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知っててよかったハーフカットパネルの点検方法

※2023年6月2日に配信したメルマガのバックナンバーです

『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.26

皆さん、こんにちは。
アイテスの藤本です。

アイテスに来る問い合わせTOP3のひとつ。

それが最近の主流である
ハーフカットセルモジュールの点検方法です。

このパネル、
表の見た目も
裏のジャンクションボックスも
フルセルモジュールと形状が違うので
どうやって点検するのか
迷う方が本当に多いです。

今回は過去に投稿した
ハーフカットセルモジュールの
ブログを紹介します。

これを読んでいただくと
ハーフカットセルモジュールの
どこを注視すると
故障がわかるのか
ご理解いただけると思います。

▼[ブログ記事]ソラメンテでハーフカットセルの太陽光パネルは点検できますか?
https://www.solamente.biz/half-cut-cell/

ストリングチェックは
基本的に通常のフルセルモジュールと同じように
ソラメンテZを使うと、
「クラスタ断線」や「クラスタ高抵抗」の判断ができます。

しかし、電路探査で
パネルのどの部分をチェックすれば良いのかわからないという
質問が多いので、ここで簡単にご紹介します。

ハーフカットモジュールには
クラスタ回路が6つ存在します。

下の図のピンクの枠のように並んでいます。

横置きにした時に
左右に並んでいる
クラスタ回路の中央に
バイパスダイオードが付いています。

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社の製品写真を筆者が編集

パネルの電路探査は
パネルの両端部分
図の赤い○印の箇所に
ソラメンテiSのセンサーを当ててください。

↓こんな感じです。

これでどの回路が故障しているのか
特定することができます。

一度試して見てください。

※先週のメルマガでお話ししたリユースパネルの販売についてですが、
「リユースパネルの販売には古物商の許可が必要である」
とのご指摘をいただきました。

詳しくは環境省のリユースガイドラインをご確認ください。

▼環境省 「太陽電池モジュールの適正なリユース促進ガイドライン」pdf
https://www.env.go.jp/press/files/jp/116250.pdf

以後の情報発信には、より一層の注意を払ってまいります。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

太陽光パネルに異常に詳しい会社
アイテス 藤本

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