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【レース回顧Vol.374】第10回ラジオNIKKEI杯京都2歳S


レース結果・収支

1着【○】シンエンペラー(1番人気)
2着【-】プレリュードシチー(10番人気)
3着【◎】サトノシュトラーセ(3番人気)
・・・
5着【△】キープカルム(8番人気)
・・・
9着【▲】ホウオウプロサンゲ(4番人気)
・・・
11着【△】ギャンブルルーム(2番人気)
・・・
馬複4点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:158,880/163,900(96.9%)


率直な感想

見た感じ飛ばしていきそうな馬がいないし、名手川田の4角被せ差しで決まりでしょ。・・・カズゴルティスが逃げて1,000M通過59秒1?これは前に行ったらアカンやつでは?ほう、それでも抜けてくる?サトノシュトラーセやるやん。内からキープカルムもキタ!よっしゃ、貰ったー(以下略)


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 先週に引き続きCコース使用。馬場の内は荒れているが内突きもそれなりに通用している。馬場はフラット。

  • 出走14頭中9頭が前走4コーナーで2番手以内という先行馬だらけの一戦。オールナット、ホウオウプロサンゲ、カズゴルティスは何が何でも逃げるというタイプでもなく、ただまとまりもなく全馬団子状態で推移。スロー一団からの決め手勝負。

レース指標

LAP:12.5-11.1-11.4-11.8-12.3-12.8-12.0-11.9-11.9-12.1
勝ち時計:1.59.8(良) テン3F:35.0 上がり3F:35.9

レースの振り返り

バラバラっとしたスタートだったが、前走ハナを奪ったオールナット、ホウオウプロサンゲ、カズゴルティスはいずれも好スタート。ホウオウプロサンゲがジワジワと前に出していくところ、カズゴルティスが大外から一気にハナ奪取。思ったより前が激しい。サトノシュトラーセの外4番手確保は流石だなと思った。

カズゴルティスが快調に飛ばして隊列は縦長。オールナットが離れた2番手、そこからまた離れてホウオウプロサンゲ、サトノシュトラーセ。1,000M通過59秒1。この流れを付いて行かされるのはキツい。サトノシュトラーセも位置取りは完璧なんだけど脚上がらないかちょっと心配。シンエンペラーは後ろから数えたほうが早い位置にいた。ここから追い上げ利くのか?

2コーナーを後ろから2番手で通過するシンエンペラー(赤矢印)。
シンエンペラー(赤矢印)は向こう正面でリカバーするも中団付近。

サトノシュトラーセは3コーナーの下りを使って無理なく前との差を詰めていった。よしよし、それで良い。ここまでは想定通り。直線に向いてカズゴルティスはお役御免。すぐ内のオールナットも脚が上がりかけている。サトノシュトラーセが満を持してスパートして抜け出す。内からは赤い帽子、キープカルムが顔を覗かせてきた。よし、完璧!やったー!・・・シンエンペラー?まあ、君も買ってるから良し。3連複もバッチリ。・・・おい、そこの緑の帽子、君は要らない。止まりなさい。止まれ!要らん!来るなー!

シンエンペラーは4コーナーで多少押っ付けていたが追われてからの反応は抜群。相変わらず頭が高い走りだったが問題無し。内目の厳しい位置取りだったが外に振らず内に突っ込ませたモレイラさんは上手過ぎ。矢作さんとこのお馬さんで馬主は「ウマ娘」でお馴染みの藤田晋さん、凱旋門賞馬の全弟なら間違いなくフランス行くでしょ。というか行け。

サトノシュトラーセ(緑矢印)はスパートして内へ。
シンエンペラー(赤矢印)はサトノシュトラーセの外から差してきた。

プレリュードシチーの2着は個人的にアリだと思った。前走で差す競馬をやっていた馬が少なかったこともあるが、実はこのレース、父ニアークティック系が物凄く来ていて、阪神で行われた直近3年を含めて【1・2・2・2】、このうち飛んだ2頭は牝馬で、牡馬は全て3着以内に来ていた。で、今回の父ニアークティック系はシンエンペラーとプレリュードシチーのみ。ウソのようなホントの話。

サトノシュトラーセはここまで流れなければ勝っていた。外枠から位置を取りに行って、直線半ばで先に仕掛けたらこうなっても仕方ない。キープカルムはハイペースで置かれたものの、直線で内に入れて進出。渋太いのはリサーチ済みで一瞬やったかと思ったがラストは止まった。やはりデビュー戦と前走を使っての中2週使いでは厳しかった。

ホウオウプロサンゲはスローから平均ペースでの居残りに期待していたので今回の流れでは出番無し。一生懸命走っているんだけど、ストライドが小さいので進んでいかない。1,400Mからマイル位が良さそう。ギャンブルルームは前走ほどではなかったが今回も4コーナーで押し気味、直線追っても反応なし。デビュー戦は一体何だったんだ?というぐらいズブい。

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