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逃げる、戦う、固まるという処世術|スキルがあっても過敏すぎるとつらくなる
敏感すぎると処世術も活かせなくなります。しかし、その場合の手当てもあります。今回は3つの手当てをご紹介します。
逃げることも戦うことも…ですが、闘うと後が面倒でややこしくなるので逃げてしまいます。逃げたら逃げたで後で腹が立ってくるので、どちらを選んでも地獄です。
【お返事】「面倒なので逃げるが、そんな自分にも腹が立つ」というのは、処世術と怒りの感情がほどよくブレンドされた方のようにもお見うけします。そういう意味では地獄というよりも、ほどよく日常を生きている方のような印象も受けますが、いかがでしょうか。
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
■処世術「逃げる、戦う、固まる」
【逃げる、戦う、固まる】ーこの3つは、何かの災難がやってきたときに対処するスキルですね。
固まるのは、解離するということなので、究極の選択といえるかもしれません。解離して恐怖から遠のく処世術です。
ということは、災難がやってこなければいいわけです。けれど、日常生活をしていれば、細々したいらだち事(日常生活いらだち事)は必ず発生します。
その一つ一つのいらだち事にどう反応するのか、それが個人によって違ってくるわけです。
■過敏さ(あるいはHSP)の3つのタイプとその手当て
質問者さんの場合、対応の仕方は処世術に長(た)けているように見えます。スキルがあるように見えます。
それが地獄というのは、その反応の仕方がおそらく他の人よりも、過敏に感じるのでしょうか。いまハヤリの用語でいうと、いらだち事に対してHSP的になるということですね。
過敏さは生まれつきのものですが、生育上、過敏にならざるを得なかったこともあります。これらの過敏さを、3タイプで考えてみましょう。
一番分かりやすいものは「親から見捨てられる不安」による過敏です。これは、生育上のもので、それも幼児期を通過してからのものです。カウンセリングをうけて処理をしていくことをお勧めします。
もう一方の過敏は、「人を含めた世界が怖い」ことによる過敏です。こちらは幼児期よりももっと早く、乳幼児の頃に獲得した過敏です。普通ならそんな過敏さを獲得なんかしない時期のものです。こちらもカウンセリングが有効でしょう。
生まれつきの過敏は、どうしようもありませんが、マインドフルネス的生き方を身に付けることが助けとなるでしょう。
こちらは自主勉ができるスキルです。また、このスキルは内側を向きすぎている人にも有効です。詳しくはラジオおやすみカフェで▼
ソレアのサイトにはマインドフルネスの記事がたくさんあります。参考にどうぞ。
■まとめ
「逃げる、戦う、固まる」は、処世術の典型
過敏すぎると、その処世術もつらくなる
過敏に対しての手当て3つ
◇ラジオおやすみカフェ:過敏すぎる場合は内側を向きすぎているのかも…詳細はラジオをお聴きください。
■他の助けを求めるのもいいでしょう
もし、あなたが過敏すぎて生きづらい場合は、臨床心理士などの心理の専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。いまのカウンセラーがいまいちなら別のカウンセラーを探しましょう。あなたにとって良いカウンセラーはあなたの一生の財産になります。あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
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