1期【2nd fragment of fripSide】レビュー
感想note第ニ回目、順番に進んで1期2ndアルバム【2nd fragment of fripSide】です。
前回と同じ様に書いて行くと思うけどなんか伝わりづらいので、一部歌詞とか記載します。※全部記載すると権利的にアレなので
文句書いてる部分が多数ありますので注意してください
2024/07/27追記:そもそもこれ需要あるんですかね?
こんな文章力も表現力も乏しく何言ってるのか全く内容が伝わらないような意味のない感想書いて誰が読むというのか?文句タラタラ書いてるし
つーか執筆時点での彼らの活動がなんかもう脱線しまくって信徒を置き去りにしてるわで、こっちとしても書く気どころか聴く気すら失せてくる。fripSideって、もはや一体何なのだろうね?
もうこの記事も消そうかと検討中…とまあアルバムには関係ない話
10/19追記 はよ書け
モタモタしてたらiR3出ましたね笑
本当はそっちのレビューしたいけどタイムリーなレビューは他の人に任せます。あとモチベ上がった。
それでは本編
second fragment
前作に引き続きアルバム導入(introduction)枠を設けているのは良いですね。
何度も言いますけどこういう枠大事ですよ、現代ではこの枠はリード曲とかになってますけどこっちの方が良い。
前回のintroduction枠と違って
こちらは荒れ果てた砂漠・荒野を連想させるかのような風が吹き荒れる音の中に、ラジオから流れるどこか悲しげなピアノの音が聴こえるという世界観を見せるイントロから始まってます。
場面変わったあとに「in the storm of sorrow…」と聞こえるのでそれをイメージしてるのだろう。…と思ってましたが
この語ってる部分よく聞くとどうやら【stome of sorrow】の歌詞そのままっぽいですね後で気付きました。
ということはもしかしたら初期のstome of sorrowのデモ曲的な位置づけだった説もあり得るのかな?
曲としてはこれでもかというぐらい電子音で埋め尽くされていて大変素晴らしい部分です。まるで歴史を辿るような表現ですね。
その後に更に場面が変わり何もない荒野の中でやっと見つけた正に憩いのオアシスかのごとく壮大なヴァイオリン系の音が広がる中で、その喜びを表現するかのようにnaoさんのロングトーンを見せていくという流れになっています。
そう考えると次の曲である「Sky」に繋がるように終盤をこのような演出にしたのかもしれません。しらんけど
それにしてもこの曲世界観の演出がうまいなぁと感じざるを得ませんね。勝手に思ってるだけ
追記で歌詞カードにあったstome of sorrowの歌詞を一部抜粋してあの語ってる部分の内容…を書こうと思ったけど著作権的にマズそうなので止めておく
sky
本曲はメジャーデビュー曲であり1stだけになったシングルアルバムである【flower of bravery】のカップリング曲です。
豆知識じゃないけどユニット名であるfripSideの由来ですが
…とあるようにB面"も"メイン(というよりB面がメイン)つまりカップリング曲も滅茶苦茶力を入れている曲達らしいです。(最近そのSが居ないのどうにかしろ)
名前の通りに青く澄み渡る青空をイメージさせる…曲ってい言えばいいのかな?
サビスタートから始まって段々上げていく流れからの間奏で一気に世界観を広げるのは素晴らしい。
『この瞳に映ってるキミだけが私を見つめてた』のところから入るチュンチュン言ってるような音がまさにシンセらしくてとても良い。
でAメロからは一気に哀愁漂う曲の雰囲気となっており歌詞をよく見るとどうやら、届かない想いはまるで空のよう…という切ない様子を表現した意味の「Sky」らしい。
またfripSideとしては珍しくハープのような音(Pluckっていうんですかね?)が入ってるのが非常にポイント高いです。これが入るだけでも幻想感が出るんですよね。
明るくもどこか哀しく哀愁ある曲というのはfripSideの十八番であり真髄とも言える、リードシンセもなんか消えそうな絶妙な音使いで間奏部分を盛り上げてるだけかと思えば、ボーカルに寄り添うように2番歌詞以降の『君に会いたいから…』の部分で入れてくるのはいやぁ〜やるなぁ(笑)
更に加えてハモりで一緒に歌ってるのも、この曲の雰囲気にあってる感じがしてとても良い。特に『君に会いたいから』とか『だけど私の心は温かいよキミが傍にいるから…』と言ってる部分のハモりはまるで互いの想いを綴るかのような雰囲気を出してます。(今更だけどもしかしてこれラブソング?)
落ちサビ(?)前の間奏部分もいつもの安定したギターソロが光るけど、そこまで主張してないのがgood、しかもヒットがジャンジャン鳴ってて盛り上げてくれる。なんかもう色んな要素入ってる曲やな…
全体的にとにかく空間表現が抜群に輝く曲です。
transitory orbit
来ました本家【transitory orbit】です。
実はこの曲こそ1期を好きになった曲の一つです。(もう一つある)
このアップテンポな感じがホントに大好物、最初に聴いた瞬間から好きでしたね(笑)
『私の身体を吹き抜けて行く』から始まる所のテケテケ感が堪りませんし、場面の進み方もキッチリカッチリしててメリハリがあってエネルギッシュでエレクトロな曲でホントに良い曲で神です。
『儚い夢今は忘れて…』から一気にシンセが激流のようにinするのよ(語彙力)
『透明なガラスのような』をイメージさせてるかは知らんけどキラキラとこの部分で鳴るし間奏部分においても、もどかしさ?不安?といった要素を表現しているかのように低域で鳴ってるリードシンセを恐らくLFOで揺らしていますよねこれ。ほんとに歌詞に対しての音を使った表現力この時から良いよねって思う。
2番メロが途中からスタートするのも良いね。ノリが継続されてる感じがしてるのと、この時代を感じるかもしれない(どっかのversion2016は余計なフレーズ追加されてたけど)それと『冬の太陽が照らす』と言ってる辺りもしかして冬の雪解けをイメージした曲なのだろうか?まあよく分かりません
また2番サビ『今陽の色に染めて…』の後にあれだけ鳴っていた音がシーンとする場面展開からの落ちサビに入る際にカウントダウンするのがまるでエンジンを再点火させる流れで思わずアフターバーナーの如くUO折りたくなる演出。(聞いてるか?ver2022さんよォ?)
この記事執筆して初めて気付いたんですけど、もしかしたらひとつ前のSky繋がりを意識して作った歌詞なのですかね?私は歌詞あまり注視しないので気にしてなかったのですが、そんな気がしました。
まあそう感じるように作ったかはしらんけど、本アルバムは特にアルバム全体の流れがスムーズに繋がってるようで全体的完成度が非常に高いと思います。
あと個人的にはもっとこういう曲増やして欲しいな〜って思ってる。
いやそれにしてもシンセベースの音圧とリズム、そして高域が非常に伸びるベルの組み合わせに隠し味のように鳴ってるエレキとピアノがとても味わい深い。
ヘッドホンで聴けば聴くほど耳が幸せになりますねぇ
どこを聴いても素晴らしい。
ラスサビ転調でnaoさんがちょっと苦しそうに力強く、訴えかけるように歌い上げるのも好印象です。唯一残念なのは時代的に音質が足りていない点
尚、3期でカバー(笑)されたtransitory orbit -version2022-(笑)については断じてtransitory orbitとは認めん。もはや別物です、みんな違って皆良いじゃねぇよボケ永久BANしろ。もう一度見つめ直せ、違う未来を見つめてしまってるから。恒星の輝きはどこへ行ったんだ?キー変えると曲の雰囲気が変わってしまうのはプロなら知ってるはずなのに何故そうした?この曲の良いところは高すぎるキーに対して無理矢理でも歌いきってるからこそ輝くものだと思ってたのですけど流石にあれは幻滅しました。いかなる理由があっても許しません。
第一になんだよあのかっこよくしました感の曲調は何?テケテケは何処いったの?過去に類を見ないレベルの最悪なセルフカバーだと思うが?正に恒星の輝きを失って超新星爆発を起こしてブラックホールと化してるやん
もうブラックホール2022で良いよホントに美しさのカケラも無い
申し訳ありません。本アルバムとは関係ない不適切な文章が掲載されたことを深くお詫び申し上げます。
message
バラード枠
名前の通り手紙の内容を記したような歌、やっぱり全体の流れから作ってますよね?
違う道を歩む事になって一方的なお別れを告げる手紙のようなそんなストーリー性を感じる歌詞だと思います。知らんけど
イントロからとても悲しみを表現するかのような旋律を奏でるピアノが以上に好印象。
このままそういう感じで進むのかと思っておけば流石はfripSide
『君に最後に送るよ』からちゃんとシンセ入れてくるのは良いねしかも邪魔してない。
所々でsatが何か語っているように歌ってるのも呼応してるようでメッセージ性がより表現されているけど、残念ながら何て言ってるかは完全には聴きとれなかった…
サビでストリングスが鳴ってるの良い、非常に音場が広がってとても良い、そしてその後の間奏にかなり高いサインリードでシュイ-って鳴ってるのが鳥っぽくて好き(白鳥じゃないよ)アウトロも最後までチョコたっぷりの如くしっかりとエンドロール残してて好印象でした。
というかこの曲よく聞くと結構現在でも使われてるよな音の構成してましたね。この辺からバラードの方針決めたのでしょうか?
save me again
カバーでは味わうことができない全てが詰まった原典
実はこれこそ1期を好きになった曲
もうね、最初がええやん?分かる?
まるで想い出のオルゴールを開けた時かのような印象を与える始まり方、エレピとちょっとFMっぽいようにも聴こえる気がする金属音のコンビネーションが良い。
とても良い。本当に。
このような始まり方をする曲多分もう来ないでしょうね…
更にそこから始まるイントロのメロよ、このモジュレーションを活用したリード音!これこそシンセサイザーがシンセサイザーたる音でしょうよ!
しかも安定のベルにピアノにシンセベース、これでもかっていう位にシンセの魅力をぶち込んでる。素晴らしい…
ってかマジでシンセベースの厚みがエグ過ぎる(カバーには無い要素)
1番Aメロ始まる前からの作りこみの良さにこの部分だけでリピート再生して満足してしまう程魅力が詰まりに詰まってます。
歌詞の部分も1番から順に見ていくと今までの歌詞とは(多分)違ってかなり長文なメッセージを伝えるメッセージソングになってますねこれ。
この曲だけでも成立するストーリーな気がしますけど、やっぱりこれ上記3曲の繋がりを意識してるのではないでしょうか?
『錆びついた記憶を辿り今日も僕は…』と言ってるように忘れかけている過去を呼び起こすような詩の辺り辛い思い出話のような…
↑この部分で鳴ってるベルが星を見上げるようなフレーズ感が感じられて良い、何となくだがtransitory orbitの流れを感じる。つか何よりもこのメロの裏でずっと鳴ってるピアノとベースが本当に素晴らしい。
『戸惑い逃げていたね、迫るようなこの現実に』
『いつしか流されて、心さえ無くしかけていた…』
これね…歌詞特に気にしてない自分でさえ結構グサっと刺さる言葉でしたね。この部分ハモリ入れるのずるいでしょw
そしてーーー
『自分らしく生きる強さが、僕には足りなかったね』
このメッセージを1期から知っていたらどんなに助けられていたのだろう?
全人類が聞くべきフレーズである。
正に人々は周りに流されているばかりで、自分とは何か?を理解できているのだろうか?
ーーー否、誰一人も気にしてすらいないだろう
でもこのメッセージを聞くと何か思う事があるのではないだろうか?
これを聞いてから人生の考え方が変わったような気がしましたね。(聞いてるか?sat)
またこのサビの部分でこれでもかっていうレベルであのベルが追従してくるの本当エグイ…
『新しい明日を駆け抜ける強さを』
『信じ合うチカラを与えてくれた』
いや正にそれ。
この曲があるから頑張れたんだよ。
別にそんなつもりで書いてるわけじゃなくとも、単にアルバムの流れをつかむつもりで書いていたとしても、とても良いメッセージを受け手に伝えていると思います。
本来歌モノの音楽って伝えたい言葉に対して
"音という旋律を正確に乗せる"ことによって
初めてその言葉の真価を発揮する
ーーーと自分は解釈しているので、この歌詞のメッセージに対してこの曲は非常によく作りこまれており、
歌詞だけを見ても曲だけを聴いても、それらは互いに完全に嚙み合っているのでどんな聴き方をしてもこの曲のメッセージ性が伝わるかと思います。
これに気付けたのもfripSide。ー君が教えてくれたー
こんな全てにおいて完璧で素晴らしい曲fripSideの中では他には無いと言っても過言では無いでしょう…と自分は思っています。
そして2番前の間奏へ (まだ書くのか)
『ー間奏ー』
↑ここ
単に1番メロ前の途中から始まるただのリフレインなだけだけど
最初のイントロのメロ聴いた時はマジで滅茶苦茶良い程度にしか思わなかった部分だが、1番歌詞を聴いた後に改めてこの部分を聴くと
少し雰囲気が変わったように聴こえる錯覚を感じただろうか?
この間奏部分が真に表現しているものは
抗えない時の流れの中で、自分を見失ってしまうほど不安に満ちた現実で
錯綜した感情の中でも自分を正してくれる運命の道しるべを教えてくれた存在が居たこと…これを表現した音がこの部分なのでは無いのでしょうか?
力強いドラムと太いシンセベースは自分の存在を
煌びやかなのに儚くも感じるベルは過去と未来の想像の輝きを現し
哀愁漂うピアノは混濁する意思と時代を語り
震えるリードシンセは迷いながらも運命という道を歩んできた軌跡の如く
目立たないレベルで鳴っているエレキはそんな自分を陰で支えてくれる人を表現している…
そのように感じませんか?(怪文章も大概にしろ)少なくとも自分はそのように感じ取りました。
そして2番へ(まだ続けるつもりかよ)
ホント何処とってもいい事書いてますねこの曲の歌詞
ここまで歌詞の物語について考えるのってこの曲ぐらいだと思う。
何故そこまでして思考する理由があるのかといえば前述した通り、この曲異常なレベルで作りこまれているからです。だからこそ聴き入っちゃうのです。曲がテキトーに作られていたら繰り返し聴こうとさえ思いません。(聞いているかァ?プロデューサーさんよォ)
アルバムの流れ的にやっぱり上述の4曲を意識して歌詞を書いて曲を付けた(もしくはこの並び順に配置した)と思います。
『過ぎて行く時間の中で…過去に続く道を見ていた』
このことからも、過去の行いの後ろめたさや、本当に自分は今のままで良いのだろうか?何かを忘れているのでは無いだろうか?という気持ちを表現しています。もしこの曲が「message」の流れも踏まえて読み取るのであれば、多分何か叶えたい夢があってそれを成し遂げるために大切なものを捨ててしまった…のかもしれない事に気付いた的な言い回しでしょうか?(知らんけど)
『小さいころ描いた曖昧な夢のカタチは』
『いつしかその色の輝きを失ったままでーーー』
ここもそうです上の説明に続く表現で、歌詞の通りの意味。
時代の流れによって過去に思い描いた夢の輝きは、もはや色褪せてしまい後に残ったのは灰色の感情だけ。
そんな美しさのカケラすらも無くなってしまったのに
それでも…君はーーー
『君が僕に教えてくれた…』
『自分が本当の自分であるために』
『代わりに何かを失う事』
『まだ見ぬ光を探して歩いていく』
『そんな強さだけ今は見つめて』(これ以上表記すると著作権g…知るか)
自分が自分である為には代償として何かを失わなければならない。(もしかして3期でカバーした理由ってこれを伝えるためでしょうか?あの人結構回りくどい事してくることあるので…良い言葉ですね、失うものがあったとしても自分の為に前を見て進もうという表現で。残酷だけど自分の色を失わないようにするにはそれしかないんだという心に残るメッセージです。
本当にそうだとしたらfripSideの音楽性を失うのは自分には耐えられませんが)
そして間奏~落ちサビへ
『ー間奏2ー』
最初の間奏部分の(怪文章)を踏まえて聴くと結構面白い感じに聴こえます。
そしてここだけ人々の声のように聴こえる効果音?環境音?が入っています。
まるでそれは、自分は周りからどのように見られているだろう?という周りの目が気になってしまうような"孤独感"を表現しているように見えます。(本当にそうかは知らんが)
そしてそこから落ちサビへ繋がる荒ぶるシンセ
それは正に感情が吹っ切れたかのように
"もう周りなんてどうでもいい!!"と叫ぶかのような表現をここまで読み解いた方はそう感じたのではないでしょうか?(自分はそれを表現していると思いました)
からのーーー
『ー落ちサビー』
あの時はこう思ってたーーー
『自分らしく生きる強さが僕には足りなかった』と
この部分は彷徨っていた過去を振り返り、あの時はこう思っていたけど今はもう過去の話と表現するように非常に落ち着きのある音になっています。
そしてーーー
『ーラスサビ転調ー』
『傷つけては傷つけられた』
『毎日の中で君はーーー』
この転調部分、随分明るい印象が出ますよね。(当たり前だ)
まるで過去の悩みは過ぎ去り、新しい未来へ踏み出せたかのような迷いのない澄んだ心を表現しているかのようです。
『ーアウトロー』※ココ大事!!!
ココマジで大事!!!(大事なことなので)
時代背景的にアウトロフェードアウトっていうのが確か当時の流行だった(はず)なのでそういう作りって言われたらそれで終わりですけど。
違います。それだけではありません。(多分)
ここまで辿りつけたのは大切な者が傍にいてくれたからという想いをハモで表現しています。
そして最後まで(チョコたっぷりのように)鳴らし続けるアウトロは、その辛い過去を含めて今自分はここに居るんだ…っという過去を振り返りながら、思い出のアルバムを読み終わり綴じて終わる…
っていう表現も含めているんじゃないかなと思いました。
いやー本当に名曲中の名曲です。
最初に聴いた時からここまでの情報量が詰まった曲だと認識していましたが、読み解くとよりその素晴らしさが理解できるかと思います。
音楽って素晴らしいです。その素晴らしさをこの曲は教えてくれます。
音の意味、構成の理由、歌詞のストーリーを全部味わえますね(自分だけかもしれんけど)
【蛇足】※という名の文句
この怪文章全文読んでくれた変人さん
この内容を理解した上でversion2023をどう感じましたか?
自分はですね
正に何かを捨てたんじゃないかなと思いました※最大限の配慮を踏まえた表現
【余談】あまりにも良い曲なのでもう少し書く(いい加減にしろ)このnoteではライブの感想とかは既に他の人が書いてるので、書くつもりは一切無かったがこの曲だけは書かせてもらう。
その前に一つ無駄話を聞いてほしい
聞くつもりがない人は次の曲へーーー
この曲を知ったのは丁度fripSideを知ってほんの少し経った頃で多分なので多分2014年頃かな?
何がキッカケとなったか?といえばDecadeのアルバムを聞いた時、当時はまだ知らなかった1期のボーカルが居ることを本アルバムリード曲の「Decade」と「re:ceptivity」を聴いて、naoというボーカルを知った。その歌唱力に魅了されたのもそうだが、「Decade」の歌詞に2期メジャーデビュー曲と1期のある曲の歌詞を入れている事を知って調べるようになった。
そして最初に1期を聴くことになったのが上記に記した歌詞の引用元である「Red -reduction division-」である。この曲についての詳しい感想は別記事にて書き記す。
で、話は戻って色々調べていくうちに本稿にて登場するsave me againに辿り着いて、最初に聴いた時から感極まるこの上なき素晴らしい曲だと感じ取りました…と同時に本当に何でfripSideを1期から聴かなかったのかという無限の後悔(endless voyageかな?)にさいなまれることになってしまった。
こんなにも素晴らしい曲を
ライブで味わえるチャンスも失われてしまったのかとーーー
これが2014年頃の懐かしい思い出と同時に厄介ファンが誕生した瞬間だった
そして時は進み2019年
あれは生放送でのinfinite synthesis 5先行視聴会の話だったかな?
「as before」とかいう曲名が登場する。
この時某プロデューサーがこの曲は過去にあった「save me again」という曲のアンサーソングで…とか言ってたね。
唐突に来たsave me againというワード
これ聴いた当時一体何を変換したのか
(えっ…ライブでnaoがsave me againを歌ってくれるってマジ???)
と勝手に変換されて勝手に衝撃を受けてましたね…
でも結局しばらくは何も音沙汰無いのでこのまま終わるかと思っていた…が
何か知らんけど3期始まって初のコラボDACの特典として本曲のハイレゾ音源が登場(いやそこで来るんかい!)更には20thライブを前にしてdoRツアーで普通にカバーを披露するという大盤振る舞いっぷり。
しかも元の美しさは半減されてしまったという遠い国の悲しいニュース(という名のsage)
これ、もう20thで出る確定演出じゃんと思ったそこの貴方…正解です。
そして20th当日
naoが魅せるfripSideの真の姿
オケが残念なカバーなのは致し方ないとして
そんなことはもうどうでもいい
ここまで読み進めた暇人読者には説明不要だろう
この曲を歌ってくれた事がどれだけ嬉しかったことか…
ーずっと忘れないからー
以上。読書感想文には関係ない余計な話でした。
tearful Voice
この曲はnaoコンプ未収録曲です。
音源が聴きたい方は本アルバム【2nd fragment of fripSide】を探してください。
ここまでの流れとは打って変わって全然違う曲調
…というより作りその物が全然違う曲で気になって調べたらどうやらこれはmuzie時代に活動してた(らしい)Primroseというユニット?の「Destiny?」という曲が原曲らしく、カバー…というよりfripSide -Reproduct mix-と言った存在?※正確には歌詞すら違う模様
なのでもう完全に別物っぽいが如何せんこの時代の情報を一切サルベージできないので詳しいことは何も分かりませんでした。詳しいことは詳しい人に任せます。
聴こうと思えば探せばどこかで聴ける…かもね
(何一つさえ分からなかった)事前情報はこれくらいしにして本題に入りましょう。
曲自体はかなり時代を感じる曲の作りって感じで(音質もだけど)
サビで繰り返すフレーズはどことなく90'年代(か80'年代)?付近を感じる気がする。
この曲が作りその物が違う気がする…と
どこでそう思ったのかと言えば絶対音感とか持ってるわけでも無いので正しいという確証は無いのですが、異常なほど転調してる曲だと思います。
そりゃ他の曲も普通の短3度転調とか半音転調とかよくしてます。
でもこの曲多分他の曲の比じゃないと思うからなんか違うなとは感じた。
…多分
イントロからいきなり転調してるし、ペポパポ鳴ってるシンセも特徴的
というか結構浮いてる印象の曲、firstの頃に作られた曲なのでしょうか?
歌詞としては
『笑顔でさよならするよ 気持ち隠したまま』
『後ろを振り返っても 君はもう見えない』
とかある辺り、最後の別れの曲って感じでしょうか?
Aメロの悲しい感じに聴こえるピアノが良い曲です。
belief
これも良い曲。
ベルとシンセがまるでシーソーしてるかのようなイントロが特徴的な曲
上にも書いたと思うけど、サビのフレーズがずっと繰り返されるのは古い曲の特徴でこういうの結構好きなんですよね。TM.NETWORKの「Self Control」とか個人的にめっちゃ好きで、聴いてるとその片鱗が見えるような気がして結構刺さる曲。
あとこれにもハモり入ってる。このアルバムにはハモ滅茶苦茶入ってるけど気に入ってたのかな?
つか今更気付いたけど歌詞見るとこれも何かアルバムの流れに繋がっているように見えますね。
『ずっと忘れないから』
『君が教えてくれた』
『信じて走り抜ける そんな強さが欲しい』
『見上げた青い空は繋がっていることを』
ーーー君が教えてくれた
ずっと忘れないからーーー
stellar
ガラスが割れるようなサウンドからスタートするので開始0秒で曲名がわかる曲。ノリがとてもよくお気に入りのサウンド
シンセパッド?が暴れるわ、エレキは暴れるわ、キラキラ鳴らしまくるわドラムもノリがいいわシンセベースは濃厚だわ、なんかチュイチュイ鳴ってるわ、なんやこのパレードというか音の大渋滞が起きてるかのように自由に鳴らしまくってる曲は?って印象があると思うw(もはや恒星とは)(というかこれ絶対気に入った音全部ブチ込んだだろw)
でもちゃんとメリハリある進み方なんですよね、ボーカルの邪魔をしないように鳴らしてるのは今の曲に通じている気がする。
歌詞としては恒星とは程遠く現代の日常感を感じる話をしてますね。
『TVが伝えている…』と言った詩が出るのがそれっぽさというかやけに現実味がある歌詞です。多分TVというワード出たのこれだけじゃね?
サビが訴えかけるような進み方しているのがとても好印象。(というかあれだけ大渋滞してた割りにはサビは逆にシンプルになるんだってのがギャップがあって面白い)『僕たちが作り出す新しい明日は』
『優しくなれると願うから』
流れを見てると明日の時代を作れるようにまで成長したんですね。
って思えるフレーズ。
この曲のお気に入りな所は間奏もそうだけど落ちサビ~ラスサビ~アウトロまでの怒涛の流れがめっちゃ好きな部分で、二番終わりから急に場面切り替わって、更に落ちでタタタタ…って小刻みになるピアノにnoiseのクラッシュ音が左右に振られてエレキで再スタート→更に転調してnaoが相変わらず苦しそうに最後まで歌い上げる+それと対比するようなsatハモりが来て、最後までチョコたっぷりなフェードアウト。この流れがあまりにも最高過ぎる。
UO極で暴れまわりたいくらい最強サウンドだろこれ。
そんな曲
Detour-fripSide Edition-
カバーなのかな?と思ったらどうやら元はresetの曲らしいですね。
FM系の音(なのかな?)が綺麗でとっても綺麗な曲です
ハモり+コーラスでメロのラインに厚みがでてとても良い。
美しく哀愁ある曲調と音の構成で金属系の音が出しやすい機器を使うと耳が幸せになれると思う。
歌詞は思い人を綴ったような歌詞になってる…とでもいいのかな?
別れた後の切なさと、過去に縛られてるだけじゃなく前に進もうとする意志を綴った歌詞になってますね。
でもこの曲は歌詞を聴くというより、曲その物を聴いた方がその情景を強く感じれると思います。というか元々そんなに詩に注目して聴いてない
原曲は聴いたことが無いのでどんなアレンジになってこのカバーになったかは不明ですが、この曲もカバーと言えど本アルバムの流れや制作時のテーマ的な物に沿って入れてるような気がします。
特にジャケット写真が視覚的にそれを表現しているかと。
crying moon
デジタルなバラード
シンセによるどこかファンタジーにも聴こえる世界観が特徴的な曲になってます。
この曲付近から、どうやってレビューしようかとずっと悩んでて執筆が進まなかった(決して怪文章を書き過ぎたせいで力尽きたわけではない)けど何とか書きます。
ミョーンって音と語るように弾かれるピアノにベルPADのような?コーラスのような?風に加工された音等、如何にもシンセって感じの音の集合体のようなイントロが印象で、音域帯としてはかなり高域に寄った作りをしています。
メロに合わせてくるリードシンセが良い味出してる。
この曲も曲調が独特なので原曲は別であるんだろうけど調べてもよく分かりませんでしたので割愛(ちゃんと調べろ)
歌詞部分を見るとやっぱりこの曲も
『この想いは果てなくどこまでも 遠く離れたあなたへ届くの』
『強く前を向いて歩いていく いつかあなたと一つになるまで』
という詩がある辺り別れの曲を書いてるっぽい。
でもこの曲の場合
『あなたが旅立ち 私はひとり今夜も』
と
『星の河の果て あなたを待ってる』
が対になってるようにも見える辺り、もしかしたら死別した話のようにも見えるかも?まぁ実際そのつもりの歌詞かどうかは知りませんが、そんな風に感じました。歌詞見ると悲壮感ありますねこれ。
これ書くまで気づきませんでしたけど
あと余談ですが、この曲はAK DAP買った人の特典音源として2期カバーバージョンがあります。あっちは全体的に綺麗になっててカバーとしての聴こえは悪くはない。
…が、歌詞気にするとなんか違うように聴こえちゃいますね。
belief -TRI-HEDGE RMX-
なんかめっちゃEDMアレンジされたリミックス版
車で爆走するBGMには良いかもしれない。
というかこれ以上の感想が出ない…
TRI-HEDGEという名前を調べた所どうやら上に書いたTearful Voiceの原曲の作者様のようです。
muzie時代の情報はよくわからん…詳しくは詳しい人に任せる。
storm of sorrow
fripSide曲としては珍しい全文英語の曲です。
ジャ- ズズッズ的なすごくカッコいいフレーズのエレキと重厚なピアノが組み合わさったイントロから始まるやつ。カッコイイ系かと思ってたら普通にシンセパートからはいつもの通りって感じでギャップを感じて良い。もしかしてこれもワンチャンカバー?
本アルバムのイントロで使われてるやつです。
ただボーカル音質が残念…
全文英語なので何を語ってるのかよく判りませんでした…
最後にSecond Fragmentに繋がる風の音が入ってますね。
終わりに
文句と怪文書書いてたら、もうそれだけで内容終わっちゃって書き終われずモチベ無くなってしまって投稿できなかったw
このアルバムやっぱ全体的に見ると《別れと思い出》をテーマにしてるような気がします。
あと今回から歌詞について書きながら考察するようにしてみました。
普段歌詞をあまり重要視して聴いて無いので、今まで特に何も感じなかったのですが、改めて歌詞の意味を読み解くと何だかほとんどの曲が悲しい曲になってますね…
今考えると珍しく1期アルバムジャケットとして珍しくお二人が揃って映ってる写真になってるのは、このアルバムのそういう雰囲気を視覚的に表現したのかもしれませんね。
また曲自体も全体的にsatコーラスやハモりが多めに入ってるのも、歌詞が表現する物語に登場する、二人の人物それぞれの歩みを表現しているのかも?
これを意図的にしているなら、本アルバムにサブタイトルとかあっても良かったかも。
また、アルバムタイトルにある「fragment」が
断片とか欠片・砕けた的な意味らしいので、記憶のカケラとか砕かれた想いを全面的に表現したアルバムだという意味を込めているのだと思います。
長々と書きましたがやっぱり【save me again】と本物の【transitory orbit】が最高ですね。
「stellar」もお気に入りの一つですがnaoさんが歌うからこそ成立する曲だと思います。というか1期の曲全般そう。
次回はいつになるか分からないけど【3rd reflection of fripSide】になるか、もしかしたら別のアルバムのレビューするかも?