【ポケカ】アルセウスジャローダでシティS4優勝!【全文無料】
はじめに
こんにちは!
solenoider(それのいだー)と申します。
先日、アルセウスジャローダでシティリーグシーズン4を優勝する事ができました!
回しやすくて強くて面白いこのデッキを知ってもらうため&環境外デッキで優勝できた記念にnoteを書こうと思います!
普段noteをあまり読まない&書かないので読みにくいかもしれませんがご了承くださいm(_ _)m
ポケカ考察のyoutubeチャンネルにも本デッキを取り上げてもらえたので、
読むのが疲れる方はそちらを見ていただくのも良いかと思います(最後に動画リンク載せています)
シティ当日のマッチングは気になる方がいれば追記しますのでコメントにて言ってください。
デッキリストとコンセプト
■デッキリスト
シティ当日に使用したデッキリストは以下になります。
■コンセプト
コンセプトは以下の3点です。
・初動の速度と安定性
・エネルギー循環による息切れしない攻撃
・ベンチ狙撃
安定してアルセウスのトリニティノヴァを2ターン目で打てるようにすること。
トリニティノヴァで付けたエネルギーを無駄なく使うことで
最初から最後まで攻撃し続けること。
ジャローダ経由でエネルギーをかがやくゲッコウガに付けることでベンチ狙撃もできること。
この3つを意識してデッキを組みました。
約9割はコンセプト通りに戦えるデッキに仕上がったのではないかなと思います。
(シティ当日は初戦事故って負けましたが、それ以降はコンセプト通りに戦え、7連勝での優勝でした)
基本的な戦い方
■初動
兎にも角にも2ターン目にトリニティノヴァを打つための動きをしたいです。
そのために
・アルセウスVを出す
・アルセウスVにエネルギーを付ける(できれば基本草エネルギー)
ができるように各種カードを使っていきたいです。
なので場に出したいポケモンの優先度としては
①:1体目のアルセウスV
②:2体目のアルセウスV
③:ジャローダV
となります。
※かがやくゲッコウガ / イキリンコex / リーフィアVの使い方はそれぞれのカード解説の部分で記述します。
■2ターン目
トリニティノヴァを打って、草水水/草草水を後ろのアルセウスかジャローダに付けるための動きをしたいです。
そのために
・アルセウスVstarに進化
・アルセウスVstarに3エネを付ける
・ベンチにVポケモンを出す
ができるように各種カードを使っていきたいです。
アルセウスVstarに進化さえできれば雪道が貼られていない限り、スターバースを使えば↑の動きは大方できるはずです。
初動を強くするカードを多く採用しているため、スターバースを使わなくても↑の動きができることも多いです。
その場合は、スターバースを温存するという選択もできます。
スターバースを温存するメリットとしては、
・相手にマナフィが置かれた際に、スターバースでボスの指令とキャンセルコロンを持ってきて、かがやくゲッコウガの月光手裏剣を通せる
・ジャローダVstarのスターワインダーで300ダメージ以上を狙える
・終盤での雪道ナンジャモを狙える
などがありますが、
8割くらいは2ターン目にスターバースを使って、ダブルターボエネルギーと何か(雪道への頂/ナンジャモ/博士の研究/ボスの指令/こだわりベルト)を持ってくることになると思います。
なお、1ターン目に場にアルセウスVを2体置けている状態で、
後攻1ターン目か先行2ターン目でエネルギー付きアルセウスVが倒された場合、
残ったアルセウスVが進化さえできれば、スターバースとキバナで復帰できるので意識しておいた方が良いです。
■3ターン目以降
雪道への頂やフルフェイスガードを使ってワンパンを避けつつ、
ダメージを負ったらベンチに下がって倒されるまでのターンを稼ぎつつ
毎ターントリニティノヴァかロイヤルミキサーで180〜200ダメージを出し続けて勝ちを目指します。
(隙があればもちろん月光手裏剣も狙います)
トリニティノヴァとロイヤルミキサーのおかげでHP満タンのポケモンで技を撃つことがしやすのでワンパンしてくるデッキでなければ、
最初のトリニティノヴァで3エネを後ろのアルセウスに全て付けて、
▪️アルセウス → ジャローダ → アルセウス/かがやくゲッコウガ → ・・・
のような形でエネを付け替えつつ受け流しながらサイドの取り切りを目指す形が安定します。
なるべく粘りながら2-2-1-2で相手にサイドを取られる形を意識しつつ毎ターン技を打ち続けられれば、
手札が細かったりサポートが全然打てなくても5分以上の闘いができると思います。
ワンパンしてくる相手の場合はトリニティノヴァでエネルギーを分散させて
次ターンも技を打てるようにすることを意識します、が、、、
そもそもアルセウスVstarをワンパンしてくるデッキには超絶不利なので、
ミカルゲ/雪道への頂/ナンジャモ/ボスの指令などで妨害&ワンパンされないようにお祈りとなります。
各カードについての自分なりの解説
■アルセウスV / アルセウスVstar
メインアタッカー 兼 エネルギー加速。
4-4で採用しました。
アルセウスVを出す(できれば複数)。
次のターンにアルセウスVstarに進化する。
これらの再現性を高めるために最大枚数採用しました。
また、チェレンの気配りを入れていなかったり、崩れたスタジアムを入れている関係で
アルセウスを3体出すことも結構あったので4-4が良いと思います。
アルセウスの特性や技について話すまでもないですが、どちらもめちゃくちゃ強い性能だと思っています。
Vstar最高峰のHP、最強サーチの特性、中打点出せて撃つごとに3枚のエネ加速&デッキ圧縮ができる技。
とてもバランスが良くどんなポケモンと合わせても強いですよね。
さすが神。
■ジャローダV / ジャローダVstar
サブアタッカー 兼 エネルギー再分配。
2-2で採用しました。
ジャローダVstarのロイヤルミキサーがこのデッキの肝になりますが、
ロイヤルミキサーを1回打てれば十分強く、場に出すのは基本的には1体なので2-2としました。
ロイヤルミキサーは中打点を出しながら、場のエネルギーを好きなように付け替えられるのでエネ加速のできるアルセウスと相性抜群です。
ダブルターボエネルギーにも対応していてアルセウスと共有できるのも良いですよね。
ジャローダVstarの逃げるエネルギーが0なのもとても良いですし、Vstarパワーが使える状況であれば青天井の火力まで出せ、
相手に応じて、どんな時も器用に立ち回れるかなりの強ポケモンだと思います。
シティ当日ももちろんめちゃくちゃ活躍してくれました!
(予想していたデッキ分布より一撃ルギアとの対戦が多かったのですが
バンギラスの弱点をつけるのでめちゃくちゃ強力でした)
■かがやくゲッコウガ
ドローソース 兼 ベンチ狙撃。
「アルセウスなんだからベンチ狙撃はしてこないだろう」という先入観を突いてベンチ狙撃できた時は相当気持ち良いです(笑)
しかし、現実はそんなに甘くなくきっちりマナフィを置かれます。
ただ、マナフィにベンチスペースを割かせるだけでも強く、優秀なドロー特性で初動の安定にめちゃくちゃ貢献してくれるため、
優先度②や③で出すことも多いです。
また、ベンチ狙撃を狙えそうな時は
・トリニティノヴァ200と月光手裏剣90合わせて290打点
・ロイヤルミキサー190と月光手裏剣90合わせて280打点
なので、ダブルターボ付きのポケモンで攻撃した相手はボスなどで倒し、
基本エネのポケモンで攻撃した相手を月光手裏剣で倒すように意識して
ボスの指令を使ったりします。
■イキリンコex
初動安定用ドローソース。
初期手札でどうしようもない時に出して、下振れを救済してくれる可能性を持つカードです。
HPが低くサイドを2枚取られ負け筋に繋がるので、基本的には出さない試合の方が多いですが、保険として入れました。
シティ当日は見事に下振れスタートを救出してくれ、
ミュウ相手にイキリテイクでアルセウス(2体目)とミカルゲと雪道への頂を持ってくるというミラクルを起こしてくれました。
■ミカルゲ
妨害用カード。
ミュウを意識して入れていたのですが、
ネオラントVを止める役割も果たしてくれるため、シティ当日では予想以上に活躍してくれました。
ミュウ、パオジアン、ルギア対面では優先度②として出すべきポケモンかと思います。
■リーフィアV
初動安定用エネ加速。
「アルセウスは出せたのにエネが付けられない」を減らすためのボールをエネルギーに変えられるカードです。
特に、先行を取った際の1ターン目にエネが付けられずにポケモンだけ出して終了するのを避けるのを主として採用しました。
(後攻はサポートも使えるので初期手札でエネが無くてもその後引けることが多いはずです)
また、先行を取れていて、アルセウスが2体置けている場合、
リーフィアVの特性は打ち得(2ターン目にダブルターボが必要なくなるのでスターバースの幅が広がる&200〜230打点を出せる)になることが多いため
特性を使ってアグレッシブに行くのも強い動きだと思います。
ただ、リーフィアVもイキリンコex同様にHPが低めのサイドを2枚取られて負け筋になるポケモンなので、1ターン目に出した場合、どこかで崩れたスタジアムでトラッシュに送りたいです。
■グッズ / どうぐ
ボールはネストボールとハイパーボールを最大枚数採用しました。
キャプチャアロマは迷ったのですが割ける枠が無かったのと、ドローサポートを厚めに入れたので不採用としました。
入れ替え札はポケモン入れ替えと穴抜けの紐を1枚ずつ採用しました。
元々ポケモン入れ替え2枚と穴抜けの紐1枚の3枚構成だったのですが、エネも増やしたかったので、1枚を隠し札でのドローソースにもできるジェットエネルギーにしました。
入れ替え札の種類と枚数は好みだと思いますが、エネを切って逃げるのは息が続かなくなる原因になるので個人的には3枚分の入れ替え札が欲しいと思います。
その他のグッズとしては先に貼られた頂への雪道を割れるようにロストスイーパーを1枚、
博士で巻き込んだ進化ポケモンや基本エネを回収できるようにすごい釣竿を1枚、
無理やり月光手裏剣を通すためのキャンセルコロンを1枚採用しました。
スターバースを序盤に使わず温存できた場合、ボスとキャンセルコロンを確定サーチできるので
アルセウスデッキとキャンセルコロンは割と相性が良いと思っています。
また、一応ミルタンクやとおせんぼカビゴンのケアも兼ねています。
ポケモンのどうぐとしては、ギラティナのロストインパクトやベルト付きかがやくリザードンのワンパンを回避できるようにフルフェイスガードを1枚採用しました。
雪道への頂が出ている状況だと、アルセウスVstarの特性も消えてフルフェイスガードの効果が適用されるので、
アルセウスに付けても、ジャローダに付けても強いと思い採用しました。
また、先行2ターン目でスターバースを使いながらHP190〜210までのVポケモンを倒すのも強い動きだと思い、こだわりベルトを1枚採用しました。
■サポート
サポートは正直かなり悩みました。
アルセウスと言えば雪道ジャッジマンだったりチェレンの気配りで全回復しながら耐久だったりかと思います。
ジャローダと合わせるのであればモミを使った全回復なども面白いと思います。
しかし、今回はいかに2ターン目に盤面を揃えてトリニティノヴァを打てるかに重きを置きたかったため、
最大枚数引ける博士の研究を4枚、
序盤はドローソースとして、中盤以降はジャッジマンより強く使える手札干渉として使えるナンジャモを3枚、
基本中打点しか出ないので、ベンチに下がった手負いのポケモンを倒したり、HPの低いVポケモンを倒したりするためにボスの指令を3枚、
後攻1ターン目や先行2ターン目の相手の攻撃でアルセウスVが倒された時の復帰と急な月光手裏剣の奇襲に使えるキバナを1枚、
というシンプルな構成にしました。
ナンジャモにするかジャッジマンにするかは諸説あると思いますが、
現環境のTier上位のデッキは対手札干渉性能が高く、雪道ジャッジマンをしても、
花選びやリファインで復帰され、あまり通用しないことが多いです。
そしてそれだけでなくジャッジマン後に自分の動きが鈍ることも多々あったため、
前半に使う場合は自分を強くするためのドローソースとして、
後半に使う場合は相手を弱くするための手札干渉として使う見立てで
ナンジャモを採用しました。
今回は相手を弱くすることより、序盤に自分が強く動けるようなサポート構成にしたという形となります。
■スタジアム
様々な相手の強い特性を消せる頂への雪道は今の環境にめちゃくちゃ刺さると思い、3枚採用しました。
また、先に雪道を貼られた際にどこかで割れるように、かつ、イキリンコexやリーフィアVや手負いのアタッカーをトラッシュして
サイドレースを有利に進められるように崩れたスタジアムを1枚採用しました。
■エネルギー
手張り&トリニティノヴァを2回打つ&隠し札のコストにする&サイドケアを考慮して基本エネルギーは9枚にしました。
草と水のバランスですがジャローダのエネ要求が草無無で、かがやくゲッコウガのエネ要求が水水無なため
5-4でも4-5でもどちらでも良いかと思います。
今回はリーフィアVで草エネを持ってくるかもしれないことを踏まえて草エネ5枚、水エネ4枚の採用としました。
あとは、2ターン目で絶対1枚は必要なダブルターボエネルギーを3枚、
耐久値を上げてワンパンを防ぐ可能性があるVガードエネルギーを1枚、
入れ替え札にもなるジェットエネルギーを1枚採用しました。
Vガードエネルギーとジェットエネルギーはそれぞれフルフェイスガードやポケモン入れ替えでも良いのですが、
隠し札まで考えると1枚で3役になれて強いと思い1枚ずつ採用しました。
ダブルターボエネルギーは最初は4枚入れていたのですが、
月光手裏剣を考えると、-20の都合が悪く、最初のトリニティノヴァ以外は基本エネでの技を出したいので3枚に減らしました。
デッキ構築時のその他の候補カード
■チオンジェンex
後半、とんでもない火力をベンチに飛ばせて奇襲フィニッシャーになれる強カードです。
調整段階では入れていたのですが、かがやくゲッコウガと立ち位置が被るので泣く泣く61枚目となり不採用に。
アローラナッシーVも草エネルギーでベンチ狙撃できるので良いかなって試してみましたが、ちょっと火力不足でした。。。
■セイボリー
このカードも調整段階では2枚入れていたのですが、コンセプトである初動の安定に重きを置き、博士の研究に全振りしました。
■チェレンの気配り
チェレンループできた時めっちゃ気持ち良いですよね。
ただ、今回は調整していて、中盤以降はチェレンよりボスやナンジャモを打ちたい場面が多かったため採用を見送りました。
■友だち手帳
調整段階では入っていたのですが、結局友だち手帳で戻したいのはボスの指令なだけで、
デッキに戻してもサーチ手段が無いため、現物(3枚目のボス)にしました。
上記以外にも色んなカードを試したりして当日の60枚にしました。
デッキ組んでる時ってめっちゃ楽しいですよね。
そしてあれこれ考えているとあっという間に時間が過ぎますよね。。。
シティ前日はあと1枚をどうするかで2時間悩みました(笑)
今回は割とシンプルな構成になりましたが、
色んなギミックを入れようと思えば入れられるアーキテクチャだと思いますので
アルセウスジャローダは研究の余地があると思います。
考察動画に取り上げられました!
自分のデッキが取り上げられるのってめちゃくちゃ嬉しいですね!
動かし方や考察内容についてわかりやすく動画になっていましたので参考にしていただけると、この記事よりわかるかもです(笑)
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
誤記などの間違っている部分や考えが足りていない部分がありましたら、
コメントなどで優しくご指摘いただけますと幸いです。
ポケカって無限の組み合わせで色んなデッキが作れてほんと楽しいですよね!
これからも色んな組み合わせを研究してポケカを楽しんでいきたいです!!
皆さんも、良きポケカライフを!!!
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