#9 World war Z
あらすじ
その日、ジェリー(ブラッド・ピット)と妻、2人の娘を載せた車は渋滞にはまっていた。一向に動かない車列に、これがいつもの交通渋滞でないことに気付くが、次の瞬間、背後から猛スピードで暴走するトラックが迫ってくる。必死で家族を守り、その場から逃げだしたジェリー。全世界では爆発的に拡大する“謎のウイルス”によって感染者は増加し続け、大混乱に陥っていた。元国連捜査官として世界各国を飛び回ったジェリーに事態を収束させるべく任務が下る。ジュリーは解決策を見つけ出すことができるのか。
感想
ブラッド・ピット主演のゾンビ映画。実は私、ゾンビ映画が大好物です♡
それに加えて、ブラピ主演だなんて、見ない理由がありません。
映画の迫力、テンポ感、映像全て文句なしの一作でした。ある日謎のウイルスが世界中に広がり、感染者はまるでゾンビのような姿に変貌する。ゾンビは、俊足タイプ。一度嚙まれたら、10秒足らずでゾンビに…
2013年に公開された映画ですが、「パンデミック」「未知のウイルス」「WHO」などの言葉はコロナウイルスに苦しまられた私たちにとって、身近な言葉で、その脅威をより強く実感できたと思います。そんな状況で、愛する者たちを守ろうと奔走する者たちの姿が描かれています。
やっぱり、ブラピはかっこいい…パニック映画のスリルを十分に味わえると共に、ブラピのかっこよさを再認識できた映画でした。
劇中では次々に未知のウイルスに侵され、ゾンビ化していく。いくつもの町が大量のゾンビに襲われ、崩壊していく。ゾンビの形相と言い、スピードと言い、映画を見ている身ですらその場で逃げている感覚におちいりました。
ブラピ演じるジュリーは、元国連捜査官。この状況で愛する家族を保護してもらうために再び国連に戻り、ウイルス撲滅のため奔走します。
そんな混乱の中、彼が発見したのは、ゾンビは健常者しか襲わないということ。誰も気づかなかったことに唯一気づく。彼がどれほど優秀な人物だったかを表しています。自分の命を賭けて行動するという勇気のある行動が人類の生存への道を切り開いていきます。何より、行動することが大切ということを教えてくれる映画でした。