コロナ病棟手当がないから病院に要望書出した 6 ~足並みを揃えた~

こんにちは、休みの日は家から出たくないコロナ病棟の看護師です。

「コロナ病棟で勤務をしているのに危険手当を出してもらえない!」そのような看護師の方たちの参考になればいいなと思って書いています。

1ではコロナ病棟の現状を、2では実際の行動~①味方を増やす~について、3と4では~②事実確認~しました。5では~③みんなの意見を集め~ました。6では、集約した意見から、目標設定をし、共有し、みんなで同じ方向へ進んで行った過程を書きます。

現状の打開策が「みんなで声をあげる」しかない以上、集団の結束力はとても重要です。そして声をあげてもらうためには、「分かりやすい目標」を「共有」し、みんなが一丸となって動いていかないといけません。また業務ではないので強制力もありませんから、みんなに動いてもらえるか?が重要となります。

以下は、私がLINEで送った内容です。事実確認とみんなの意見の集約は同時進行で行ったので、note1~5の通りの順番でなく、話が前後しているように感じたら申し訳ありません。

12/30のLINEでは目標や手順、進捗を伝達しています。

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(当初は事務長に事実確認をしようとしていました。また質問状は出していません。)

はじめに「最終目標」を提示し、物事を進める「手順(流れ)」の概要を説明し、具体的な内容を書きました。そしてみんなに協力を仰ぎながらも、自分が率先して動く姿勢を見せました。

そもそも今回の手当の要求は、自分のために行うことです。「誰かが動いてくれたらいいな~」で手当(お金)がもらえるほど世の中甘くありません。最後の一人になってもいい。どうしても納得がいかないから自分が動く・・・それくらいの覚悟を持ってやらないのなら、要望書を出さない方が自身のためです。

師長にお願いをしていた確認事項の返事は1/4にもらい、その日のうちにグループLINEでみんなに報告しました。知り得た情報や事態の進捗はすぐに報告・共有します。以下はその内容と「私の」要望です。要望書を書き出す前に、「要望したいこと」をみんなに公開し意見や賛同をもらいました。

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(上記のLINEでは多少感情的な表現も混ざっているので、その辺を割り引いて読んでください)

また大阪府にも1/4に問い合わせましたので、同日に大阪府からの回答をみんなに伝達しています。(内容は別のnote 追記:大阪府の担当者とのやりとり をご覧ください)

こうして順調に要望書の準備をしていると、現れました!看護部長です!


7へ続きます。

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