ソーラーシェアリングと はじめての菌床栽培
菌床栽培とは、菌床に菌種を入れてキノコを栽培する方法です。
菌床に馴染み無い方が多いと思いますが、木を粉々にしたオガクズなどに米糠などの栄養源を混ぜて、20センチ四方ほどのブロック状に固めます。見た目は石のようで、湿度の高い真っ暗な室内で菌の発生を促してキノコを栽培します。1つの菌床から数回に渡り3〜6カ月のサイクルで次々収穫できます。
キノコ栽培はソーラーシェアリングとの相性が非常に良い作物で架台やパネルを利用した環境づくりをすることができます。
まず、キノコ栽培ではほとんど光を必要としないため上部のパネルを全て水平に設置することができます。この場合、遮光率はおよそ98~100%で、屋根のように利用し、更に周りの架台を使い遮光ネット等で周りを囲めば、暗くて適度に湿気を保つことのできるハウスのような環境が簡単に作れます。