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母娘ではじめての鹿児島

目下の心配ごとは、海外への現金の持ち出しについて。荷造りも終わりません。どーも、こんにちは。mihoです。

明日から1年間のワーホリ予定で、アイルランドへ飛び立つ訳なんだけども、街がテーマのリレー記事は「鹿児島」について。

30年間過ごした街でも、これから行くアイルランドでも無くて、このタイミングで鹿児島だよ。旅の記録を残したいのと、これを読んで少しでも鹿児島に興味を持ってくれたら本望。

何気なしに決めた行き先だったけども、食事が美味しくて自然いっぱいで良かった。
鹿児島のイメージといえば西郷隆盛がメイン張っているところだけど、歴史関係は書いていない偏った旅の記録。

目的地は当日に決める

母娘2人旅の二泊三日、鹿児島旅行。
羽田空港で飛行機を待ちながら、旅行のプランを練る。一応前日に各々が絶対に行きたいところをリストアップしていたので、いかに効率よく回るか考える。
今回の旅は、行程はカツカツにせず、ホテルでの滞在もゆっくりと過ごすことをテーマに決めた。


■1日目 名物のラーメンとしろくま

お昼に鹿児島空港に到着し、空港から出ているバスで市内までは40分ほど。鹿児島最大の繁華街と言われている天文館通りで下車し、母のお目当てのラーメン屋さんへ。

『豚とろ』のとろけるチャーシューに舌鼓。見た目に反してさっぱりめで、麺も多くないので小食の人でも食べ切れる量かも。

お腹いっぱいになったあとはデザートを。これまた鹿児島の名物『むじゃき』のしろくま。色んなお店でしろくまアイスはあるけれど、元祖はこのお店。

これはレギュラーサイズ(二人前ほど)で、気持ち小さめのベビーサイズもあるよ。

そうこうしている間に夕方になり、宿泊先の『城山観光ホテル』へ。部屋の写真を撮り忘れてしまったんだけど、ちょうどいい広さだった。(伝わらない)

ホテルから見えた桜島がとても美しかったな。夕食を食べて、温泉に浸かってバタンキュー。

■2日目 桜島~鹿児島市内観光

朝、ホテルのフロントで、市営バス・市電・桜島フェリーの全てを、一枚の券で利用できる共通利用券「キュート」を購入。 大人は1,200円。

フェリーで15分、いざ桜島へ!港の近くにバス停があり、一時間ほどで名所を回れるバスに乗る。

展望台までは30分くらいだったかな。とにかく風が強いのと、停車時間が5分なので焦りながら母と順番に写真を撮る。お天気がとても良くて、開放感もあって気持ちよかった~!

フェリーは地元住民の生活の足だそうで、15分刻みで運航していてるので乗り過ごしても絶望感はない。

鹿児島へ戻り、照国神社や西郷さんの像、市立美術館に行った。

キュートは乗り降りも自由で、水族館や美術館などの割引券もついていて、かなりお得。この日の最後の方は歩くのに疲れて一駅分市電に乗ったりキュートを使い倒したぜ。


■3日目 霧島神宮

あいにくのどしゃ降りの雨からスタート。2人共に絶対に行きたかった霧島神宮へ。電車とバスを乗り継いで到着。

キャリーバックを持って長い階段は登れないので、ダメもとでバス停近くのお店に聞いてみたら快くOK!「なんて善意に溢れて優しいんだ…!」って思ったのも束の間、数百円の預り賃とのこと。そうだよね…。

伊勢神宮のように広いのかと想像していたけれど、こじんまりとしていて参拝は30分程で終了。ふと時刻表を見ると5分後にバスがくるではないか!母娘、雨の中本気で走る。(歩くと10-15分くらい掛かる)何とかセーフ。冷や汗。

1時間に1本の電車だったり、1日数本のバスだったりの乗り継ぎは「一本逃すとどうしようもない」状況。バスは支払いも東京の交通系ICカードが使えず、降りるときに小銭をぴったり準備しないと…と、普段味わうことのない緊張の連続。

無事に空港に着いた時、旅が終わったかのような安堵感があった。

最後は空港のレストランで黒豚カツカレーを食べて帰路へ。

余談だけど、ANAの機内安全ビデオの余韻が凄いので良かったらご覧あれ。

再び通らぬ一度きりの尊い道を今歩いている

初めての九州で、詳しく行き先も決めずに気の向くままに。本気・本音でぶつかりながらも、何だかんだで最後は楽しめるのも母娘だからだかもしれない。

旅の途中に通りかかった、お寺の入口に掲示してあった法語が心に響いた。食事もおいしく、自然に溢れた鹿児島でこれから進む道の尊さについて改めて考えさせられてた旅だった。


編集:アカ ヨシロウ

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