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Solairo Cleaning Factory誕生ストーリー

「これからのクリーニング店があるべき姿とは―」
この問いから全ては始まりました。クリーニング市場は、ピークだった1992年から2019年には6割減となり、ここに来てコロナ禍の影響で市場はさらに縮小しました。

会社としてのクリーニング事業撤退も検討せざるを得ない中、原点に立ち返り、私たちにできること、やるべきことを見つめ直しました。

世界を見渡すと、地球環境が日に日に悪化し、温暖化や海洋汚染は後戻りできないところまで来ています。この状況の中、クリーニング店が貢献できること何かないか、そう考えるうちに、「未来の子どもたちのために自然環境や生活環境の改善ができるようなブランドを立ち上げる」という構想が持ち上がっのがコロナ禍の真っ只中の2020年のことでした。

考え抜いた結果、生まれたのが「環境にも人にも衣類にもやさしい自然派クリーニング」というコンセプト。言い換えると「ゼロ・ウエイスト&サステナブル」なサービスを提供するブランドです。

廃棄されるものを極力減らし資源を循環させること、環境負荷を極力抑えた持続可能な資材を使うこと、これらを実行するブランドです。

まずは最も影響力のあるものとして、日々の工場からの排水を改善するため、洗剤を環境負荷のないものに切り替えることから始め、店頭での販売方法として、必要な量を量り売り販売することに挑戦することとなりました。

その後、プラスチックハンガーを減らすことを試み、「段ボールハンガー」を開発・導入。そして今、ビニールカバーを店頭で回収し、再びビニールカバーへ戻す水平リサイクルに挑戦しています。

Solairo Cleaning Factoryは、未来の子どもたちのために、環境問題のない世界を実現させるべく、日々試行錯誤を繰り返しながら、愚直に、そして着実に実績を積み重ねてきました。

今はたったの4店舗。世界標準ブランドを目指して、歩みが始まったばかり。私たちの考える理想のモデルは、お客さまのご協力無くして成立しないと考えています。お客さま、そして協力企業さまと一緒に、Solairo Cleaning Factoryを世界標準ブランドにする目標を達成できればどんなに素敵なことだろう。

その先には環境問題のない世の中が待っていて、子どもたちが目をキラキラさせながら、思い思いの夢を追いかけている― そんな世界を実現していきたいと思っています。

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