、次の項目を設定します：
シーケンス名: わかりやすい名前を設定します（例: 「月末自動切替」）。
説明: シーケンスの目的を簡単にメモします。
2. キャンペーンを追加
シーケンス内に実行するキャンペーンを設定します。
「キャンペーンリスト」で対象のキャンペーンを選択します。
設定するキャンペーンを増やす場合は、右側の「＋」をクリックします。
削除した場合は、削除したいフィールドの右側にある「ー」をクリックします。以下を設定してキャンペーンを登録します：
キャンペーン名: 実行したいキャンペーンを選択します。
順序: 実行する順番を指定します（例: 1つ目のキャンペーンを「1」、2つ目を「2」）。
3. シーケンスを繰り返す（任意）
「シーケンスを繰り返す」を有効にすると、シーケンス内のすべてのキャンペーンが終了した後、最初のキャンペーンから再び順番に実行されます。
この設定が有効な場面
連絡先リストが継続的に更新される場合
リストが更新されるたびに、キャンペーンを再実行したい場合に便利です。リソースを常に稼働させたい場合
オペレーターや電話回線を途切れることなく活用できます。
4. シーケンスを保存し、有効化
すべての設定が完了したら、「保存」をクリックしてシーケンスを有効化します。
その後、シーケンスを開始するだけで、設定した順序通りにキャンペーンが自動実行されます。
シーケンス活用のコツ
1. キャンペーンの目的に合わせた順序を設定
各キャンペーンの優先度や対象顧客の特性を考慮し、実行順序を調整しましょう。
2. 繰り返し運用にはリスト管理が重要
「シーケンスを繰り返す」を有効にする場合、連絡先リストを適切に更新し、不要な架電を防ぎましょう。また、コールルールを組み合わせると、さらに細かい制御が可能です。
具体的な活用例
1. 顧客リストが毎日更新されるケース
毎日新規の顧客リストを取り込み、シーケンスを繰り返し実行。
自動的に最新のリストに対して架電を行うことで、手動操作を削減。
2. 複数キャンペーンの連続実行
特定の製品のキャンペーンが終了したら、関連する別製品のキャンペーンを自動で開始。
順次進行させることで、全体のリソースを効率的に活用。
まとめ
💡 シーケンスでできること
✅ 複数のキャンペーンを自動的に切り替え
✅ 手動操作の削減と効率的なリソース運用
✅ シーケンスを繰り返して継続的な運用を実現
シーケンスを活用すれば、Genesys Cloudのアウトバウンドキャンペーン運用がさらに効率化され、業務の自動化が進みます。手作業から解放され、より戦略的な業務に集中できるようになるでしょう。
関連リソース（公式ドキュメント）
Genesys Cloudのシーケンスを活用して、運用の効率化と自動化を実現しましょう！ 🚀
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