VOL.223 肝斑のケア
肝斑(かんぱん)
特徴
シミは、紫外線によるダメージでできるというイメージがありますが、肝斑というシミは、女性ホルモンの乱れが大きく影響しています。
ホルモンなバランスが乱れてくる30〜40代の女性に多くみられます。頬骨を中心に左右対称にできることが多く、薄い茶色もしくは灰色の絵具を太いハケでサッと塗ったような感じです。点々やポツポツと丸くできるシミは、肝斑ではありません。肝斑はまれに鼻の下や額に出ることもあります。
ホルモンバランスの乱れが影響しているため、妊娠中やピルを服用中の人、また更年期の人にもよく見かけます。
予防法
規則正しい睡眠や、バランスのよい食事などを心がけるようにして、女性ホルモンのバランスに気を配ることが大切になります。
肝斑は紫外線で悪化することがあります。外出時にはパウダーファンデーションを塗り、帽子や日傘などで紫外線を抑止しましょう。また、ストレスによってホルモンのバランスが乱れ、肝斑が濃くなることもありますので、上手なストレス解消法を見つけて、ため込まない工夫をしましょう。