『KING'S DAY inオランダ』あなたは好き、王室?
『ナイショの話』マガジン。
ここでは普段、これっいっていいのかな? と思うことを在欧長〜い私がペラペラと軽口を話している場所です。
ですので、今回は王様とかロイヤルファミリーが大好きな人はすぐに逃げてください。(反対コメントはいらないです!)
とにかく、4月27日。またやって来ました。王様の日。
なぜ、わたしはオランダのこの日が嫌いなのか?
1 喧騒 日ごろ静かな街がひどい有様の音楽がガンガンとかかり続ける。
2 全員がオレンジ色尽くめのコスチュームになる。タルト(ケーキ)もオレンジ色。
3 王室が特別な存在というのを示す日であるので、毎年訪れる都市を決めて、そこで人々に向かって手を振る。そしてそれがテレビに流れる。
4 ケルマン諸島などあらゆる無税の場所に王室はお金を貯めていて、税金を一つも払わないのはどういうことか、毎回考えてしまう。
5 国民が家の前にオランダの国旗をかける。う〜ん。
6 ファミリー全員が太っちょだから。(差別? いや自分があの体型になることが怖いので)
7 なんでこの21世紀にまだ王室ってあるの?
気づいた人は、わかったと思うけど、一番の私のイライラは、この日は特別中世の封建時代に感じる事と、国という括りにこだわり続けている国民がこれだけたくさんいる事が、私の中でよくわからないのである。(もう真面目に私の問題でありますが)
お手振り、あれ、なんでしょう。我が母国でもやっていますが、あれは本当に嫌い。君主をリスペクト? いらない、いらない。もう21世紀なんですよ〜。
もう、本当にそれだけ。
楽しんでる友人の記事も紹介!
この日、王様のことはどうでもいいけどと思いつつ楽しんでる人もいる。
この日は税金も何もなく、(そりゃあ王様の誕生日だから)フリーマーケットをどこでも開くことができるからである。
オランダでは子供の頃から自分のおもちゃを値段をつけて売る。
お金を介してではあるけれど、全体的に考えると物々交換のようなものである。
お金といっても、1€、2€。
ただ本来の物々交換だと、持っていない子供は交換するものがなく参加はできない。そこへ行くと、小銭があると好きなものが買えるチャンスがある。(お金システムに好感が抱ける?)
というわけで、みんなの楽しい様子はこちらで。友人が楽しそうにフリーマーケットをしている記事が載っています。
私もいつかは、他の国へ逃げないで、フリーマーケットでうまく断捨離したいのであるけれど、一度大失敗をしているので、参加は難しい。
10年前くらいの失敗。
たくさん物を持っていき、友人同士で押し付け合いになった挙句に、
見て回り気に入ったもの(食器類)をゲットしてより帰りの荷物が多くなった。
なんて私はダメダメなんでしょう〜。
やはり、この日は逃げないと、でありますね、私的には!