こんな歌を聴きながら、店でグラスを傾けるのは悪くない。
近頃、妻が聴いていたのに影響されて
ビリー・ジョエルをよく聴いている。
今のマイブームは「ピアノマン」。
僕がビリー・ジョエルを初めて聞いたのは、中3だっただろうか。
その頃とても流行っていた「ストレンジャー」のシングル盤を買って、今も持っている。
さびしげに始まるピアノの音色と耳に残る口笛。
そして、おもむろにバンド演奏に変わって、ギターとドラムの
リズムを刻むサウンドになる。
何度も繰り返し聞いていたから、なんとなく歌詞も覚えている。
僕はずっと「ストレンジャー」のアルバムが最初だと思っていた。
その後すぐに、「ガラスのニューヨーク」が流行り、
しばらくしてから、「ピアノマン」を聴いたので、
てっきり「ピアノマン」はあとからのアルバムだと思っていた。
ピアノマンの歌詞は、BARの客たちの情景を歌ったものだ。
BARをやっている自分としては、
その情景の描写が感じ良くて、なんとなくぼんやりと聴いてしまう。
こんな歌を聴きながら、店でグラスを傾けるのは悪くない。
しばらく、店ではしょっちゅうかかるだろう。