♫てィんさぐぬはな

<歌 詞> 1. てィんさぐぬ花や
       爪先(ちみさち)に染(す)みてィ 
       親(うや)ぬゆし言(ぐとゥ)や 
       心(ちむ)に染(す)みり

      2. 夜(ゆる)走(は)らす船(ふに)や 
       北極(にぬふァ)星(ぶし)目当(みあ)てィ 
       我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や 
       我(わ)んどゥ目当(みあ)てィ

      3. 天(てィん)ぬ群(ぶ)り星(ぶし)や 
       読(ゆ)みば読(ゆ)まりしが
       親(うや)ぬゆし言(ぐとゥ)や 
       読(ゆ)みやならん


<歌詞訳> 1. ホウセンカの花は
       爪(つめ)先に染(そ)め
       親の言う事は
       心に染(そ)めなさい

      2. 夜走る船は
       北極星が目当て
       私(わたし)を生んだ親は
       私が目当て

      3. 天の群れ星は
       数えれば数えられるが
       親から教えられた事は
       数えられない

<解 説> 沖縄本島中部を中心に、全般(ぜんぱん)的に流布している子守う
      たです。
      沖縄の人なら老若(ろうにゃく)男女問わず、歌えます。
      子守うたとしてだけではなく、教訓歌としても親しまれています。


<遊び方> この曲には、動き方はありません。沖縄本島中部地方の写真ととも
      に情景を思い浮(う)かべてください。

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