RightとSubstringを使って現在の時間を取得する方法
Genesys Cloudで「現在の時間を取得したい」と思ったとき、どのように設定すればよいか迷ったことはありませんか?この記事では、RightとSubstringを使って現在のUTC時間を簡単に取得する方法をご紹介します。さらに、シンプルな設定方法も合わせて解説します!
なぜ現在の時間が必要?
Genesys Cloudのフローでは、現在の時間を利用して以下のような処理を行うことが可能です:
チャットや通話のタイムスタンプを記録する。
時間に応じた特定のルートを分岐させる。
レポートや分析用データに活用する。
短いコードで効率的に時間を取得することは、フロー設計の簡略化につながります。
RightとSubstringで時間を取得する手順
1. Rightを使って時間部分を切り出す
GetCurrentDateTimeUtc()関数は次のような形式で現在のUTC時刻を返します:
2024-11-29T14:32:00.000Z
このうち、14:32:00部分を取得するために、まずRight関数を使い、右端から13文字を切り出します。
結果は次のようになります:
T14:32:00.000Z
2. Substringで時間部分を抽出する
次に、Substringを使い、T14:32:00の部分から最初の8文字(時間部分のみ)を抜き出します:
この結果、次のような文字列を取得できます:
14:32:00
Substringだけを使う方法
よりシンプルにしたい場合、Substringだけでも同じ結果を得ることができます。この場合、最初から12文字目以降の8文字を抜き出します:
この方法でも、同じように14:32:00を取得できます。
どちらの方法を選ぶべき?
Right + Substring
処理が分かりやすい。
フローの他の箇所でも文字列の右端から特定の部分を取得する場合に応用しやすい。
Substringのみ
コードが短く、読みやすい。
必要なデータの位置が明確な場合に最適。
用途やフローの設計方針に応じて、どちらの方法も選択可能です。
まとめ:現在の時間を取得する2つの方法
現在の時間を取得するには以下のような簡単な設定で実現できます:
Right + Substring
Substring(Right(ToString(GetCurrentDateTimeUtc()), 13), 0, 8)
Substringのみ
Substring(ToString(GetCurrentDateTimeUtc()), 11, 8)
どちらも、必要なデータだけを効率的に取得するための強力な方法です。
シンプルなコードで処理が実現できると、フロー設計の負担も軽減されます。
さらに便利な活用方法を発見しよう!
現在の時間を取得するだけでなく、Genesys Cloudの関数はさまざまな用途で利用できます。詳細な仕様や例は、公式リソースセンターをご確認ください。
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