青年海外協力隊としてペルーで活動する方の話
「いつかはマチュピチュ行ってみたいんだよね~!!」
Bom dia!こんにちは、ソラです。
本日はJICAのイベントに参加したレポートです。
青年海外協力隊として、ペルーで森林保護などの活動をする方のお話を聞くことができました。
ペルーといえば
そう、マチュピチュです!スペイン語!ポルトガル語とは家族です。
ペルーはマチュピチュやチチカカ湖など魅力的な自然があるところです。
「いつかはマチュピチュ行ってみたいんだよね~!!」
こう思った方、いらっしゃるのではないでしょうか?
魅力的な自然がある一方で、ペルーは場所により、きれいな水や普通教育が行き届いていない地域があります。
本日は、青年海外協力隊として、その地域の保護と開発をする方とZoomでつないで話を聞くことができました。日本とペルーとの時差は14時間ですので、イベントは午前中でしたが、ペルーは夜中です。
その方は、ペルーの森林の中の集落にて、植生を調査、保護をしたり、そこに住む人々が自然とともに歩めるような生業を作ったり、その住民と交流をしたりすることが仕事です。
そこでは、本来はやってはいけない森林破壊や焼き畑をすることがありました。もともとペルーはコーヒーの生産が盛んな地域。標高にも恵まれた地域であるため、そこでの栽培に適したスペシャリティコーヒーの栽培を教え、販路を開拓しました。余分な森林破壊を生業を作ることで防いだのです。
私はどうしても気になって質問したのです。
「どうして青年海外協力隊に参加しようと思ったのですか?」
快く答えてくださいました。
「ぼくは学生時代バックパッカーで世界中を旅した。そのときにサラエヴォに行った。サラエヴォ事件で犠牲になった人の中に当時の僕より若い人がいた。人生いつ死ぬか分からないなら、やりたいことをしたい。人のために役に立ちたい。誰でもできる簡単なことに落ち着くのではなくて。」
私はそのとき、自分の人生を語るこの方の意思のこもった表情が忘れられません。
私もどんな形であれ、人の役に立ちたい、規模や対象や価値の違いはあれど、良いものを人にあげることができる人でありたい。
そう思いました。
そのためには、まず相手の思いを知る、こちらから謙虚に歩み寄る言語の学習者の姿勢というものはすばらしいなと思うのです。
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