残念なカシオレ。
女子力高めを狙うなら、カシオレよりテキーラ・サンライズです。
テキーラ・サンライズは、テキーラをオレンジジュースで割ったところに、グレナデン・シロップというきれいな赤色のシロップを、混ざらないようにグラスの底に静かに注ぎます。
すると、オレンジジュースのなかにきれいな赤いグラデーションが出来て、それが夜明けの時の朝焼けのように見えるので、その名がついています。
とてもきれいなグラデーションです。
居酒屋でも飲めるポピュラーなカクテルといえば、カシスオレンジ、通称カシオレがあります。
カシスリキュールをオレンジで割ったカクテルですが、ただ、カシスリキュール自体はは紫色がかった褐色をしています。
なので、カシオレは混ざると茶色になります。
お酒が弱い女性が飲みたがるカクテルのダントツ一位です。
お酒が弱い人は、ほとんどの人がそうですが、お酒に詳しくありません。
お酒が弱ければ、お酒に興味をもつことはないのは仕方のないことです。だから、飲むものがワンパターンになってしまうのでしょうが、
せっかく楽しい夜を過ごしてほしいので、今回はぜひ知ってほしいのです。
次回から、カシオレはやめて、テキーラ・サンライズを頼んで見てほしいと思います。
どうみても、テキーラサンライズのほうがきれいです。だれがみてもそうなのです。
きれいなカクテルは見てるだけで楽しい気分になりますよ。
ところが、テキーラが強いお酒だというイメージがあるせいか、テキーラ・サンライズも強いお酒と勘違いされています。
とても不思議でなりません。女の人に限らず、男の人でも知らない人は多いです。
ウィスキーもジンやウォッカ、テキーラなどのスピリッツのほとんが40度前後なのですが、不思議なくらいそれさえ知らない人が多いというは事実です。
そして、あまり知られていないのですが、テキーラ自体が意外と甘みを感じるお酒です。実はショットで飲んでもウィスキーより甘くて美味しいのです。
なので、テキーラベースのカクテルは全般的に甘くて美味しいものが多いです。
一般的なテキーラ・サンライズはウィスキーのハイボールと同じぐらいの度数です。
でもロングカクテルは、バーテンダーがアルコールの強さを加減できるのがいいところです。
(ショートカクテルは加減できないですけど)
ですから、テキーラサンライズも、お酒が弱そうなら、すこしテキーラを薄めにしてお出しできます。そうやって注文すればいいので、ぜひそうして欲しいものです。
カシスオレンジのカシスリキュールはもともと度数が15~20%なので、カシオレはアルコール感を感じないカクテルで、甘くて飲みやすいですが、なにしろ茶色でぜんぜんきれいじゃない。
僕は、ぜったいテキーラ・サンライズのほうがおすすめだと思っています。
女子力高めのカクテルは、カシオレじゃなくて、断然、テキーラ・サンライズのほうです。
ちなみにもうひとつ、スプモーニってのもいいですよ。
グレープフルーツジュースとカンパリとトニックウォーターだから、ちょっぴり苦みをかんじるところが美味しいカクテルです。
ウィスキーはだめだけど甘いのが苦手という人におすすめです。