Cocco きらきら Live Tour 2007/2008 @神戸国際会館こくさいホール
15年前、初めて体験したナマCocco
自己紹介で書いたように、私はデビューからずっとCoccoが大好きだ。
1997年のデビューからずっと応援してきて、念願のCoccoライヴを初体験できたのは2007年のことだった。
2007年12月3日(月)、神戸国際会館こくさいホールで開催された『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』。
2007年7月25日にリリースされた6枚目のオリジナルアルバム『きらきら』を引っ提げて行われた全国ツアー。私が行った神戸は、16公演のうちの3公演目。
『きらきら』は、沖縄とロンドンでレコーディングが行なわれ、“沖縄、日常、光、陽だまり、生活、手作り、世界” をキーワードにした全18曲が収録された、タイトルどおり “きらきら” が散りばめられたアルバムだ。
あの頃は、通勤時に毎日Coccoを聴いてた。
朝の御堂筋を歩きながら『きらきら』を聴いて「よし、今日もがんばるぞ!」って憂鬱な気分を吹き飛ばしてたな。なつかしいわ。
あの日のセットリスト
このツアー、会場によってセットリストが違うんだよねぇ。
ツアーファイナルの日本武道館のライヴがDVD化されてるけれど、かなり違う。
神戸では、当時の最新アルバム『きらきら』の収録曲の披露は8曲。このときは、シングル曲『雲路の果て』『陽の照りながら雨の降る』や『藍に深し』『首。』といった人気曲をいっぱい演ってくれたんだなぁ。
初めてのCoccoライヴで『遺書。』が聴けるなんて、めちゃめちゃ感動やったわ。
このツアーでは、「今日の歌」と題して各会場ごとにいろんな歌をうたってくれていた。なかでも神戸にはとっても特別な想いがあるって話をしてくれたCocco。
震災のモニュメントを見に行って、そこでうたって生まれた歌。
それが『バイバイパンプキンパイ』。
できたてほやほやの『バイバイパンプキンパイ』がどこよりも早く聴けてめっちゃラッキーだった♪
ちなみに、アルバム『きらきら』とこの『きらきら Live Tour』のラストを飾る曲『Never ending journey』も、震災の街・神戸で生まれた歌なんだそうだ。
15年前、私が感じていたことは
これからお送りするのは、2007年12月10日に私がブログに投稿した『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』のライヴレポだ。
うわー、なんやねんコイツ、めっちゃイタイやつやなーーー!!!
めっっちゃ恥ずかしいんだけど、あえて手を加えずそのまま転載することにする。むずがゆくもあるが、なんか面白かったので。
15年前に初めてあっちゃんに会いに行ったときのことを思い出して、懐かしくなった。
んで、Bjork(ビョーク)に会える喜びも爆発してる(笑)
そうそう、Coccoに初めて会ったのも、Bjorkに初めて会ったのも、15年前だったんだなぁ。しみじみ。。
また明日、あっちゃんに会えるー!
長年の念願、ついに実現!!
ライヴなんてホント、何年ぶりだろう?
演るのもだけど、観るのも。。。
しかも、この10年間、待ち続けたライヴ!!
ついに行ってきました!
私が日本でいちばん好きな女性アーティスト“Cocco”。
デビューから、ずっと応援し続けてるというのに、
これまでは機会に恵まれず。
そして、あの活動中止でしょ。
あぁ、
ついに一度も、この目にすることなく終わってしまうのか。
そういう運命だったってことなのか。
。。。と思ってたから、余計に感慨深いものが。。。
けど、
私はまだ、観ちゃいけないような気がする。
どこかでそんな気もしてた。
影響を受けてしまうのが怖かったから。
観ることができない悔しさを納得させるために、
自分に言い聞かせてただけなのかもしれないけど。
10年前、初めてその歌を耳にしたとき、
カウンターパンチを食らったような衝撃を受けた。
やられた! 悔しい!!
私がやりたいと思っていた音楽、
私が表現したかったもの、
でも、カタチにできなかったもの…
まさに、そのものだったから。
彼女の人柄や人間性に関しても、興味はもちろんあるけれど、
彼女の何もかもが大好きというわけではない。
私は、自分に似てる(と思われる)人に
どうしようもなく強く惹かれる傾向があるんだけど、
彼女と私も、いろんな意味で似てるかな、と思う。
年齢も近いし、
境遇もちょこっと似てるし、
音楽を始める経緯、
音楽スタイルやヴォーカルスタイルとその遷移、
うたうことへの想い、
極めつけは、生まれ故郷への異常なまでの愛(笑)。
性格も、わがままそう(よく言えば天真爛漫?)やし、
あのひねくれ具合といい、卑屈さといい、ガンコそうなとことかも、
私とまったくおんなじ(笑)
やから、
ちょっと理解できないところもあるけど、
嫌いになれないんだよね。
でもでも、
実物の彼女は、とってもキュートでした。
そんなとこも、私とおんなじやね!(大笑)
いよいよライヴが始まって、1曲目、2曲目のあたりで、
何やら粒状のものが零れてきた。
私としたことが。不覚にも。
別に言い訳するわけじゃないけど、
感動して感極まったわけではない。
彼女が歩んできたこの10年と、私の10年を重ね合わせてみた。
自由に、のびやかに、気持ちよさそうにうたう
彼女の姿を目の前にして、
悔しくて仕方なかった。
私も、あんなふうにうたえるのに!
私は一体、何をしてるんだ?
私がいるべき場所は“こっち側”じゃない。
私は早く“あっち側”の人間にならなければ!!
解放してあげなければ。
私がかわいそうすぎる。
『よく今日までこれたね。よく耐えてきたね。』
自分で自分を慰め、褒めてあげたくなった。
曲が変わるごとにキャーキャー騒ぐヤツ、、
終始歌ってるヤツ、、、
周りの迷惑なんて考えない“イタイ”ファンもいっぱいいたけど、
もしかしたら私も、その中のひとりだったかもしれない。。。???(苦笑)
しかし一体、どこまでスジガネ入りの音楽バカなんだ、私は?!
そしてついに!! 今度は!
私が世界でいちばん大好きな“Bjork”に会えることになりました!!!
しかも、めっちゃいい席ぃい~!!!
ナマBjorkをこの目で観るまでは、絶っ対に死ねない!!!
ってずっと思ってたし、
なんたって、今回が10年越しなら、こっちは20年越しやし!!!!!
こんなにいっぺんに、長年の願いが叶うなんて、
やっぱり私って運がいいのかも♪
やっとその時期がきたというか、
「そろそろ観てもいいぞ」ってお許しをいただいたみたいだな。
来年こそは明るいか?!
しかし、いまからこんな調子じゃ、
あの方をすぐ目の前にしたとき、一体どうなることやら。。。
ドキドキ!