見出し画像

「母親に愛されたい、いい子でいよう」が止まらない|こんな私にできることはありますか?

【質問】母に愛されたい自分から脱却するにはどうしたらいいですか?いまだにいい子にしていようとしてしまいます。

【お返事】答えはシンプルで、母親をあきらめられたら、母に愛されたい自分から脱却できます。しかし、それってどうやるの?ってくらい難しいことです。それができれば苦労しませんね。
今回は、そのシンプルなことを実現するための2ステップを紹介します。それは…

  • 無駄な抵抗はしない

  • (親・他人・自分の命令で)捨てた自分を取り戻す

オプションとして、

  • 双子のカメレオンを見つける

  • 流れ者でいる

時間はかかりますが、この方向性さえ間違えなければ、あなたはいつかきっと楽に生きられる時間を手にいれることができるでしょう。

※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼

※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。

■無駄な抵抗はしない

コツは、「母親をあきらめることを放棄する」ことから始めることです。

  • つまるところ私は母親からは離れられない、母親を求める自分に白旗をあげるのです。質問者さんの言葉を借りると、「母に愛されたい自分から脱却する」ことをあきらめることです。ずっと母親に依存し続けてしまう自分を「しょうがないやつ」と認めてあげることからスタートです。自分の強い欲求に白旗をあげるのです。

つまり、無駄な抵抗はしないということ。まず、この枠組みを体得しましょう。

そして、次のような方向性で考えてみてください。これが母親をあきらめるロードマップになります。

■捨てた自分を取り戻そう

無駄な抵抗はしないというスタンスを取れるようになったら、次はあなたがいい子であろうとして(親・他人・自分の命令で)捨ててきた数々の自分に焦点を当てるのです。そして、それを拾いに行くことです。

これは結構、時間がかかります。エキサイティングな冒険物語になるでしょう。嵐が何度もやってきて、難しい局面も多々あるでしょう。カウンセラーと一緒に進めることをおススメします。

  • いい子にしようとして(親・他人・自分の命令で)捨ててきた自分がたくさんある

  • 理想の自分を第一に掲げ、けなげな自分をたくさん捨ててきたことを知る

  • その捨ててきた自分を探しにいこう

  • 邪険にしてきた自分に手をさしのべよう

  • 捨ててきた自分を取り戻すのは、あなたの冒険の物語です。

  • 途中、母への猛烈な怒りが噴出します

  • しかし、それも恐がることをやめよう

  • 捨ててきたかわいそうな自分を助けるときは今しかありません

これをやる手助けとしては、自分の中に生まれてくる「感情と知恵」を大切にしていくことです。感情は自分自身ですし、あなたの知恵はあなたが生活の中から得てきたものです。知識ではないんですね。

認知は知識ですが、知恵は智識です。

さあカウンセラーの手を借りて、あなたの七つの海への冒険に出発してください。

◇自分を取り戻す:オプション

自分を取り戻す過程で大きな助けとなるのは、やはり人間関係です。それが双子のカメレオンです。双子が見つかるまでは、流れ者として生活していればオーケー。リンクも張っておきます。

■まとめ

  • 母親をあきらめる2ステップは、①無駄な抵抗はしない、②(親・他人・自分の命令で)捨てた自分を取り戻す

  • オプションとして、①双子のカメレオンを見つける、②流れ者でいる

◇ラジオのおやすみ談話室:母親との問題を抱えた人は多いですね…

■他の助けを求めるのもいいでしょう

もし、あなたが母親との問題を抱えている場合は、臨床心理士などの心理の専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。時間はかかるかもしれませんが、あなたのカウンセリングがうまくいきますように。

■この記事に興味を持った方は、ソレア心理カウンセリングセンターをLINE登録ください。登録いただいて「プレゼント希望」とメッセージを送っていただけると、「歌と心理学」の小冊子をもれなく差し上げます。下のQRコード(を長押しして)からご登録ください。▼

ソレア心理カウンセリングセンターをLINE登録する

■Twitter でも発信しています。フォローいただくと、発信ばかりでなく質問箱への質問やそのQ&Aを見ることもできます。【Twitter】→ https://twitter.com/soleapsy


いいなと思ったら応援しよう!