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親子喧嘩のできる関係をめざそう!|子どもが楽に親に反抗できる環境作り
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。
■テーマ
親子喧嘩のできる関係をめざそう!|子どもが楽に親に反抗できる環境作り
◇こんな悩みを持っている方に
・子どもの反抗期がないことが心配(←この心配がある親は大丈夫。むしろ、こういう心配のない親が危ない)
・私も親に怒ったことがなかった
◇そんな人がこの放送を聴くと、
・親子喧嘩の重要性がわかります
◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。
親子なら【親子喧嘩ができる】ことが親子の条件です。昭和でいうなら寺内貫太郎一家ですね。子どもがぶつかったら、親も真正面からぶつかっていく。これによって親子の信頼感が深まり、子どもの自尊心もアップします。他人とぶつかって着地点を見出せるようになります。子どもの社会化が促進します。
■思春期において、なぜ親子喧嘩が必要なのか?
・倫理規範の再構築の時代だから
・子にとっては、自分の規範を作る時代(10代の思春期)
・親も自分の規範を再構築する時代(40代の中年期)
■からぶりが一番キツイ
・思春期の子どもにとって一番キツイものは?
⇒反応の弱い親
⇒自分の気持ちを正面で受け取ってもらえたと思えない⇒怒り爆発!
・親は子どもの意見をしっかりと肯定して聴いて、納得のいかない喧嘩すべきところは喧嘩すべき
⇒子どもは反応してくれた親に、親としての位置を認める
■お互いの着地点を探る
・思春期を通過し終わる頃には、親子両者、納得のいく着地点が見えてくる
・ここでようやく思春期が終わる
・ここから、フツーに親子喧嘩でき、仲直りもできるようになる
■まとめ:親子喧嘩をしよう
・思春期はしっかり親子喧嘩
・喧嘩する前に、しっかりと子どもの意見を聴くこと
・子どもにぶつかれないと、子どもは「無になる」(今風の言葉で…)