ジム通いのモチベーションは筋肉鑑賞
「ジムに行ってるって運動好きなんだね。美意識高いね。」と、何度言われたことか。果たして本当に好きで通っている人はどれくらいいるんだろう?と日々思う。
運動不足の解消のため、近所のフィットネスジムに通い始めて早4年。いつまで経っても歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」レベルの習慣化することも無く、ジムに向かう時の足取りは重い。
でもいざ運動を始めると「もう一つレッスンに出ようかな」とか「ランニングの時間を伸ばそうかな」なんて、やる気は出てくるものです。
スタートラインに立つことがまず大きな壁なんですよね。
理想の筋肉との出会い
でもそんな壁が無くなっていた時期もありました。通い始めて3ヵ月経った頃に出会った、同い年のジムのインストラクター(通称:筋肉さん)に恋をしていた時です。
正確にはその人の筋肉がとてもタイプだったんです。黒光りするボディビルダーが筋肉レベル10だとすると、女子ウケの良いと言われるソフトマッチョがレベル6、筋肉さんはその中間のレベル8。
"好きこそものの上手なれ"とはよく言ったものです。彼と近づきたいがためにトレーニング方法を相談したり、食事メニューの話をしたりと楽しい日々で、その頃は足取りも軽く週4-5日は通ってました。
水泳は筋肉鑑賞タイム
出会って2年が経つ頃、彼の担当が子供のプール指導に変わったと知り、早速私は水泳を始めました。
息継ぎが長めな平泳ぎをしながら、水に濡れてつやつやの肉体を眺めてニヤける口元。その時は幸せでいっぱいだったけれど、今思えば息継ぎの度に笑ってる人って不気味ですよね……。
私がここまで筋肉に熱狂するのは、その肉体を得るためのたゆまぬ努力が好きだからなんだと思います。トレーニングだけでなく、食事管理やモチベーション維持まで、継続して成果を出していることにすごく感銘を受けます。
通い続けるコツ
そんな片想いを続けていた彼はあっけなくジムを去り、通う楽しみも無く足も遠のいてしまいました。「これじゃ最初に逆戻りだ!」と思い直し実践したのが曜日を決めて行く作戦。
定期的に通うことが目標であれば、行く日を固定することによって「運動熱」の上がり下がりに影響されずに通うことが出来ます。
ただ残業とか、急な予定が入ったりすると予定も乱れがち。なので目標が1ヵ月で〇㎏減らすとか、体脂肪率を〇%にするとかでも良いと思います。
私のように好きなことを見つけて通う動機にするのもありです。あえてハードルの低い目標を立て、達成感を味わうことが長く続けるコツです。
最後に
うだるような暑さの夏も終わり、秋は気温も涼しく運動日和。身体を動かすことはストレス発散にもなりますので、普段デスクワークをしている方にもおススメですよ。
編集:円(えん)