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テクノロジーが『縄文』をコモディティ化させつつあるシフト、その先に見た『癒し』

※Facebookで投稿したおバカネタのアーカイブスです。おバカなのであしからず。

縄文文化を代表する「火焔土器」の3Dデータが無償配布されている。

 このオープンソース化は、縄文文化の魅力を発信する「縄文文化発信サポーターズ」による「縄文オープンソースプロジェクト」の一環として実施されたもの。

 同プロジェクトでは、一般的には公開されていない縄文文化財の3Dデータをオープンソース化し、誰もが自由にダウンロードできる環境をつくることを目的としており、デジタルファブリケーションの活用等による縄文文化財の再評価も視野に入れている。

 プロジェクト第1弾である火焔土器の3Dデータはパブリック・ドメインとして配布されているため、誰でも自由に利用することが可能(高解像度データは有償ライセンスが必要)。今後、縄文文化財の3Dデータを所有する様々な団体に働きかけ、オープンソース化を進めていくという。

ダウンロードファイルはここにあった。
http://jomon-supporters.jp/open-source/

すばらしい。ほんとうに、すばらしい。

古代の叡智を研究者だけでなく一般へもオープンにすれば、ただの研究対象としてだけでなく、時代をこえて現代の生活に落とし込むことによって、これまで気づけていなかった用途、目的が見えてくるかもしれないからだ。

みんなが知ってるジョーモン。
われらがルーツ、ジョーモン。
しかし博物館のガラスの向こうのジョーモン。

もっと、ジョーモンはコモディティ化されていいはずだ。

現代イメージで火焔土器の使い道を考えてみた。いまこそわたしの使っていないとされる95%の領域が共振し長い眠りから目を覚ますかもしれない。
縄文脳スイッチON!パイルダーON!

『火焔土器マグカップ』
口つけて飲めない。ストローで飲む。そしてとても洗いにくい。

『火焔土器ラーメンどんぶり』
まわりの突起が邪魔で箸で麺がつかみにくい。全て食べられない可能性大。そしてとても洗いにくい。

だめすぎる。
なんて知恵のかけらもない頭脳だ。
スイッチOFF。95%よ、再び寝てなさい。

あ!おもいついた!なう!

『火焔土器通勤カバン』
通勤ラッシュでまわりに激迷惑。
「邪魔だ、どけ!」「いや、土器です」

オヤジギャグかよ。
そっちいくかよ。逃げんじゃねーよ。


やはり火焔土器は、少なくとも現代の生活シーンにはオブジェとしてしか使い道はないのか。
(アイデアの搾り出しもうあきらめんのかよ)

火焔土器の造形美はズバ抜けている。
ピカソ、ガウディですら越えられない。
サグラダファミリアのかわりにあんなのを街のど真ん中にみつけたら、口をあんぐり開けて立ち尽くし金縛りに遭うだろう。

イメージ。

※https://www.cinra.net/news/20190114-jomonopensource

パナイ。
おうちに帰れん。帰れん土器。

古代はダイナミック🌋に吹き上がる火山の煙や溶岩をイメージした「人工の神の依り代」で、
共振により神のメッセージを受けるためのモバイル基地局的なデバイスだったのではないかとわたしは思っている。

※「ヤマタイカ」という漫画である。縄文人が渡来系の支配から日本を取り戻す壮大なスペクタクル。縄文好きは“絶対に”読んだ方が良い。手塚治虫作品に並ぶ降臨感。

しかし、わたしの95%の脳をスイッチONしてまでも日常的な道具としての使い道は思いつかなかった。
(3つしか考えてないやん。しかも1個はギャグやん。)

火焔土器はその目的で洗練され、それ以外のなにものでもないというわけか。
そのためだけの究極のデザイン。
それならそれで素晴らしい。
または、火焔土器とは、ただものの完成を目指すのではなく、作る過程、プロセスそのものにも意味があったのかもしれない。サグラダファミリアのように。


と、そんな結論にさしかかったとき。


3Dの360°回転動画をみて、上下逆転したところでふとおもった。


「なんかに似てる。なんか、きもちいいやつ。」

💡んぁーーーっ!!



『火焔土器』
超古代のハンド頭皮マッサージャー説急浮上。
3Dテクノロジーおそるべし。

マチガイアリマセン。

問題の一部であり続けるのではなく、解決の一部でありたいと思っています。