基本的信頼感は人生のパスポート。それがないと愛着障害になります。
【お返事】昨日のラジオへの質問ですね▼
自分を嫌いにならないのは50代以降|基本的信頼感があればそれだけで幸せ
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
■基本的信頼感は人生のパスポート
基本的信頼感とは2歳までに形成されるもので、世界を信頼している感じです。人生のベース、人生の母艦と言ってもいいくらいの、重要な感覚です。絶対的安心感ともいいます。
これが脆弱ですと、世界自体が恐怖になります。これが愛着障害の世界観です。世界が恐怖になるので、自分から率先して知人や友人を作ろうとしません。人間関係自体が恐怖だからです。パスポートがないような感じです。世界へ出ていけません。
思春期心性やHSPの人やASDの人も同じような行動を取るように見えますが、そう見えるだけです。彼らは基本的信頼感はあるのです。それがあるからこそ、
思春期の人は、他人に対してしっとしたり、すねたりできます。
HSPの人は、内向的ですが自己主張もできます。
ASDの人は、自分の外側の世界に対しての(自分の感覚とは違う)異質感はありますが、恐怖に思ったりはしません。
■質問者さんの基本的信頼感について
質問者さんは「知人や友人や恋人ができる」ことを想定しているのですから、この基本的信頼感は備わっているような気がします。
基本的信頼感がないと知人や恋人を作ろうとも思わないし、作ったとしても相手への期待感も薄いものになるでしょう。だから、「どうせこの人もいつか裏切る」とさえ思わないでしょう。
「裏切る」という言葉には期待感があります。友人関係がうまく行ってほしいという期待感です。それさえないのが基本的信頼感のない世界なんですね。となると質問者さんは、
基本的信頼感はあるけれど、その後の人生でつまづいたか(愛着不全)
あるいは、つまずいているわけではないが、ここ十年くらいはうまくいっていない(普通の成人期)
そういう人生を生きているのかもしれません。しかし、本当に基本的信頼感が薄いのかもしれませんね。
年齢的に10代~20代の人なら、基本的信頼感が薄い状態で、普通の思春期っぽく見える人もいますから。もし、そうなら愛着に詳しいカウンセラーに相談されることをお勧めします。あなたの人生がうまく流れていきますように。
■まとめ
基本的信頼感は人生のパスポートのようなもの。それがないと世界へ出ていけない。
知人や恋人ができることを想定できる人は、基本的信頼感はある。
◇ラジオのおやすみ談話室:今日の午後のtweet(少し改訂しています)の解説をします▼
■他の助けを求めるのもいいでしょう
もし、あなたが世界が信用できずにビクビクしている場合は、愛着の専門の臨床心理士などにアドバイスを求めるとよいでしょう。時間はかかるかもしれませんが、あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
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