放置すると壊れるかもしれません
『太陽光パネルに異常に詳しい会社のメルマガ』vol.60
琵琶湖より愛をこめて
from 藤本 秀樹
ソラメンテでがっちりメンテ!
アイテスの藤本です。
太陽光パネルの故障を放置すると
さまざまな故障を引き起こす原因になります。
例えば、クラスタ故障を放置すると
バイパスダイオードが破損したり、パネルが焼損したりします。
火災の原因になってしまうわけです。
もちろんクラスタ故障を放置すると発電量が低下するので、
ダイレクトに売電損失につながりします。
電気を生み出すシステムなので、
故障を放置すると事故に直結してしまいます。
それを未然に防ぐためにも
日々の発電量チェックや定期点検は必須ですよね。
その点検に必要な機器も
ぜひ定期的な動作チェックを行っていただきたいのです。
実は今週、3件同じ原因による故障疑いのお問い合わせいただいております。
それは、電池の液漏れ。
点検シーズンを前に
測定器の電池の液漏れが多発しています。
電池の液漏れによるトラブルは、
特に「ソーラーパネルチェッカー ソラメンテ-iS」での発生が多いです。
ソラメンテ-iSは、
故障パネルの特定に使用していただく製品のため、
どうしても、ソラメンテ-Zと比べて、
電源を入れる機会が少ない機器になります。
そのため、電池を入れたまま車の中に入れっぱなしで
しばらく起動していない方も多いようです。
乾電池は放置していると、劣化して中の液体が漏れることがあります。
ソラメンテ-iSは電池ケースが露出しているため、
液漏れが発生すると、基板にまで付着して動作不良が起こります。
また、筐体が筒状になっているソラメンテiSは、立てて置くことがあるため、
内部で漏れた液体が蓋部分に付着して、蓋が開けられなくなることがあります。
(実際に数件起こっています。)
現場で故障パネルを特定するために、
ソラメンテiSを使おうとしても反応がない、電池替えても動かないという場合は
電池の液漏れがないか調べてみてください。
液漏れが発生した場合は、修理が必要です。
その場合はソラメンテのHPから修理のご依頼をお願いします。
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太陽光パネルに異常に詳しい会社
株式会社アイテス 藤本
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