Cocco 25周年ベストツアー 2023 〜其の2〜 @フェスティバルホール
過去に参戦したライヴの記録と記憶を頼りにお送りする、Coccoライヴレポシリーズ!
第5弾までお送りしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?
え、まだお読みでない?
でしたら、ぜひぜひこちらからご一読くださいませ♪
第1弾は『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』
第2弾は『Cocco 60分 Special Live 「エメラルド」 Tour 2010』
第3弾は『Cocco Live Tour 2019 “Star Shank”』
第4弾は『Cocco Live Tour 2022 “プロム”』
第5弾は『Cocco 25周年ベストツアー 2022 ~其の1~』
Coccoファン歴25年。そんな私が初めて観たCoccoのライヴは『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』でした。
それ以降、ライヴツアーにはすべて参戦しています。
過去に自身のブログに投稿したライヴレポをちゃんとしたカタチで残しておきたくて、あらためてnoteに投稿してみました。
私のCoccoへの想いが、少しでも伝わったらうれしいです。
ではでは、今回お送りいたしますのは
『Cocco 25周年ベストツアー 2022 ~其の1~』に続きまして
『Cocco 25周年ベストツアー 2023 〜其の2〜』
でございます!!!
ツアー日程
2023年2月5日(日) 新潟 りゅーとぴあ・劇場
2023年2月8日(水) 東京 中野サンプラザ
2023年2月12日(日) 岩手 岩手県公会堂
2023年2月19日(日) 静岡 静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
2023年3月4日(土) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
2023年3月17日(金) 愛知 名古屋市公会堂
2023年3月19日(日) 大阪 フェスティバルホール
2023年3月24日(金) 東京 LINE CUBE SHIBUYA
2023年4月7日(金) 東京 TOKYO DOME CITY HALL
2023年4月23日(日) 滋賀 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
無事にツアー完走ですね!!!
おめでとうございます!!!
私は、10公演のうち7本目の、大阪・フェスティバルホールに参戦!
そのときの模様をお送りします♪
いつものごとく、熱量たっぷり&Cocco愛たっぷりでお届けします。
覚悟してね!!!
フェスティバルホールへの道
この日は、目覚まし時計が鳴る前に起きた。
しっかり眠れたし、いい感じ。
準備万全で、13時ちょっと過ぎに家を出た。
4時間後には始まるライヴのチケットをコンビニで発券。座席を確認して、テンションがあがる私。
今回の会場は、お久しぶりのフェスティバルホール。
あっちゃんのライヴでここに来るのは、2016年6月28日の『CまでNight♥ワンツースリー』以来だ。
他のアーティストのライヴでも何度か来たことあるし。
コンサートスタッフのバイトで何度も来たことあるし。
思い出深い、いちばん大好きなホール。
行き慣れた場所なので、さすがの私(救いようのない方向感覚の持ち主である)でも迷いようがない。
何度も通った道。何度も通ったフェスティバルタワー。
到着したのは、13時50分頃。
エスカレーターで会場入口前まで上がると、14時からグッズ販売が開始されるとあって、すでに長蛇の列が。
1時間半並んで、グッズをゲット
最後尾に並んで、やっと自分が買える番になったのが15時20分頃だった。
待ってる間は、自分がこれまでブログに書いてきたあっちゃんのライヴレポを読んだり、前日にnoteに投稿した『きらきら Live Tour 2007/2008』の更新をしたり、Kindleアプリで本を読んだりしてたから、退屈はしなかった。
今回は “がちゃがちゃ” を5回チャレンジ!
@600×5回で3,000円也。
マイカフェカップ(バンブータンブラー)、ロゴ入りブランケット、ぞうさんランチバスケット、クリアファイル&シールセット、25th ぞうさんの会場名入りアクリルスタンドをゲット!
バッグがパンパンになってしまった。。
VOLDY C-25とのご対面
グッズ購入後、外には出ずに開場時間までそのまま付近で待機していた。
16時を少しまわった頃に開場。
チケットをもぎってもらって、3列に並ぶ長〜いエスカレーターに乗って2階へと上がる。
おなじみのCoccoのぼりや今回のツアーのポスターなどがディスプレイしてあって、それを辿りながら歩いていく。
すると!
『お望み通り』で登場する、あっちゃんの手作りカー「VOLDY C-25」が鎮座しているではないか!
もちろん、写真と動画をパチパチ撮りまくったんだけどね。
お手洗いを済ませて、30分前に着席。
開演は17時。日曜日なのでいつもより少し早い。
ほぼ定刻に、ステージはスタートした。
この日のセットリスト
全20曲、1時間50分くらいのステージだった。
まさに、ベストオブベストといえる内容!!!
さすが、25周年ベストツアー!!!
どの曲も大好きだから、どの曲を演ってくれてもぜんぶ嬉しいんだけど、
これは嬉しすぎるラインナップ!
あっちゃんとともに歩んできたこの25年を振り返ることができて、めちゃくちゃ沁みる。
のっけからもう、カッコよすぎるし、美しすぎるし。
秒で惹きつけられて、トリコになってしまうのだ。
焼け野が原で幕開け!
しょっぱなから、めちゃくちゃ力強い!!!
あっちゃんにしてはめずらしく歌詞ミスってたけど。。
活動休止前のラストシングル。
それだけに、とっても感慨深い曲。大好き。
もうダメ!
胸がぎゅうっ、てなる。
早くも、目頭が熱くなってくる。まだ始まったばっかりだってば!
もう、あっちゃんズルいって。泣かせないでよー!
ドロリーナ・ジルゼ
『ジルゼの事情』、2回観に行ったよ!
舞台で観たシーンがよみがえるなぁ。。
ぜひとも再演を、そして商品化を希望!
あっちゃん、ショートボブになってた。
前髪はオンザ眉毛。ちょっとおぼこくて、かわいい。
でもでも、だいぶ大人になりましたねぇ。
なんか、ますますビョークに似てきてない???
そう思うの私だけ???
あっちゃんがビョークに似てるなら、私もあっちゃんに似てるってコトになるぞ???
いやいやいやいや〜…。
本日の衣裳は、白のドレス。
肩パッド?にスパンコールとか金のひらひらがついてて、まるで昭和のアイドルスターか?!というようないでたち。
トップスはノースリーブのタートルネックでお腹と背中がチラ見えする。
ブルーの手袋もキレイで、あっちゃんの細くて逞しい腕によく映えてた。
上半身はタイトに、絞られたウエストの下は、ひらひらふんわりスカート。
バレエで鍛えたターンをすると、とても美しい。
あっちゃんには、やっぱりこれがいちばん似合うなぁ。
長い間奏で、ドレスをひらひらと翻し、あっちゃんお得意のバレリーナあいさつ。
ラストの「雨を待つ」の後のため息が、たまらなく素敵。
樹海の糸
Cocco最大のヒット曲『強く儚い者たち』に次ぐ人気曲。
いずれも作曲は柴草玲さん。Coccoの自作曲ではないのが複雑ではあるが、名曲には違いない。
あっちゃんの歌声が、とにかくやさしく、美しい。
キラ星
「あなたに会いに行きたい」で始まって
「あなたに会いに行きたい」で終わる曲。
母が亡くなったとき、私はしばらくこの曲ばっかり歌ってた。
そのときのことを思い出した。
ダメ、泣きそうだ。
「どうしたって続いてる あなたへ Catch me」
この大サビが、めっちゃ胸に響いた・・・
クリスマスでもないし
バレンタインでもないし
季節外れだけれど。
歌い終わり、余韻を残しつつ
「ありがとう」。
やさしい、あったかい、あっちゃんの声。
あなたへの月
初期のめちゃくちゃカッコいい曲。
月に向かってせつなく泣き叫ぶような、間奏の美しいファルセットが印象的な名曲。
3枚目のシングル『Raining』のカップリングとして収録されているNEW MIXも好き。っていうか、サビ頭ではじまるNEW MIXのほうが私は好き。
ベビーベッド
ギターが唸る長いイントロを聴きながら、
次は何がくるんだろう…とワクワクしていたら!
うわー、まさかのベビーベッド!!!
ハンドマイクを使っての振り付け、めちゃくちゃカッコイイ!!!
妖しく踊るCoccoが美しく、真紅の照明にとても映える。
ラストのシャウト「あー!」
なんか、かわいかった。
楽園
沖縄のきれいな空が目に浮かんでくるような。
争いのない平和な空が続くようにと、祈りたくなる。
Aメロ、Bメロのロートーンの静寂から、
サビで一気に闇が明けて目の前に道が開けるような、この感じ。
あっちゃんの美しい声ゆえに成せる技だな。
もくまおう
活動休止前の2001年にリリースされた『焼け野が原』を聴いて、
4thアルバム『サングローズ』を聴いて、
『ベスト+裏ベスト+未発表曲集』に収録されているこの曲を聴いて、
心から活動休止を残念に思った。
Coccoの歌を、この先ももっともっと、ずっとずっと聴きたかったと思った。これでもう聴けなくなるのかと思うと、残念で残念で残念でたまらなかった。
だけどいまこうして、目の前であっちゃんが歌ってる。
「変わっていく私を 笑ってもいい」
そう歌うあっちゃんの笑顔が、とっても素敵だった。
BEAUTIFUL DAYS
たたみかけるビートと、Coccoの美しい歌声がからみあう、疾走感あふれる名曲。まぶしいくらい光に満ち満ちていて、とてつもないパワーを感じる。
私は神様を信じない。
でも、あっちゃんの歌の力は信じられるよ。
お望み通り
この曲だけは例のハートのサングラスをして歌ってくれた。
振り付けがかわいい曲だな。
会場も手拍子したりしてノリノリ♪
「お望みの通り 浅はかな道理」
このおどけた感じが大好き♪
他にも溜息が入ってたりとか、あっちゃんのいろんな声が楽しめる曲。
「ありがとー」って言って、
「VOLDY C-25」に乗って、
あっちゃんはステージから消えた。
白いドレスにお色直しして、あっちゃん再登場。
トップスにもひらひらがついて、まるでウェディングドレスのような美しい純白のドレス。
手袋はピンクの蛍光色に変わってた。
「こんばんはございます、Coccoです」
会場は拍手喝采!
「前の人みんなマスクしてるから大丈夫だよね?」
前列のお客さんに向かって話しかけるように喋りだす、あっちゃん。
「なんかでーじネギくさいわけよ」
どっと笑いが起こる。
「昨日もネギいっぱい食べて。今日も楽屋でお好み焼き祭りとたこ焼き祭りしとって。もう、でーじネギなわけ。だからさステージ、たぶんでーじネギくさいから、マスクしといてね。ネギパワーでがんばりますね」
笑いと拍手につつまれるフェスティバルホール!
コスモロジー
Coccoが里中真白役で出演した映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』の主題歌。
あぁ、なるほど。だから純白のウェディングドレスなんだ!
「Sleeping in the water」
この発音が美しすぎて大好き。
真似しようと思って練習するんだけど、なかなか上手くできないのよね。
まるで海の中にいるような浮遊感が漂う。
ピアノの音色とCoccoの声だけが、ホールじゅうに響き渡る。
この世界に、Coccoとピアノしか存在しないみたい。
「だから今だけ・・・」
大サビのこのブレイクで、完全な静寂が訪れる。
ほんの一瞬。
この世には何も存在しないかのような、無の空間がたしかにそこにあった。
流れるようなピアノの音が鳴り止んで、
「ありがとう」
あっちゃんの声だけが、やさしく響く。
Raining
両手でマイクを握り締めて、一字一句かみしめるように丁寧に歌う、あっちゃん。
15歳のときに初めて作った曲が、この曲なんだってね。
そのときの心情に戻るのかなぁ。
リリース当時に聴いた『Raining』は、儚げでか弱そうだったけれど、いまはずっと明るく力強く聴こえるんだ。
生きる強さにあふれた曲だね。
Never ending journey
今回のセトリでいちばん嬉しかったのが、この曲!
まじか!!!
イントロ聴いて、鳥肌がたった。
うそやん!!!
私、初めてあっちゃんのライヴに行ったときのことを思い出しながら昨日聴いたし!
私、さっきロビーで鼻歌うたってたし!
歌ってくれたらいいな〜なんて思ってたけど、
まさかほんまにこの曲が聴けるなんて…!
なんて嬉しいサプライズ!!!
後で他会場のセトリを確認してみたけど
この曲はどうやら他ではやってなかったみたい。
「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせるように
胸をたたく、あっちゃん。
ラストのサビが、もう圧巻だった。
ファルセットも交えての、高音のフェイク。
あぁ、美しすぎる。
もぉ〜、また泣いちゃったやんか!!!
今回もすっかりやられちゃったよ・・・
潮満ちぬ
これ、間奏のセリフがいいんだよね。
潮は満ちるし、風も吹く。とどまることなく。
コロナ禍の巣ごもり生活から少しずつ解放されて、これからみんな動き出していくんだ。未来への希望と期待。いまにもあふれ出しそうなくらいの、ワクワク感と躍動感。
CDとは違う感じの、ちょっとたどたどしいセリフまわしがまたかわいらしくて。Goodです♪
ポロメリア
『Raining』のときみたく、両手でマイクを握りしめてやさしく丁寧に歌う、あっちゃん。
夕暮れの情景が浮かぶような、ただただやさしい曲。
この曲を聴くと、幼い頃を思い出して、とてもせつなくなるよね。
花柄
ナマの「ぶっ殺す」は、やっぱりど迫力!
こんな物騒な言葉を、こんなにポップに歌ってのける我らがあっちゃんは、やっぱりスゴイのです。
音速パンチ
2006年にCoccoとしての活動を再開して初のシングル曲。
デジタルビートとギターの音色が絶妙に絡み合う、アッパーなダンスチューン。度肝を抜かれたよなぁ。
これからどんなCoccoが見られるんだろうって、ワクワクしたよなぁ。
フェスティバルホールが、ご機嫌なダンスホールに一変!
「聞キ分ケノ 良イ 御利口坊ヤ」
めっちゃ巻き舌でかっちょよかった!
あたらしいうた
元気で明るいポップチューン。
サビの「あなたにあげたい」で客席のほうを指差しながらステージを歩き回る、あっちゃん。
2コーラス目のAメロで「ちゅっちゅ」もやってくれた♪
歌い終わって「ありがとー」と、あっちゃん。
ここで、ファンにはおなじみの “例のやつ” が始まる。
「あっちゃん愛してるー!」
男性ファンからの声援に、あっちゃん振り向いて困惑ぎみに
「何を?」
すかさず、これに続くファンの声。
「あっちゃんかわいいー!」
「言うな!」
「あっちゃん大好きー!」
「あっちゃんて言う人はけっこう古株だな」
どっと沸き起こる笑いと拍手!
「最近、あっちゃんとも呼ばれないんだよ。Coccoさんて呼ばれる」
おぉー!!!
コロナ前には定番だった、いつものやりとりが戻ってきた!!!
「そう、もう3月だからよ、コウよ、デビューしたんだよ」
としゃべりだしてから、
「あれいま、しゃべっていい?」
と確認する、とってもキュートなあっちゃん(笑)
「3月21日にデビューしたんだよ、だから。もう今週ってこと? 来週ってこと? 明後日?」
私たちに確認しながら話を続ける。
「明後日なったら、もう25周年やってる場合じゃないんだよ本当は。26周年になっちゃうんだ」
大きな拍手と歓声!
「まぁ、あっちゃんからこっこさんになって26周年です。26周年もやってるんだけど、まだ未だにさ、生まれて初めてのことってあるさ? なんでいきなりしゃべってんだろ」
自らツッコミを入れながら、さらに続ける。
「なんかさ、聞こうと思ったんだけど忘れてた。いま思い出した、まぁいいか、あのよ」
うん、なになに???
「あの、生まれて初めてよ、『極道の妻たち』って観たよ」
な、何を言い出すのかと思ったら・・・
「あれ関西だろ? だってさ、車のナンバー大阪だったよ。してからよ、なんかいけない言葉おぼえたわけさ、言う?」
今度はいったい何が飛び出すのか???
拍手の後、耳を澄ませる私たち。
「ええな? 柿沼、いてこますんや」
「いてこます」
…に、2回言うたで!
あっちゃんの口から、まさかの関西弁!!!
大きな笑いと拍手に包まれる、フェスティバルホール!!!
「なんか明らかにいい言葉じゃないはずだし、なんかはっきり説明できるほど理解はしてないんだけど、柿沼さんの状況から見ると明らかにやばいばーよ」
「なんか『いてこます』ってなんか気持ちいいと思わん? なんかさ、かわいい文房具のメーカーみたいじゃない? いてこますの三角定規! 知らんけどー! なんか、なんかそんな感じしない?」
なんかなんかと、ご機嫌でまくしたてる、あっちゃん(笑)
「これ言ったらダメなの? ねぇ?」
ちょっとビビったのか、念のため確認するあっちゃん。
ここんとこ、コンプライアンスとかいろいろうるさいしねー。
「沖縄とか『死なす』とか言うからさ。それぐらいのもんですよ、たぶん」
と開き直って(?)
ちなみに、
博多弁では『くらす』と言います!
「いてこます」
あっちゃんは誇らしげに、ふたたび繰り返した。
きっとこのとき、ドヤ顔してたに違いない。
よっぽど気に入ったんやね(笑)
関西人としてはうれしいけどね!
「じゃ、いてこまします」
って、そんなかわいく言ったってダメですよ(笑)
そして後日、Cocco公式YouTube『COCCO CHANNEL』にこんなモノが…!!!
やばすぎるでしょ、これ(笑)
「妄想CM/イテコマスの三角定規」COCCO CHANNEL
ウナイ
私の大好物、3連のバラード。
あのトークからの、この美しい歌声よ…!!!
しっかりしっとりと聴かせてくれました。
ギャップありすぎやって。
たまらんでしょ、もう・・・
あっちゃんの「ありがとう」に、フェスティバルホールは拍手喝采〜!
「じゃあ、今日がほんとの25周年最後のライヴになります。この後はもう、本当は26周年ていう矛盾のなかでやっていきます。じゃあ25周年最後に、やりまーす!」
クジラのステージ
デジタル配信リリースされたばかりの最新曲。
イントロからめっちゃノリノリ!
振り付けかわいい!
ハッピを着てうちわを持ったスタッフさんたちがステージに出てきて。
ファンのみんなで手拍子したり。
こういう感じ、ファンも参加するライヴって、なんか久々って感じだよね。
最後はあっちゃんの描いたクジラも出てきた!
歌い終わって、アウトロの演奏が続くなか、
「ありがとう!」
「みんなありがとう!」
あっちゃんが、私たちファンに向かってお礼を言う。
あぁ、楽しい時間はこれで終わりなんだ。
高揚感とともに淋しい気持ちが交錯する。
あっちゃんがバンドメンバーの近くまで歩み寄って、
「ギター、長田!」
「キーボード、シュンスケ!」
「ドラム、椎野!」
「ベース、ネギ!」
「ギター、堀越!」
バンドメンバーを紹介して、最後に
「25周年Cocco!」
あぁ、素敵すぎる!!!
「ありがとう!!」
そう言って、あっちゃんは帰っていった。
きらきらの笑顔で、手を振りながら。
こちらこそ、ありがとねーーー!!!
私も思いっきり手を振った。
やっぱり最高、フェスティバルホール!
しかし、フェスティバルホールはやっぱり最高だ。
音響よし、照明よし。聴きやすくて、観やすい。座席シートも高級感があって申し分ない。座り心地バツグン。
明らかに他のハコとは違う。
私は前方のほぼ真ん中の席だった。めちゃくちゃいい席で満足。
5列目までは平坦で同じ高さになってるから、私みたいなチビッコにはツライんだよね。だけど6列目からは段がついて傾斜になってたから、めちゃくちゃ観やすかった!
ぜひぜひ、またここであっちゃんを観たいな。
愛すべき人、Cocco
この日のあっちゃん、歌詞のミスが目立ってたなぁ。
明らかに間違ったとわかるミスって、めずらしい。
だけど、そんなことはどうでもいい。
あっちゃんの声には、どうしたって感情を揺さぶられてしまう。
ほんまにすごい人だ、と思う。
歌って。踊って。
たくさんの歌を生み出して。
アルバムジャケットやグッズのデザインしたり。
絵本を描いたり。
エッセイや小説も書くし。
お芝居もするし。
トークも面白いし、、、。
私ができないことを、次から次へとやってのける。
その才能に、思わず嫉妬してしまうことだってある。
ほんまにすごい人だな。
そして、愛すべき人だよな。
Coccoを好きになってよかった。
Coccoをずっと好きでいてよかった。
あぁもう!
すっかりあっちゃんに、いてこまされてしもたわ(笑)
最高だ。
きっと、Cocco史上最高のライヴだった。
あぁ、ほんとに楽しかった!
とてもしあわせな一日だった!
ありがとね、あっちゃん。
いつもほんとにどうもありがとう。
また会いにいくからね。
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