今、考えていること
新型コロナウィルスが私たちの日常生活を変え、世界を変えています。
時の流れは不可逆で、この状況が収束しても、これほどの災禍が「無かったこと」になることはあり得ないし、コロナ後の世界は、コロナ前とは社会の前提が全く変わり、元に戻ることはないだろうと思っています。
まさしく歴史の岐路、転換点に私たちは立ち合っているんでしょう。
世の中に起こる大きな出来事は自分では「コントロールできないこと」で、それは受け入れつつコントロールできることの中から「今だからこそできること」を考えています。
自分のためだけでなく、誰かの笑顔のため、世の中や誰かのお力になる、という動機で少しずつ無理のない範囲で実行しています。
恐らく、ライブやお芝居などのエンターテインメントは以前と同じ形態では安全を確保できないため、新しい形に変化するだろうと思います。
でも、どんなにデジタルが発達しても、インターネット環境が便利になっても、私の大好きバンドは生のライヴをすることが一番だと思っているだろうし、私も一日でも早くそれを見たいと願っています。
音楽って目に見えないし、形や色や香りもないのに、明日への夢や希望、力を与えてくれる素晴らしいものだと思います。
また、あの光溢れるあの場所で、音の洪水の中に全身をどっぷり浸たす日が来るのを、首を長くして待っています。
その日のために、手洗い、うがいを忘れずに、身体を温めて、免疫力を上げて、腐らずに、自分の機嫌を自分で取って、にこやかに、健やかに、日々を過ごしていきます。