VOL.300 再生医療とは

自分の細胞を培養して注入する治療

主に皮膚からの線維芽細胞(コラーゲンを生み出す細胞)を取り出し、培養して増やしてから皮膚に注入するものです。RACSやRe-Bornなどと呼ばれるものがあり、若いときの線維芽細胞を凍結しておいて、あとで使う方法もあります。

夢のような医療に聞こえますが、そう簡単にはいかないようです。コラーゲンを生み出すためにはエストロゲンや成長ホルモンなど、さまざまな指令が必要であり、線維芽細胞の量だけの問題ではないのです。20歳のときの細胞を注入したからといって、20歳の肌に戻るわけではないのです。

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