カウンセリングにおける命がけの話
【お返事】おそらく昨日の私のツイートへのご質問ですね▼
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
命がけの話というのはあると思います。言うに言えない、言うことへの葛藤が強すぎる、でも誰かに聞いてもらいたい。そんな話です。
聴いてもらいたい誰かとは、誰でもいいわけでなく、「わたし」を分かってくれる人。
■命がけの話1ー実際に命のやりとりがある場合
例をあげるとわかりやすいですね。下記リンクは 阿久悠(あくゆう)作詞の「懴悔の値打ちもない」です。この歌は、明らかに命がかかっている「命がけ」の唄でしょう。分かりやすいですね。
歌詞の最後に、「私は話してみたかった」とありますが、分かってほしいという強い気持ちはありませんが、それでも私の短い半生を話してみたいという気持ちが伝わってきます。
ここには命をかけた人間の愛憎が満ち満ちています。あるいは、愛憎さえ知らない人なのかもしれません。そのどちらであっても、このつぶやきのような物語には、命がけの気配を感じます。
話すとは、命がけの作業なのです。
■命がけの話2ー絶対に言えないことを話す
命がけの話は、実際に命のやりとりをする話ばかりではありません。以下は質問箱にいただいた質問です。カウンセリングでは、このような命がけの話が多く語られます。絶対に話したくない話ーこれも命がけの話です。
【お返事】あなたの質問箱、あなたの命がけの話と受け取りました。
絶対に言いたくない事、言い出せないこと、言うに言えないこと、隠しておきたいこと。
それを言うのは、どんな話であっても、その人にとっては「命がけ」なのです。話していただいてありがとうございます。
自分の中のコンプレックス(捨て置いてきたもの)と向き合っていくこと。これは命がけであるからこそ、ユングはそれを個性化と名付けました。40代以降の仕事と位置付けました。
あなたの勇気はいつか報われるでしょう。
◇ラジオおやすみカフェ:今宵のメニューは…また今回も昭和の歌でした💦
■他の助けを求めるのもいいでしょう
もしあなたが、長くカウンセリングをやっていても、どうしてもこのカウンセラーには話せないと思う場合は、ムリをしないで他の心理の専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。あなたが自分のヒミツを打ち明けられるカウンセラーはあなたの一生の財産になります。あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
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