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ヨーロッパ大激変中の経過報告 ep18


この記事、かなり前(3ヶ月)のもので、忘れていてアップしてなかったんですが、この際アップしておきます。つぎの記事の時に使いたいので。


コロナパスの夜明け。そしてウクライナ紛争が、戦争へむかう?



オランダは2月25日にコロナパスは一部の大きなイベントなどを残して、2月25日から廃止というわけでその前から浮きうきしていたら、

それが朝おきたら、そんな! みたいな、ニュースが飛び込んできた。
2月24日からロシアがウクライナに侵攻。オランダでのコロナパス終了の鐘とともに、戦争が始まり、最良であるべき日が、最悪に変わった。

25日になったらすぐに何処かへ遊びに行く予定が、ニュースに鍵付け。そしてその時を機に、わたしの頭は一気に、毎日流れる避難民や、ヨーロッパどうなるの? ということに埋没された。もちろん、クラハでルームを開きまくった。

そして、今回は歯に衣を着せずに欧州の普通の人々、プーチンと、ロシア人いじめが始まった。はっきり言って、ロシア人と結婚してる友人がいるわたしにはこれは、ワクチンの時と一緒だなと、感じられる。もともとロシア人いじめはあったのだけど、なんだかな〜。

避難民の移動に問題になったコロナパスとビザ


ウクライナ、ヨーロッパの最貧国(正確にはアフガニスタンが最下位)では、やはりワクチン接種率もかなり低かった。34.5%である。

コロナパスがあることで、人の動きを止めさせていたこの時期に、戦争。全くである。これがあったために、避難すぐにできたときにできなかった人たちもいた。
それでは、周辺国どういう規則緩和をしたのかというと

スロべキア、かなり最初の頃から(2月16日)避難民を即受け入れていて、ワクチン証明や、PCR検査をしなくてすんだ。

ハンガリーは、3月7日午前0時より、ハンガリーに入国する全ての方に対する、新型コロナウイルスに関する入国制限措置を完全に撤廃。 PCR検査の受検や、入国時のワクチン接種証明書の呈示は不要。

ポーランドは、かなり遅かった。ギリギリまで、検査だの、ワクチン証明が必要とされていた。2月16日の大使館メールなど見ると、打ってようが打たないだろうが陰性証明書が必要とされていた。開戦してようやくなしになったが、そんなことをやれないのはわかっていたはず。
やはり一番多くの人が入ってくることが予想されたので、規則撤回が遅かったのだと思う。

少し遠いフィンランド
ロシア製ワクチンはフィンランドにおいて有効とは認められていませんが、現在の情勢を踏まえ、フィンランド政府は、ロシア製ワクチンしか接種していない者であっても、フィンランド入国目的がトランジット(ヘルシンキ・ヴァンター空港からの出国)である場合には、「英文陰性証明書」、「ヴァンター空港からの出国便航空チケット」の2点を提示すれば、入国について柔軟な運用を行っています。
 

ルーマニアの場合、ウクライナからの入国に限り、ワクチン接種証明、過去180日以内に新型コロナウイルスに感染した証明書、出発前72時間以内検体採取のPCR陰性証明書の有無を問わず、隔離措置が免除。でも、相変わらず、普通に入る場合は隔離などがあるらしい。


コロナパスは終了方向へブレーキを踏んだ国


この戦争が起きなかったら、オランダ以外の国はまだコロナパス運用を当分続けていたと思う。

ベルギーも、先週の3月7日ごろからコロナパスなし、マスクなしへ。

英国政府は、すでに廃止していたけれど、飛行機関連。
3月18日午前4時(英国時間)から、ワクチンを完全に接種していない方の出発前検査及び入国後検査を撤廃。

ドイツは3月20日からマスク着用規制を大幅に緩めるほか、ケアホームなどを除いて陰性証明を出す必要がなくなる。2月半ばから段階的に規制を緩和しており、規制撤廃に必要な法案が18日に通過。

未だ戸惑う国たち、厳しくない?


ギリシャ政府は、オミクロン株への感染拡大防止対策として、1月17日以降、全ての幼稚園児・小中高生、及びワクチン接種完了済みの教員に対し、週2回(毎火曜日と金曜日)のセルフテストによる陰性証明の提示を義務付けています。

日本大使館、ギリシャ

オーストリア政府
オーストリア政府は、2月に成立したワクチン接種義務法による接種義務を5月31日まで一時中断することとしました。本決定は、8日に提出された専門家委員会の報告に基づき、現時点で接種義務化措置は均衡を欠くものであると判断されたものです。6月1日以降の扱いは改めて検討の上、決定。
2 当初、3月15日以降は接種義務違反の罰則が有効となり、警察による取り締まりの一環として接種証明書の確認が行われる予定でしたが、これが行われなくなります。ただし、接種義務が完全に撤廃されるわけではなく、状況に応じて再び実施される可能性は残されています。専門家委員会は遅くとも3ヶ月後にその時点の状況を報告し、政府としての判断を行うとされています。

日本大使館、オーストリア

ギリシャ、割と慎重で今回の件では驚いた国。南欧の観光中心の国たちがこうも厳しいと、経済政策とかどうなのかとつい、いらない心配をしたくなる。やはり、EUから頂ければいいという考えなのだろうか?

オーストリアの迷い方はすごい気がする。3月15日以降警察の取り締まりも予定していたというのが、ゆるい国にいるわたしからしたらどんだけ、取り締まるとかが好きな国なんだろう、って少し悲しくなる。そういう歴史を持ってる国ではある。

イタリアも、徐々に廃止されそうである。まずは4月中は持ってない人にグリーンパスが持たされ、5月1日に廃止。まだ病院など介護施設などには必要だということ。(ブースター済みではないとダメ)

これらの国に避難した人は、まず第一にワクチン接種してない場合は、すぐに打つことになるのだろう。ロシア製ワクチンはダメと言っていた国も多いけど、それはどうなるのだろうか? おそらくだめか? 

ここまで書いて、この記事をアップできませんでしたが、つぎの記事でその後をお伝えしようかと思います。ヨーロッパ、激変ですね、いまは。もちろんこれは世界の大激変へと続いていくのでしょうが、少しずつ記録残していきます。

今もまだ善悪の二元論の世界が続いてることを次回書いていくつもり。

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