産官学民を巻き込む持続可能なまちづくりの実践者としての登壇@神奈川県・岩手県/秋田県湯沢市への訪問
みなさんこんにちは!株式会社solar crew広報室の山岸です。
夏休みも終わりましたね。みなさんは今年の夏をどの様に過ごされましたでしょうか?河原は関東圏での仕事の他に県外からのご依頼もいただきました。
出張先の岩手県では、冷麺の美味しさに感動し、2回も食べてしまいました!その土地ならではの食事をいただくことは良い刺激になりますね。
岩手県で携わらせていただいた仕事の模様は今回の記事でお伝えさせていただきます。
その他、サーキュラーエコノミーセミナーでの講師、横浜経済人会議での登壇、秋田ゆざわリビングラボサポートオフィス主催のイベントの模様をお伝えいたします。
■サーキュラーエコノミーセミナー講師@ウェインズトヨタ神奈川山下店
ウェインズトヨタ神奈川山下店で開催された「サーキュラーエコノミーセミナー」に、横浜市政策局共創推進課の関口昌幸さんと共に講師としてお招きいただきました。今回のセミナーは、日頃から清掃活動や店舗活用としてワークショップを開催さていただいており、この様な機会につながりました。
河原からは、地域の実践者として、現場での実践をテーマにお話ししました。
河原は、地域の方とのつながり、地域課題解決のお手伝いをした経験から、地元の人々と協力しながら課題解決に取り組んできました。
課題解決や地域拠点の継続には、住民のボランティアだけでは難しいのが現実です。そのため、地域拠課題に行政や企業が関わる事で、持続可能な仕組みをつくることが可能になります。
そういった仕組みをつくり、地域の住民が主役となっている社会活動「リビングラボ」にsolar crewも携わらせていただいております。
河原は一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスでの代表を務め、横浜市の制作局と共に、地域のまちづくちを進めている地域の住民が主体となり、暮らしを豊かにするための社会活動を行っています。
横浜市政策局共創推進課の関口さんからはリビングラボの取り組みについて詳しくお話しいただきました。
みなさん、とても真摯な姿勢でお話しを聞いてくださいました。お話をさせていただいた方々の熱意に心を打たれました。新たな連携も進んでいきそうです。
■第30回横浜経済人会議~ソウゾウのその先へ~での登壇
横浜ランドマークタワーにて横浜青年会議所が開催した「第30回横浜経済人会議~ソウゾウのその先へ~」へ登壇させていただきました。
横浜青年会議所では明るい豊かな社会を築き上げることを理念に掲げ、社会課題にむけて日々活動しています。
河原からは、solar crewの取り組みや企業とサーキュラーエコノミーについて、お話しさせていただきました。
solar crewでは、社会問題となつている増え続ける空き家をリフォームして、地域で必要とされている防災拠点や、地域のコミュニティスペースに変えていく取り組みを行なっています。solar crewは空き家をリフォームするだけではなく、地域の方にリフォームを行う前の段階から関わってもらい、solar crewと共に、地域の方や企業、行政が地域を盛り上げています。
持続可能な社会を作る為には、行政や企業の協力が欠かせません。河原は事業を行う上で、さまざまな地域の拠点を見てきました。そのなかで、地域そのものが持続可能な仕組みになっていないと、運営も続かないのではないかと感じました。地域や企業、行政が関わり、それぞれの強みを活かす事で、問題が解決し、そこからビジネスが生まれてきます。
サーキュラーエコノミーの推進には、一社でできることには限りがあり、異業種連携やコラボが必要であると河原は考えております。 河原自身も登壇者の方々とお話しする中で、具体的なコラボが進みそうです。登壇者の皆さんのお話からとても刺激を受け、有意義な時間となりました。
■第3回チビッ子あゆつかみ大会2024@秋田県湯沢市
秋田県湯沢市で開催された、ゆざわリビングラボサポートオフィス主催の「第3回チビッ子あゆつかみ大会2024」にて開会式の挨拶を務めさせていただきました。昨年同様にsolar crewの法人会員3名も同行しました。
秋田県湯沢市では、人口減少や少子高齢化により、暮らしにおける人との繋がりや、支え合いの脆弱化が懸念されてきました。市民の主体的な活動や、支え合いを醸成するコミュニティの再構築が重要でしたが、担い手となる人材や、地域の課題解決に向けた技術・ノウハウなどのリソースが不足しており、自主的な活動での課題解決が難しい状況にありました。
その様な状況の中、秋田県湯沢市の地域課題を解決するため、河原が代表を務める一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスで総務省事業を引き受け、6年前にゆざわリビングラボサポートオフィスの立ち上げに伴走させていただきました。
イベントは、生かそう!守ろう!ふるさとの川!というテーマで行われ、地域資源を有効活用した湯沢市らしい取り組みでした。
鮎掴みの他に、マルシェやカヌー体験の同時開催、イベントへの協賛企業は100社近くあり、地域と企業の連携の深さを感じることができました。
この日、河原が感銘を受けたうちのひとつが、大勢の前で一生懸命に司会を務めた地元の中学生の姿です。若いうちから、人前で話す事を体験できるのは貴重なことです。その様な環境をつくられた、秋田ゆざわリビングラボの取り組み方が若い世代へのバトンになると河原は感じました。
佐藤代表を含め、主催者の皆さんの想いは素晴らしいもので、開催までの準備や当日の動き、細かな配慮、未来のゆざわの街を、みんなの将来を、少しでも豊にするような活動を行う姿勢が、地域のみなさんの心を掴むのだと思いました。
一般来場者は1500名だったそうで、これだけ多くの方が集うリビングラボのイベントは大変珍しいです。日ごろからのゆざわリビングラボサポートオフィスを中心とした地域課題への取り組み、持続可能な仕組みつくりが、湯沢市の結束力を高めた結果となったのではないでしょうか。
大自然の中で、地域のみなさんが心を交わしながら、子供たちと楽しく過ごさせていただきました。鮎の美味しさも格別でした。
■産官学民を巻き込む持続可能なまちづくりの実践者としての登壇
河原は産官学民を巻き込む持続可能なまちづくりの実践者として様々な講演会に登壇させていただいております。
岩手県立大学の渋谷名誉教授から講演会へのお声掛けをいただき、2泊3日の出張に岩手県へ行ってきました。
河原は「産官学民との連携で地域課題解決」をテーマに岩手県立大学アイーナキャンパスでお話しさせていただきました。
アイーナキャンパスは、全ての県民が世代や地域、職域を超えて集うことのできる拠点施設内にあり、岩手県立大学が、社会人の教育や県民の生涯学習に対する支援などを一層充実するため、大学院の授業や公開講座といった様々な活動を行う拠点としてあるサテライトキャンパスです。
渋谷名誉教授をはじめ、ご参加いただいたみなさんが、solar crewの取り組みに大変関心をお寄せくださいました。
当記事冒頭からお伝えしている、solar crewでの空き家活用や、リビングラボに関する内容にご興味を持たれ、今後、岩手県とのコラボが進んでいきそうです。その際はまたこちらでご報告させていただきます。
学識豊かなみなさんから話しをお聞かせいただき、とても刺激を受けました。貴重なお話を通じて、河原も多くの学びを得ることが出来ましたので、今後の活動に生かしていく所存です。
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