♫さんらーうんちゅ

<歌 詞> 三郎(さんらー)うんちゅ
      尻(ちび)から 鼠(ゥえんちュ)ぬ 飛(とゥ)出(ん)じてィ 
      猫(まやー)ぬ うち喰(くヮ)てィ 
      ピヤカヤ ピヤカヤ


<歌詞訳> 三郎(さぶろう)叔父(おじ)さん 
      お尻(しり)から 鼠(ねずみ)が出てきて 
      猫が それを喰(く)った
      ピヤカヤ ピヤカヤ(ハヤシ)


<解 説> 沖縄では、年(とゥし)ぬ夜(ゆーる)(大晦日(おおみそか))  
      に生活を共にした農機具やお鍋(なべ)等にもお餅(もち)を供 
      (そな)えたといわれています。
      身近な存在(そんざい)であった屋根裏(うら)の鼠(ねずみ)に 
      も同様にお餅を供えたそうです。


<遊び方> 動・植物のうたですが、現在では、子取り鬼(おに)の遊びとして  
      うたわれます。

      鼠(ねずみ)と猫(ねこ)の役を決め、他児は輪をつくります。

      歌いながら輪を閉(と)じたり開いたりしながら鼠が猫に捕(つか
      ま)えられないように守ります。

      歌い終わったら、猫役の子どもが、鼠役の子どもを追いかけて捕ま 
      えます。

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