
第5回SolairoCleaning相談室 お家のお洗濯(海外製品編)
こんにちは。Solairo Cleaning Factoryです。
ようやく秋らしい気候になり、衣替えを行った方も多いはず。みなさんいかがお過ごしですか。第5回目は近年増えてきた「海外製品の洗い方」についてお伝えします。
硬水と軟水
近年、海外製品が大量に輸入されていますがその中でもヨーロッパやアメリカ製の衣類を家庭で洗濯する際には取扱いに注意する必要があります。その理由は欧米のお水=硬水(水が衣類に浸透しにくく洗剤も溶けにくい)である為、日本の水道水=軟水(水が浸透しやすく溶けやすい)で洗うと色が出る恐れがある為です。
ご家庭で色落ちを抑える方法として市販の色止め剤や塩・お酢(水1Lに対して、塩の場合は大さじ1、酢は50mLが目安)を入れて色落ちを抑える事が可能です。ちなみにお洗濯のプロであるクリーニング屋さんであっても完全に色落ちを防ぐことが出来ない時もあります。
硬水のメリット
以上のように、欧米製品の衣類については日本のお水(軟水)とあまり相性が良くないのですが、逆に日本の製品のお洗濯に硬水を用いることは以下のようなメリットがあります!
・水あかが付きにくい。
・石けんカスが付きにくい。
・石けんの泡立ちが良い。
・石けんの洗浄力が高まる。
などです。
余談ですが軟水は素材のうまみを引き出してくれるため、料理には最適です。ダシが命の和食は、日本の水も大切な「食材」になるようです。元々ある恵まれた環境に感謝!ですね。
第5回目は「海外製品の洗い方」についてお伝えしました!少し手間は掛かってしまいますがお気に入りの洋服を大事に長持ちさせてくださいね。
Solairo Cleaning Factoryの自然派洗剤は以下のオンラインショップより購入することができます。その他不明な点がございましたら、店頭スタッフまたはSNSにてお問い合わせください。クリーニングのプロがお答えします!