子どもになんか愛情をあげたくない、私が欲しいのに!
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
■自分を責める人には愛情がある
「子どもに愛情をあげる余裕がない」という、それでいいですよ。そのままでいいですよ。
自分がダメだなーと思っているわけなので、子どもには愛情は伝わっていると思いますよ。愛情が伝わっていない関係は、母親のほうが、「愛情あげてないのでダメだな」とは思いません。
自分を責めない人は、すべて子どものせいに押し付けてきます。愛情をあげる余裕がないなんて思いつきません。「全部、子どもが悪い」で終了しています。
ですから、いまのままの、あなたの向き合い方でいいですよ。
■怒りだけでなく、他の感情も感じる
愛着不全の方は、怒りの問題を大きく抱えており、「私は(愛情を十分に)もらってないのに!」と子どもに対して思ってしまうのは、仕方のないことです。その怒りをクールダウンさせるというよりも、他の感情も感じるようにしてみることから始めてみましょう。
怒りの問題のある人は、怒り以外の感情も発動しないようにしている可能性があるからです。他の感情も十分に感じることができるようになると、怒りの感情だけに囚われることも少なくなるでしょう。
■感情の背景にある純粋なもの
あなたは色々な感情を日々感じているはずです。そして、その中の感情に、はるか昔、イヤイヤやっていた頃の、その時に感じていた懐かしい感情もあるはずです。そこがあなたのブレークスルーになる可能性もあります。キラキラした子どもの感情。そこを発見して、そこを生きることを始めてみましょう。
あなた自身の子どもたちの中にも、そういうキラキラしたものを見つけてみることも効果的です。それがあなたの隠してきたキラキラを発見する手がかりになるかもしれません。
カメレオンに出会うのが一番良いですが、それはそう簡単なことではありません。いまの子育ての中から出発して、自分に回帰していってみましょう。
◇ラジオおやすみカフェ:今宵のメニューは…
オルフェのサンバ Orfeu Negro - Samba de Orfeu
■他の助けを求めるのもいいでしょう
もし、あなたが愛着不全ならば、臨床心理士などの心理の専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。時間はかかるかもしれませんが、あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
■この記事に興味を持った方は、ソレア心理カウンセリングセンターをLINE登録ください。登録いただいて「プレゼント希望」とメッセージを送っていただけると、「歌と心理学」の小冊子をもれなく差し上げます。下のQRコード(を長押しして)からご登録ください。▼
■Twitter でも発信しています。フォローいただくと、発信ばかりでなく質問箱への質問やそのQ&Aを見ることもできます。【Twitter】→ https://twitter.com/soleapsy