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【自分が自分でないように感じる】解離症状からの回復は安心感を作ること

この記事は「シノブラジオ」の覚え書です。本編が気になったら、下記のラジオのほうをご聴取ください。
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■テーマ

【自分が自分でないように感じる】解離症状からの回復は安心感を作ること

◇こういった不安のある方へ
・自分が遠くにいるように感じる
・自分の体からすぐに意識が抜けてしまうように感じる

メモ
・解離の話は、ソレア心理ではよくしています。なぜなら、ソレアのカウンセリングの多くは毒親や愛着障害に苦しんできた人々に対してであり、それらの人の多くは、解離の症状を持つからです。
・安心感はあっても社会でうまくできていないことでの焦りなどのあるうつ病の人にも「安心感」は重要です。それがないと「働けない自分」をずっと責めることになるからです。

◇ツイート紹介
安心感の薄い人は、常に演技している自分を前面に出しつつ、本来の自分は後ろの方へ引き下がって、演技している自分を見ています。これは良質な解離と言えるでしょう。なぜなら演技する自分、見守る自分の2つの区別がはっきりしているからです。これは疲れますが安心が満ちてくれば1つになるでしょう

■そもそも解離とは

・愛着障害に多い
・解離は、離隔と区画化に分ける
→離隔は意識変容、区画化はコントロール不能。うつなどは離隔症状がある場合もある。
→リンクは、「幽体離脱と解離性障害(愛着障害)」 

■①解離を自覚すること

・理由:解離を自覚していないと、自分に何が起きているのか混乱するだけだから。
・具体例:離隔の具体例は、ボーッとしている、夢をみているよう、自分の実感がない、膜を通して外を見ているようだ、自分の身体感覚がない。
区画化の具体例は、健忘、多重人格、手足が動かない、目が見えない、マヒ、運動障害、幻覚など。

■②こころの安全基地が作られれば解離は納まる

・理由:自分が処理できない感情に遭遇すると、そこから逃げなくてはいけないために解離するから。安心感が出てくれば、逃げるというシチュエーションは減少するから。
・具体例:解離性同一症の人がカウンセラーとの関係で安心を取り戻し、人格の分裂ができなくなった。
・では、安全基地の作り方は?下記のリンク参照
【愛着の治癒】自分の色がないカメレオンが見つけた安全基地の作り方|双子自己対象という生き方

■まとめ:解離はあわてて治そうとしても治らない。まずは安心感の充足を

・解離を自覚する
・安心感を作る

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