声優アーティスト楽曲大賞2020
どうも、Taichiです。
12月の頭に書き始め、放っておいたらもう2020年終わりそうになってます。
いろいろありましたが、やっぱり音楽って楽しいなと再認識する一年だったと思います。いい機会ではあった。
さて、「声優アーティスト楽曲大賞2020」ということで今年リリースされた声優アーティストの曲・キャラソンからこれ好き!!!という楽曲を選びました。アーティスト名の50音順→キャラソンアーティスト名50音順で書いていきます。
すべてYouTubeのリンクがあり、クロスフェードの動画のときは、当該曲が一発で流れるようになってます。ぜひ一度聴いてみてください。最後にサブスクにある曲をまとめたSpotifyプレイリストを載せています。
今すぐに / 麻倉もも
作詞・作曲:藤田麻衣子
編曲:KOUTAPAI
2ndアルバム「Agapanthus」からです。
唐突にMVが投稿されたような記憶があります。
今までとは雰囲気が一変して、会えない人を想う曲なのですが、これがすごく良い。バラードがすごく似合うと思います。
イントロのピアノやストリングス、切ない曲調など好きなポイントがふんだんに散りばめられており、リリースされてから今までずっと好きな曲です。
いつか、また。 / 上田麗奈
作詞:RIRIKO
作曲:⼭⽥かすみ
編曲:笹川真⽣
上田麗奈さんの1stアルバム「Empathy」から。
そもそもこのアルバム通して完成度が非常に高く、個人的2020年最優秀〇〇を総取りです。選出曲のところから再生されるようにリンクを貼ろうかと思いましたが、通して聴いた欲しかったので頭から貼っています。
まずはアルバム全体について少し。
どの曲も彼女の歌声や心を上手に表現しており、かといって自己紹介のような曲になっていないのがポイント。「Empathy」というタイトルの通り、多くの人が共感できる曲の構成や雰囲気の作り方になっています。
僕はこのアルバムそのものが一つの人生を表現しているのではないかと思います。今が楽しいような気持ち、暗く落ち込むこと、少し明るくなったり迷ったり。こういった感情を当てはめると、心にぴたっと寄り添うように共感をもたらしてくれる。そういうアルバムに感じます。
中でも「いつか、また。」という曲はどん底に落ちてとても落ち込んでいるときの曲。自暴自棄になって何もかも無茶苦茶にしたいようなときが当てはまると思います。
この曲を選出した理由は、声優・上田麗奈だからこそ歌えた曲だから。あえて音を外す、歌の中で演技をしているのだけど歌。音のゆらぎや不安定さを大切にした曲。こうした他の誰にも表現出来ない繊細さを詰め込んでるからこそ、推したいと思いました。
23時の春雷少女 / 鬼頭明里
作詞・作曲:田淵智也
編曲:やしきん・成田ハネダ(パスピエ)
1stアルバム「STYLE」から。
先行でこの曲だけ配信されたとき、作詞作曲が田淵さんってだけで聴きましたが、すっげ~~~になりました。なによりも疾走感がたまりません。
彼女の楽曲はアルバムも、これまでの3枚のシングルも良いのでぜひ聴いてほしいし、これからが楽しみです。
Domestic Force!! / DIALOGUE+
作詞:津野米咲(赤い公園)
作曲:田淵智也
編曲:eba(F.M.F)
1stミニアルバム「DREAMY-LOGUE」から。
DIALOGUE+というユニットにハマるきっかけとなった一曲です。
これまでリリースされてきた楽曲の中でも異質さが際立つ曲です。最初聴いたときはびっくりしました。かっこよすぎる…
1月10日には全曲ライブ(配信は1,000円なので見てくれ!!!リンクは下記)、2月3日には2nd,3rdシングルリリースと、今一番勢いがあり、楽しいをもたらしてくれるユニットだと思っています。
アンチテーゼ / 夏川椎菜
作詞・作曲・編曲:すりぃ
4thシングルの表題曲です。
楽曲大賞2020をTwitterで打ち込むとサジェストに出てくるほど、多くの人が選んだであろう曲です。
下半期にリリースされた多くの曲は、明らかにコロナ禍の影響を受けていると思います。そういった状況で作られた曲は、寄り添うような、「ひとりじゃない」みたいな感じの曲が多いように感じます。(そういうのも好きです)
しかし、夏川椎菜がそういう曲を出してくるはずもなく…怒りの感情をぶつけてきました。誰もがこの状況で抱えている感情ではないでしょうか。こういう曲が欲しかった。
タイムマシン / 西山宏太朗
作詞:西山宏太朗
作曲:矢吹香那
編曲:前口 渉
そもそもこの曲と出会ったきっかけは、先述した上田麗奈さん。この曲のサビでコーラスをしています。どんなもんかと軽率にMVのプレミア公開を見に行ったらこうなりました。
個人的夜に聴きたい曲トップです。少ない音数と、彼のハイトーンで甘い声で作られる夜の雰囲気が最高。シティポップというジャンルなのでしょうか。好きです。
Anniversary / アルストロメリア
作詞:鈴木静那
作曲・編曲:三好啓太
ここからキャラソンです。
これはもうフルで聴いてほしい曲です。フルじゃないと魅力の半分も伝わらないと思っています。
最初シャニマスの月1でやっている配信で、試聴動画と同様の1Cまでが公開され、いい感じのバラードが来たと思いました。この時点で結構好みだったのですが、フルで豹変しました。楽しみを取っておきたい人はすっ飛ばしてください。
2C終わってすぐDメロに入り、間奏が入って…というまぁよくある構成を安直に想像しました。十分に3Cに繋がるような空気だったし。ところがこの間奏のあと、思いっきり転調してEメロをぶっこんできました。
アイマスMORにて、作編曲の三好さんが「賛美歌パート」とおっしゃっていました。光が降り注いだような、ジャケ写のように翼を広げたような情景が思い浮かぶ、とても好きなパートです。初めて聴いたとき頭抱えて笑いながら泣いてるやべー奴になりました。
僕はアルストPではないし、シャニマスを始めたのも今年の6月だったので薄桃色とか読んでないしで、このユニットに対する理解度は微塵です。それでもこの曲はものすごく刺さるし、スッと入ってるくる曲です。お三方のボーカルも素晴らしい。
曲とは関係ありませんがアイマスはサブスクで配信してくれ!!!!
カレイドスコープ / AiRBLUE
作詞・作曲:shilo
編曲:伊藤 賢
CUE!という新人声優育成ゲームにハマるきっかけになった曲です。フォローしてるオタクが口を揃えて、CUE!の曲がすごい(別の曲ですが)と言ってるところでリリースされていたので、軽率にSpotifyで聴いたらドハマリしてしまいました。
何よりもメロディが綺麗すぎる。カレイドスコープという名の通り、万華鏡のようにコロコロキラキラとした音が鳴っている。そこに「十年後の君は今何を見てるの」という歌詞。
CUE!をやっていなくても、感動的だし情景を思い浮かべることができる素晴らしい曲です。
さらに、「Season1.2 カレイドスコープ」というゲーム内のシナリオを読むと格段に泣き曲へと昇華します。ぜひゲームもプレイしてみてください。
シャイノグラフィ / シャイニーカラーズ
作詞:古屋 真
作曲・編曲:ヒゲドライバー
シャニマスを始めるきっかけになった曲です。友人がシャニにめちゃくちゃハマっており、とりあえず曲だけ聴いてみるか~と軽率に試聴したらドハマリしてしまいました。
まず衝撃を受けたのは、イントロからとても爽やかなメロディが奏でられている点。これまで、アイマスというコンテンツそのものを触れてこなかったのもあり、とてつもなくコテコテなキャラソンを想像して身構えていました。
しかし、この爽やかさやシャニマスのパステルな色合い、それぞれが主張しつつも、全体の繋がりを乱さないグラデーションのような関係性を詰め込んだような曲。それが今のシャニマスだ、としっかり表現されている曲でコンテンツにハマるきっかけになったし、ずっと好きな曲です。
曲とは関係ありませんがアイマスはサブスクで配信してくれ!!!!(2回目)
夏の花火と君と青 / DIALOGUE+
作詞:本間翔太, 田淵智也
作曲:瀬名航
編曲:瀬名航, 伊藤翼
あと1曲足せば10選になって丁度いいなと思ったので、つい最近リリースされた楽曲を追加です。(番外編的)
リリースされてからヘビロテしてしまう刺さった曲です。
なんと言っても音の重厚感と立体感が素晴らしい。シンセなどの電子音とストリングスが組み合わさり重厚感を出しつつ、右左を行ったり来たりする音が立体感を演出する。とんでもないアレンジだと感じました。
最後に
以上、今年の声優アーティスト/キャラソン特に好きな10曲です。
自分の中で2020年はかなり変化のあった年で、これまでよりも音楽を聴く時間が増えたり、幅が広まったりと向き合い方が深まったなと感じています。
こうして拙いけれども、好きを言語化してみるというのも変化の一つです。
音楽を聴くこと、好きを言語化することを楽しいと再認識・発見することができたのは、本当に良かったと振り返ってみて思います。来年はどちらも、さらに突き詰めて行きたいです。
では、よいお年を~